SSブログ

タミヤ 1/35スケール チャレンジャー1の製作(その10) [AFVs]

 基本塗装を施したタミヤ1/35のチャレンジャー1は細かいパーツの取り付けや塗装を進めています。
Challenger1_034.jpg
 履帯を装着した車体を前方からみたところ。軟質樹脂製の履帯はよくみるとたわんでいて、鋼鉄の板を連結した感じが失われているかもしれませんが、現用戦車はスカートで隠れる部分が多いのと、たいていの場合接地面にゴムパッドがついていて、その再現性が高いこともあってこれでいいかなとも思います。
 先日書いたように、フロントフェンダーのマッドガードはダークグレーを塗った上からもういちどサイトサンドを重ねて、あとから塗った感じを出してみました。
Challenger1_036.jpg
 砲塔をとりつけたところを右側から撮影。機銃や飲料水タンク、エンジンルーム上面のゴムパットや排気口もダークグレーを塗装し、部分的にその上からもう一度ライトサンドを重ねています。
 転輪のゴムタイヤ筆塗りですが、リムの部分にグレーをつい塗ってしまうので、あとからタッチアップを施してみました。
 車体後部には英軍戦車としては珍しく車載工具が固定されています(工具箱に収められていることが多い)。これを木製の柄や金属のスコップ部分といった感じで塗り分ければ細かくなりますが、おそらく実車では工具をとりつけたまま一気にライトサンドを塗装したと思われるため、塗り分けはしませんでした。ウェザリングの時点で塗装の剥げとかを加えるとそれっぽいかもしれません。
Challenger1_038.jpg
 サイドスカートを取りつけたところを同じ角度から。キットには増加装甲を着けたサイドスカートと従来のサイドスカート用に、装着位置の異なる牽引ロープのパーツがそれぞれ付属します。

 ちなみに、チーフテンやチャレンジャーのエンジンルーム上部にコの字形に装着された黒いゴムパッドのようなパーツですが、手元に資料によると、砲身に俯角をつけて回転させた際に、車体と干渉しないよう防護するためらしいと知りました。だとすると逆に、他国の戦車にはなぜこの措置が必要ないのかに興味が湧いた次第です。

 というわけで、次回からいよいよマーキングとウェザリングの工程へと進む予定です。

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。