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F4U-1Dの製作(その4) [WarBirds]

 製作中だったF4U-1Dコルセアは、いよいよ仕上げの段階に入りました。まず、コクピットに乗せるパイロットの組み立てと塗装です。

F4U1D_08.jpg

 このパイロットフィギュアは風防に左手をかけ、後ろを振り返っているポーズです。キットのパッケージどおりに組み立てると、甲板上で航空機を牽引するモトタグがコルセアの尾輪を引っ張っており、パイロットはそれを確認している感じになります。
 改造はとくにせず、塗装はシタデルカラーで行いました。パイロットスーツは淡いベージュなので、KhermiBrownをベースにKommand0Khakiでハイライト、シートベルト類は同じくKhermiBrownをベースにこちらはBleachedBoneでハイライト、飛行帽とグローブはKhermiBrownにDevlanMudでウォッシングしただけ。救命胴衣はIyandenDarksun、ゴーグルは黒にグレーのハイライトを入れました。
 顔はいつもミニチュアゲーム用のモデルでやるのと同じ、TallarnFlesh>OgrynFlesh>DwarfFlesh>ElfFlesh
の重ね塗りですが、1/48スケールの顔はかなり小さいので、白目は少なめに、黒目は後ろを見ている感じに仕上げてみました。この大きさですとムラムラに見えますが、少し離れるといい感じです。

F4U1D_09.jpg

 ペイントしたパイロットを、デカールを貼りウェザリングを施した機体に乗せてみました。ウェザリングは当時の写真を見たところ、燃料タンクのあるコクピット前方と人が乗り降りする主翼付け根付近が特に汚れているようだったので、おそらくオイル汚れに埃が付着し、そこに人が触れるんだろうと推測、エナメルのブラウンでウォッシングしたのちに砂系のピグメントをこすりつけています。
 マーキングは第214海兵戦闘機隊で、以前製作したA-4Mと同じ部隊です(まだブラックシープとは呼ばれていませんが)。この69号機の写真もあったので参照し、主翼および尾翼そしてカウリングの前縁や、燃料タンク付近のパネルライン沿い、さらにフラップの縁の部分などに塗装の剥がれが見られたので、タミヤエナメルの銀を書き込んでみました。
 また、開いたカウルフラップの隙間部分にも埃汚れのようなものがみえるので、ここもピグメントを擦り込んでいます。

F4U1D_10.jpg

 せっかくなので、アキュレイトミニチュア製の空母甲板のエレベータ部分を模したベースに乗せて写真を撮りました。これはイラストボードに印刷された画像シートを貼っただけの簡単なものですが、ちょっといい雰囲気になりますね。
 アンテナ間に張られた空中線は気が向いたらとりつけてみようかなと思っておりますw。
 主翼下にはドロップタンク2本(実機の画像では1本しか搭載しておりませんがw)と5インチロケット弾8発を搭載した戦闘爆撃機状態にしました。実際にはこの機体は空母フランクリンに配備され、沖縄戦の初期に日本海軍の銀河攻撃機に直撃弾を食らって炎上し、戦線離脱をしておりますが^^;

 このF4U-1Dコルセアは戦闘爆撃機タイプで1945年初頭に配備されはじめました。海兵隊はこの手の小型攻撃機を重宝していたようで、その後もA-4やAB-8といった小型機を対地支援機として運用し続けております。本機自体も長命で、第二次大戦前から開発されていた古い機体にもかかわらず、エンジンを改良して朝鮮戦争まで使い続けられました。
 朝鮮戦争時代の米空母は、ジェット戦闘機F9FとF2H、レシプロ戦闘攻撃機F4U、レシプロ攻撃機ADなどを運用していたようです。せっかくF4UとA-4Mが同じ部隊のマーキングになったので、今後つくろうと思っているAV-8B+も~、と思うのですがキットには該当するブラックシープのデカールが入っておりません。これは探すシカ?w

タグ:F4U-1D
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