SBD-3の製作 [WarBirds]
今週は仕事が以前にも増して忙しくw、更新がすっかり滞っておりました。遅れた理由はもうひとつあるのです・・・。
先日コルセアをつくったあと、次はなにを~、と漠然と考えていましたが、ずいぶん前に購入したアメリカはアキュレイトミニチュア社の1/48スケールキット、ダグラスSBD-3ドーントレスにいよいよ取りかかろうと決心しました。
そこまではよかったのですが、説明書を熟読すると、どうも最初に取りかかるべきコクピットの、パイロット用のインストゥルメントパネル(計器板ですね)がクリアパーツで整形されていて、さらにそのパーツにはラダーペダルもモールドされており、同時に組み込まないと他のパーツがつけられない状態であることが判明。
私はコクピットは概ね組み上げてから塗装するのですが、ここままではクリアパーツのメーター部分を塗りつぶしてしまうなぁと思い、その解決法をあれこれ悩んでいたわけです。おかげで手は進まず、ブログは更新できず、仕事は妨げられることなく順調に進んだw、というわけでした。
ダグラスSBDドーントレスは、1940年ごろから配備され太平洋戦争終結まで使われた米海軍の急降下爆撃機で、SBというのは「索敵爆撃機」という意味です。実戦初参加は珊瑚海海戦で、その後ミッドウェー海戦やソロモン諸島をめぐる戦いで活躍、1944年以降はカーチスSB2Cヘルダイバーに逐次更新されていきますが、対戦末期まで使われ続けました。
設計は以前製作したA-1スカイレイダーやA-4スカイホークと同じエド・ハイネマン。小柄な機体ながら日本の99艦爆の2倍近い1000ポンド爆弾を搭載でき、最高時速は約400キロだったそうです。ガダルカナル島攻防戦の初期に日本のエースである坂井三郎氏を後部銃座による射撃で負傷させたことでも知られております。
というわけで結局、コクピット製作の解決法はシンプルにぜんぶ組み上げてからメーター部分をマスキングして機内色をスプレー、という手順に落ち着きましたw。
上の画像は塗装直前まで各パーツを組み上げた状態です。このメーカーのキットは細かいディテールをとにかくプラパーツのみで再現することにこだわっていて、私は好きなのですが、とにかく細かいパーツが多くて慎重になります。説明書にもご丁寧に「ここはピンセット必須」などと書いてあったりします。
その説明書ですが、英語で非常に詳しい手引きが書かれています。これは親切で組み立てやすいですし、各パーツが番号だけでなく「着艦フックレバー」とか「後部銃手のフットレスト」とか説明があって、勉強になります。 またパイロットの計器板にしまい込まれているスライド式の海図机の説明では「航法に夢中になるあまり操縦がおろそかになって失われた機体は数知れず」などとトリビアまで書かれている親切さw。つくっていて楽しくなるこうした解説書はうれしいですね。
実は、同社のTBFアベンジャーは、安さを理由にイタレリのOEM版を買ったのですが、ヨーロッパは多言語社会なので、イタレリのような欧州メーカーの説明書では文字をなるべくつかわず図版だけになっていることが多いです。これはしかたのないことと思いますが、アキュレイト版を買って説明が読みたかったなー、とちょっと思ったりしてw。
(追記:さきほどアキュレイトミニチュアのサイトを覗いたら、TBFの組立説明書のPDFファイルを発見しました! ばんじゃーい ヽ(´―`)ノ です。)
というわけで、コクピットさえちゃんと組み立てられれば、あとはサクサク進むと期待して作業を進めたいと思います。あ、ドーントレスの場合、フラップ兼用のダイブブレーキという難物がまだありましたっ^^;
先日コルセアをつくったあと、次はなにを~、と漠然と考えていましたが、ずいぶん前に購入したアメリカはアキュレイトミニチュア社の1/48スケールキット、ダグラスSBD-3ドーントレスにいよいよ取りかかろうと決心しました。
そこまではよかったのですが、説明書を熟読すると、どうも最初に取りかかるべきコクピットの、パイロット用のインストゥルメントパネル(計器板ですね)がクリアパーツで整形されていて、さらにそのパーツにはラダーペダルもモールドされており、同時に組み込まないと他のパーツがつけられない状態であることが判明。
私はコクピットは概ね組み上げてから塗装するのですが、ここままではクリアパーツのメーター部分を塗りつぶしてしまうなぁと思い、その解決法をあれこれ悩んでいたわけです。おかげで手は進まず、ブログは更新できず、仕事は妨げられることなく順調に進んだw、というわけでした。
ダグラスSBDドーントレスは、1940年ごろから配備され太平洋戦争終結まで使われた米海軍の急降下爆撃機で、SBというのは「索敵爆撃機」という意味です。実戦初参加は珊瑚海海戦で、その後ミッドウェー海戦やソロモン諸島をめぐる戦いで活躍、1944年以降はカーチスSB2Cヘルダイバーに逐次更新されていきますが、対戦末期まで使われ続けました。
設計は以前製作したA-1スカイレイダーやA-4スカイホークと同じエド・ハイネマン。小柄な機体ながら日本の99艦爆の2倍近い1000ポンド爆弾を搭載でき、最高時速は約400キロだったそうです。ガダルカナル島攻防戦の初期に日本のエースである坂井三郎氏を後部銃座による射撃で負傷させたことでも知られております。
というわけで結局、コクピット製作の解決法はシンプルにぜんぶ組み上げてからメーター部分をマスキングして機内色をスプレー、という手順に落ち着きましたw。
上の画像は塗装直前まで各パーツを組み上げた状態です。このメーカーのキットは細かいディテールをとにかくプラパーツのみで再現することにこだわっていて、私は好きなのですが、とにかく細かいパーツが多くて慎重になります。説明書にもご丁寧に「ここはピンセット必須」などと書いてあったりします。
その説明書ですが、英語で非常に詳しい手引きが書かれています。これは親切で組み立てやすいですし、各パーツが番号だけでなく「着艦フックレバー」とか「後部銃手のフットレスト」とか説明があって、勉強になります。 またパイロットの計器板にしまい込まれているスライド式の海図机の説明では「航法に夢中になるあまり操縦がおろそかになって失われた機体は数知れず」などとトリビアまで書かれている親切さw。つくっていて楽しくなるこうした解説書はうれしいですね。
実は、同社のTBFアベンジャーは、安さを理由にイタレリのOEM版を買ったのですが、ヨーロッパは多言語社会なので、イタレリのような欧州メーカーの説明書では文字をなるべくつかわず図版だけになっていることが多いです。これはしかたのないことと思いますが、アキュレイト版を買って説明が読みたかったなー、とちょっと思ったりしてw。
(追記:さきほどアキュレイトミニチュアのサイトを覗いたら、TBFの組立説明書のPDFファイルを発見しました! ばんじゃーい ヽ(´―`)ノ です。)
というわけで、コクピットさえちゃんと組み立てられれば、あとはサクサク進むと期待して作業を進めたいと思います。あ、ドーントレスの場合、フラップ兼用のダイブブレーキという難物がまだありましたっ^^;
2010-04-10 01:15
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