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タミヤ1/20 McLaren M23の製作(その2) [RacingCars]

 いまだ地味な画像が続きますが、製作中のマクラーレンM23は、モノコックを組みたてる準備として、操縦席およびフロントサスペンション付近の車体内側と車体下面、バルクヘッド周辺などにシルバーを、消火器にレッドを吹きました。
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 またモノコックと同時製作となる前後のウィングも、エッチングパーツの翼端板が2枚のパーツを貼り合わせるようになっているのでこれを組み、リアウィングも上下のパーツを接着して合わせ目を整形しました。モノコックはやはりそれなりにヒケがあるので、耐水ペーパーで表面処理をしつつの作業ではあります。また薄いグラスファイバーやアルミに見えるよう、縁になる部分は裏から少し薄くなるように削ってみました。

 このあとボディカラーの塗装ができるところまで作業を進め、基本塗装を施すとともにエンジンとミッション、サスペンションなどを製作していこうと思います。

タミヤ1/20 McLaren M23の製作 [RacingCars]

 フェラーリ126CKのデカール乾燥を待つあいだ、なにを作り始めようかと少し思案しておりました。航空機や艦船も魅力的だったのですが、やはりちょっと入れ込んでいるカーモデルをもう少しやろうと決め、選んだのがタミヤの1/20スケール、マクラーレンM23です。
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 M23は1970年代に一度作ったことがあるのですが、一昨年の暮れに久しぶりに再販され、さっそく購入しておりました。パッケージが当時のスポンサーであるマールボロタバコを想起させないためか、あまり魅力的ではないのが残念でしたが、パーツを一部改修していたり、純正エッチングパーツを同時発売したりと意欲的な内容です。
 というわけで、まずモノコックシャーシと、コクピットフェアリングやインダクションポッドなどを仮組み、整形してみました。上の画像は整形後の状態です。
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 モノコックと一体成形のフロントノーズにはフロントウィングがモールドされていますが、純正エッチングパーツに翼端板がついているので、パーツの両翼端をニッパーやナイフ、ヤスリを併用して削り落としました。同時にノーズカウルの表面処理も行いました。
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 翼端板を削り落とした状態です。右のパーツはインダクションポッドで、2パーツを貼り合わせるようになっていたので、接着面を消そうとパテを盛りました。

 いつものことですが、作業効率を考えればここでリアウィングの組み立ても進めてしまい、ボディ塗装を行うのがよいかと思うのですが、実際にどうするかは未定です。またしても「エンジン製作」の誘惑に負けるかもですw
 M23は赤白ツートンの塗り分けが必要なうえ、モノコックの表面に直にペイントされているので、コクピット内部を先に塗装してマスキングしなければならないため、塗装手順をよく考えなくてはいけないかもですね。

Ferrari126CKの製作(その10) [RacingCars]

 ルノーRE30Bのクリアコートと並行して、フジミのフェラーリ126CKにデカールを貼付しました。
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 付属のデカールはノリがやや弱く、オフセット印刷ゆえ白が若干透ける感じがしないでもないですが、フィルムが薄く丈夫で貼りやすかったです。貼るのが難しい長いストライプや、局面に貼る大判マークもほとんどないので、作業時間は短かったです。
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 デカールが乾燥するのを待つため、とりあえずカウルをシャーシに乗せてみました。自分でカットしたサイドカウルとボディカウルがすこし浮いてしまうので、対処を考えなくてはと思っております。また、この段階でサイドカウルのファスナーにシルバーを筆塗りしました。
 このあとサイドカウルをシャーシにつけたままクリアコートを行うことになるので、ロールバーと前後のホイールはまだ取りつけておりません。

 このころのフェラーリのマーキングは、312T以来のサイドカウルに小さなスポンサーロゴがずらりと並ぶ、ちょっと古めかしい感じで、私は好きです。
 このあと、デカール乾燥まで数日触れなくなるので、またしても別のキットの製作を開始しようかと思案中です。

Renault RE30Bの製作(その12) [RacingCars]

 本日はバックミラー、シートベルト、ウィンドシールドなどを取りつけ、どうにかこうにかルノーRE30Bが、とりあえず完成しました。
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 シートベルトはタミヤのシートベルトセットAを使いました。このセットは紙製シールがプリントされたベルト部分と、エッチング製のバックル類からなり、ベルトを切り出して剥がし、バックルを取りつけてからシートに接着するようになっています。
 これはさほど難しい作業ではないはずなのですが、不器用な私にはちょっと手強かったです。パーツは落とすは、バックルになかなかまっすぐベルトを差し込めないは、あげく、バックルをシートに接着後にパーツがベルトから外れ、泣きながら修復する始末w カーモデルは慎重な作業と根気ですねぇ・・・やはり。
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 今回のもうひとつの失敗は、比較的薄く細いウィンドシールドを磨いている最中に割ってしまったことです(涙。こればかりはどうしようもなく、自作するか、スペアパーツを取り寄せるか、あるいはそのままいくかしかないわけですが、今回はとりあえずそのまま低強度のボンドで接着しました。
 バックミラーはホワイトで塗装後、ハセガワのミラーフィニッシュを切り出して貼ってみました。
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 カウルを取りつけて真横から見ると、極端にシートが前寄りな、当時のF1のかっこよさが伝わってきてなかなかの満足感です。実際にはこの年のF1マシンは強烈なダウンフォースを支えるためサスペンションはガチガチ、乗り心地はサイアク、ドライバーの視点がマシン重心よりも前過ぎて操縦しにくく、ターボエンジンのハイパワーに対してシャシーは剛性不足気味というシロモノだったらしいのですけれどw
 それでも、このジェット戦闘機を思わせるフォルムは私の目に、いまもどこか魅力的であり続けております。
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 というわけで同じ年に出走したブラバムBT50と並べてみました。この年ルノーはPP10回、優勝4回、一方のブラバムはPP、優勝各1回と成績的にはルノーの方が上でしたが、これは参戦したばかりのBMWターボが不安定だったためらしく、シャシー自体はさすが前年のチャンピオンマシン、シンプルで美しいフォルムです。
 並べてみると、BT50は組み立ても塗装も今以上に稚拙で、ちょっと恥ずかしい完成度なのが残念ですw 好きなマシンなので、機会があればぜひとももう一度作ってみたいと思っています。
 それにしても、いま製作中の126CKも含め、TV放送も散発的だった1980年代前半のマシンを、いまプラモデルで作ることができるのは、ほんとうれしいところです。

Renault RE30Bの製作(その11) [RacingCars]

 クリアコートに苦心していたルノーRE30Bです。
 まだシートベルトとバックミラー、ヘッドレストを取りつけておりませんが、なんとかクルマの形になるところまで漕ぎ着けました。
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 ボディカウルをとりあえず乗せてみましたが、撮影時にちょっとずれてしまいました(汗。

 それにしてもほんとにクリアコートは難しいです。なんどが吹き重ねてようやくツヤが出た、と思っても、そのあとの「研ぎ出し」がまた、かなりの知識と経験を要求するテクニックで、素人の私は毎回ほんとに戸惑ってしまいます。
 研ぎ出しというのは、目の細かい耐水ペーパーとコンパウンドを使用して、クリアコートの柚肌になった表面やデカールの段差を消し、さらに輝きを増すために行うテクニックなわけですが、ペーパーやコンパウンドを使う際の力の加減、ペーパーの角度、コンパウンドの量、どこまで作業したら次の行程へ進んでよいのかといった目安がまだぜんぜん身に付いておらず、柚肌は消えない、磨けば磨くほどキズが増え表面が曇るwといった調子で、己の下手さにげんにょりしてしまうほどですw
 こればかりは、とにかくいろいろ試行錯誤するか、上手な方の作業を(画像や文章ではなく)実際に見学し、教えを請う以外ないのではないかと思います。クリアコートと研ぎ出しが上手にできるようになったら、カーモデルももっとぐいぐい作りたくなると思うのですけれど~><

 まぁ、しかし、とりあえずこのルノーRE30Bと、もうひとつ製作中のフェラーリ126CKだけはどうにか完成させ、そのあとのことはちょっと考えてみようと思っております。目の前で実演してくださるショップやプロのモデラーさんをみつけることができれば・・・とか甘いことを考えてしまう、今日この頃でした><

Renault RE30Bの製作(その10) [RacingCars]

 デカールを貼ったまま放置していたタミヤのルノーRE30Bにクリアコートを始めました。
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 フェラーリ126CKの基本塗装が終わったところだったので、デカールを貼付してからルノーのクリアコートに進めば効率がよかったのですが、ここ数日天候が不安定だったので、様子をみての作業進行となっておりますw
 以前のポルシェ935にはラッカークリアを使ったので、今回はウレタンと思っていたのですが、まだまだグロスの吹きつけ技術が未熟だという実感がありましたので、ともかくいまはまだ、何度も吹き重ねるラッカークリアで練習を重ねようと思い、今回もフィニッシャーズのオートクリアを使ってみました。

 グロスのクリアコートは、ハンドピースのエア圧やノズル開度、クリアーの希釈濃度、ハンドピースを動かす速さなど、きれいに吹きつけるための「ここだ!」というポイントが狭く、なかなか思うようにいかないのが現状です。
 パーツ表面がてろてろになるまで、かなり厚く吹きつけるので、使用するカラーの量も戦車や航空機を塗装するときとは段違いに多く、換気も課題かなーと思っております(汗

 ともあれクリアコートはまだ何回か重ねる必要がありそうなので、今後は時間をみつけては作業しつつ、製作中の126CKも進めていこうと思っています。
 つくりたい戦車や航空機、そして艦船もまだまだあるのですが、いまはとにかくクリアコートを上手にできるようになりたいっ、と思いこむ毎日ではありますw

Ferrari126CKの製作(その9) [RacingCars]

 フェラーリ126CKのボディカウルを塗装しました。
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 カウルはサイドを切断したためパテやヤスリで荒れていた部分を整形したのですが、下地を吹いた時点でまだ仕上がりが不十分だったため、何度がやり直しましたが、こうしてみるとまだまだです。表面処理はほんとに根気が必要な作業で、せっかちに私には向いてないことを再確認ですけれど、めげずに次回はもっと丁寧に作業したいと思います。
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 基本塗装の段階でカウルをシャーシに乗せてみました。クリアコートをする関係で、前後のウィング、ボディカウル、ホイールなどは接着しておりません。また、サイドカウルにはファスナーのモールドがあり、デカールを貼る前にこれをシルバーに塗装しようと思っております。

 このあと、デカールを貼付してクリアコート、細かい仕上げを経て完成となるわけですが、その間にルノーRE30Bのクリアコートも進めていきたいと考えています。

Ferrari126CKの製作(その8) [RacingCars]

 製作中のフェラーリ126CKは、前後ウィングの塗装とボディカウルの整形を行いました。
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 フロントウィングは翼端板を少しだけ薄く削ってから赤で塗装し、マスキングをしてシルバーを吹きました。リアウィングはパーツ状態で塗装後に組みたてています。パーツはきれいにメッキが施されていたのですが、実車の写真を見るとちょっと曇った感じのシルバーだったので、メッキを剥がしてクレオスのメッキシルバーを使ってみました。
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 ボディカウルはサイドカウルを切断した際によれた部分にパテを盛り、サーフェイサーを吹いてからヤスリで削って傷を消したり直線を再生しました。パテはポリパテとラッカーパテを併用しています。

 これでメーターパネルやステアリングといった操縦系と、バックミラーなどカウルの一部を除いて工作が完了、いよいよボディの塗装に入る予定です。

Ferrari126CKの製作(その7) [RacingCars]

 昨日塗装したアンダーカウルにモノコックとエンジン、ミッションを取りつけました。
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 まずモノコックをアンダーカウルのダボに合わせて接着し、続いてエンジンにターボを組み付けてアンダーカウルに接着、インタークーラーの位置を微調節、その後にラジエターのパイプを接着しました。実際のマシンはエンジンとモノコックがボルトで止まっているはずですが、キットでは双方をアンダーカウルに別々に接着するようになっています。前輪と後輪が苦労せずに並行になるという、作りやすさを意識した作りといえるかと思います。
 燃料タンクのすぐ後ろにある板状のパーツは、本来はエアインテークのモールドがないとおかしいのですが、工作か塗装かどうしようか思案した末、どうせ小さなカウリングで隠れる部分だし・・・と保留にしてしまいました(汗。
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 というわけで、さらにタービン、エキゾーストパイプ、ロールバー、ブレーキダクトなどを組み付けていったのが上の画像です。エンジンにはあまり目立ちませんがプラグコードを差し込んでみました。これでステアリングホイールとメーターパネルを取りつければ、車体部分は完成ということになります。

 作業も残るはホイールとタイヤ、前後のウィング、そしてボディカウルとなり、ようやくクルマの形になってきてニコニコしておりますが、考えてみればメッキパーツのウィングやボディカウルの塗装は最大の難関でもあるわけで、焦らずゆっくり進めようと思います。

Ferrari126CKの製作(その6) [RacingCars]

 製作中のフェラーリ126CKは、シャーシ部分を組み上げるべく、アンダーカウルの組み立てと塗装を行いました。
先日切断したボディカウル側面をアンダーカウル側に接着し、内側および裏面に半ツヤの黒を吹きつけたのち、マスキングを施してからサイドカウル外側を塗装しました。
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 雑誌で紹介されていたテクニックを参考に、まず最初にプラの透け防止と成形色の「染み出し」を念のために防ぐ目的で、下地としてシルバーを吹きつけ、その上からグロスのホワイト、さらにレッドと吹き重ねました。レッドは以前ハセガワの312T2のときに使ったガイアノーツのブライトレッドを今回も使ってみました。

 これで、ここまで組んできたモノコック、エンジン、ターボなどを組み上げればシャーシ部分はおおむね形になると思います。
 製作上の課題として、このあと工作時によれてしまったボディカウルの切断面をどう整形するか、フロントやリアのウィングなどに使われているメッキパーツをどう処理するかを考えつつ、作業を進めようと思います。

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