タミヤ1/72 零戦三二型の製作(その8) [WarBirds]
先日クリアコートをして仕上げた零戦32型を、例によって以前に組んだ他のタイプと並べてみました。
まず一つ前の21型との比較。相違点は目立つ主翼端(左右それぞれ50cmずつ短くなった)と、エンジンが栄21型に換装され、200馬力近くパワーアップしたうえ過給器も1段から2段になり、高高度性能が向上しました。これにともないエンジンのカウリングの形状が変わっています。
この改良によって速度、上昇力、横転性能なども向上したはずなのですが、燃料タンクがやや小さくなり、航続距離は6割程度まで落ち込み、前線では不評だったようです。
こうして俯瞰で眺めると、32型は角型の主翼と21型と同じ丸い水平尾翼がミスマッチ、という印象を受けます。グラマンなどは前後とも角型なんですよねー。
そこで32型のエンジンはそのままに翼をもとに戻した22型がつくられ、その後、もういちど主翼を短くし、今度は翼端を丸く整形した52型が登場しました。上の画像は52型と32型の比較です。
興味深いのは、スピットファイアやBf109などは改良を重ねる毎に尾翼が大きくなったり、胴体が伸びたりしているのに対し、零戦は主翼とエンジンカウリング以外の形状がほとんどかわっていないことです。
エンジンのパワーアップがさほどでもなかったので必要がなかったのか、もともと比較的大面積の尾翼なので、そのままでもよかったのかは、私は知りません。
21、32、52型と並んだ姿。ここに22型も加わる予定です。こうなると1/48や1/32など、もっと大きなスケールでも零戦を作ってみたくなります。
まず一つ前の21型との比較。相違点は目立つ主翼端(左右それぞれ50cmずつ短くなった)と、エンジンが栄21型に換装され、200馬力近くパワーアップしたうえ過給器も1段から2段になり、高高度性能が向上しました。これにともないエンジンのカウリングの形状が変わっています。
この改良によって速度、上昇力、横転性能なども向上したはずなのですが、燃料タンクがやや小さくなり、航続距離は6割程度まで落ち込み、前線では不評だったようです。
こうして俯瞰で眺めると、32型は角型の主翼と21型と同じ丸い水平尾翼がミスマッチ、という印象を受けます。グラマンなどは前後とも角型なんですよねー。
そこで32型のエンジンはそのままに翼をもとに戻した22型がつくられ、その後、もういちど主翼を短くし、今度は翼端を丸く整形した52型が登場しました。上の画像は52型と32型の比較です。
興味深いのは、スピットファイアやBf109などは改良を重ねる毎に尾翼が大きくなったり、胴体が伸びたりしているのに対し、零戦は主翼とエンジンカウリング以外の形状がほとんどかわっていないことです。
エンジンのパワーアップがさほどでもなかったので必要がなかったのか、もともと比較的大面積の尾翼なので、そのままでもよかったのかは、私は知りません。
21、32、52型と並んだ姿。ここに22型も加わる予定です。こうなると1/48や1/32など、もっと大きなスケールでも零戦を作ってみたくなります。
コメント 0