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Hasegawa 1/48 Bf109F-4の製作(その3) [WarBirds]

 先日の主翼およびエンジンカウリングの組み立てに続き、ハセガワ1/48のBf109F-4に水平尾翼を取りつけました。
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 まず、本キットにてメタルインレットで追加された胴体後部の補強板を接着。メタルインレットというのは裏面に接着剤が塗られた薄いメタルパーツで、ようするに金属製のステッカーのようなものです。接着位置は説明書と実機の写真を参照しつつ決めました。
 F型はこの補強板が追加されている機体がけっこう多いのですが、もともとのキットにこれがついていなかったのは、G型が先に開発され、そのバリエーションだったからかもしれない、と思いました。エンジンカウリングが別パーツなのもそうですし、他にもG型に依拠したモールドがいつくかみられるからです。
 逆に考えれば、先日製作したズベズダのキットも簡単にG型にできると思うのですが、同社製のBf109は現状ではF-2とF-4だけで、G型はまだ製品化はされてないように思います。
 ちなみにF型後期とG型以降はこの補強板が見えなくなりますが、なくなったわけではなくて、生産時に外板の内側に取りつけられるようになったんだそうです。
48Me109F4_065.jpg
 補強板を取りつけてから、水平尾翼を接着しました。設計時期にもよるのでしょうけれど、ハセガワの航空機キットは水平尾翼の取りつけに遊びがやや多めのものが多いように思ったので、垂れ下がったり左右で角度が違ってしまわないよう、慎重に作業を進めました。
 主翼の前縁スラット基部は、いちおう着陸姿勢で組み立てることを考えてRLM02を吹きつけておきましたが、ズベズダのキットを「全部開け」状態で製作したので、ならべて対比するのも面白いと思い、今度は全部閉じでつくろうかなと思いました。
 なので別パーツのフラップやラジエターフラップも閉状態で接着してしまいました。これはこれですっきりとスマートなBf109後期モデルのシルエットがよく観察できていいですね。

 というわけで、次回からはいよいよ塗装に入ろうと思っています。

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