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タミヤ 1/35スケール チャレンジャー1の製作(その11) [AFVs]

 先日基本塗装を行ったタミヤ1/35のチャレンジャー1にウェザリングを施し始めました。
Challenger1_041.jpg
 まずエナメルシンナーで薄めたブラウンをうっすらと全体に筆で塗って、砂漠の砂が水や雨で流れたような雰囲気を加えてみました。黄色味が強い基本色を若干赤方向へ振るという効果も狙っています。
 筆は基本的には上から下へと走らせるので、かすかに雨だれのような線が入るのと、サイドスカートの増加装甲についたボルトのような突起の周辺やパネルラインを少し暗くして立体感を強調することにもなるかもしれません。
Challenger1_042.jpg
 こちらは前方からみたところ。主砲身の発射時の熱による湾曲を防ぐサーマルスリーブはベルト部分を筆で塗り分けています。
 フロントフェンダーの黒にライトストーンを重ねたゴム部分は狙ったとおりの透け具合で気に入っています。

 以前に同じタミヤのチャレンジャー2を製作した際には、イラク戦争時の写真を参考に、砂漠迷彩のライトストーンが剥がれて、その下のNATO迷彩が覗いている感じを再現しようと試みましたが、今回製作に当たって湾岸戦争の実車の写真を見たところ、上記のような剥げはほとんど見られませんでした。
 なので今回は乗員が手足で触れて擦れるような部分を除き、塗装剥離のウェザリングは行わない予定です。ということで、このあとデカールを貼り、続いて砂による汚れを再現してみたいな、と思っています。

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