F3H-2デーモンの製作(その1) [WarBirds]
たいへん作りやすかった1/48スカイレイダーで自信をつけた私は、いよいよ脈々と続いている「VF-31ヒストリー」シリーズ最大の難関と云われている(誰が?w)マクダネルF3Hデーモンの製作にとりかかりました。
F3Hデーモンは、先日製作したF2Hバンシーの後継機としてマクダネル社が開発した単発ジェット艦上戦闘機です。1948年頃から開発が始まり、初期型のF3H-1はエンジンの出力不足などで死亡事故を多発し前途多難といわれましたが、エンジンを換装し主翼を大きくしたF3H-2はなんとかものになり、1955年ごろから部隊配備が始まりました。
F3H-2にも前、中、後期型がありF3H-2N、F3H-2M、F3H-2と進化していきます。普通形式名の最後に付くサブタイプのアルファベットは、最初は無印で後に機能が追加されてつけられることが多いのですが、この機体の場合は、最初がレーダー搭載ゆえの「N=夜間戦闘機」、次がレーダー誘導ミサイル搭載ゆえに「M=ミサイル運用機」とされ、最後に「レーダーも誘導ミサイルもあたりまえですがなにか?」というわけで無印となったそうですw。
今回製作するのは最後の型である無印F3H-2。VF-31にはF3H-2Nと交代して、1950年代の終わりごろからデーモン後継機であるF-4ファントムIIに変わる1963年ごろまで使われました。
よく知らないのですが、このキットはイギリスのポケットボンドという会社のエマーというブランドから20年ほど前に出たもののようで、いま手に入る1/72のデーモンのインジェクションキットとしては(たぶん)唯一のものだと思います。
このキットを製作するにあたって、いろいろな方のブログ製作記や画像資料などを検索したのですが、どうも一筋縄ではいかないキットのようで、いままで二の足を踏んでおりました。
箱を開けて思うのは、なんだか波打ったようなパネルラインと、ゆる~い感じのモールドとデカール。確かにこれは・・・^^;
というわけで、まずは胴体と主翼のでこぼこをならすべく、全体に耐水ペーパーをかけました。このキットを製作したからのなかには、パネルラインを全部瞬間接着剤で埋めて掘り直したという人もいらっしゃったようで、「それは難しそう」と思っていたのですが、ペーパーをかけて表面を平らにしてみると意外といい感じになったので、私基準ではこれでいいや、ということにしました。
仮組みをしてみるとパーツ同士の合いはそれほど悪くないようです。キャノピーと胴体が合わないという記述もみかけましたが、こちらも私基準では合格ということにしちゃいます。緩いのはもしかして私本人だったかもw。
というわけでまずはコクピットの製作。キットのパーツは真にあっさりしているので、ハナンツのエッチングパーツが手に入ったので使ってみました。いい感じです。射出座席のレール部分にはそれっぽく穴を開けてみました。
続いて機体の組み立て>塗装と進むわけですが、1/72ですし私の技量の問題もあるので、あまりこだわらずにとにかく完成を目指したいと思います。
F3Hデーモンは、先日製作したF2Hバンシーの後継機としてマクダネル社が開発した単発ジェット艦上戦闘機です。1948年頃から開発が始まり、初期型のF3H-1はエンジンの出力不足などで死亡事故を多発し前途多難といわれましたが、エンジンを換装し主翼を大きくしたF3H-2はなんとかものになり、1955年ごろから部隊配備が始まりました。
F3H-2にも前、中、後期型がありF3H-2N、F3H-2M、F3H-2と進化していきます。普通形式名の最後に付くサブタイプのアルファベットは、最初は無印で後に機能が追加されてつけられることが多いのですが、この機体の場合は、最初がレーダー搭載ゆえの「N=夜間戦闘機」、次がレーダー誘導ミサイル搭載ゆえに「M=ミサイル運用機」とされ、最後に「レーダーも誘導ミサイルもあたりまえですがなにか?」というわけで無印となったそうですw。
今回製作するのは最後の型である無印F3H-2。VF-31にはF3H-2Nと交代して、1950年代の終わりごろからデーモン後継機であるF-4ファントムIIに変わる1963年ごろまで使われました。
よく知らないのですが、このキットはイギリスのポケットボンドという会社のエマーというブランドから20年ほど前に出たもののようで、いま手に入る1/72のデーモンのインジェクションキットとしては(たぶん)唯一のものだと思います。
このキットを製作するにあたって、いろいろな方のブログ製作記や画像資料などを検索したのですが、どうも一筋縄ではいかないキットのようで、いままで二の足を踏んでおりました。
箱を開けて思うのは、なんだか波打ったようなパネルラインと、ゆる~い感じのモールドとデカール。確かにこれは・・・^^;
というわけで、まずは胴体と主翼のでこぼこをならすべく、全体に耐水ペーパーをかけました。このキットを製作したからのなかには、パネルラインを全部瞬間接着剤で埋めて掘り直したという人もいらっしゃったようで、「それは難しそう」と思っていたのですが、ペーパーをかけて表面を平らにしてみると意外といい感じになったので、私基準ではこれでいいや、ということにしました。
仮組みをしてみるとパーツ同士の合いはそれほど悪くないようです。キャノピーと胴体が合わないという記述もみかけましたが、こちらも私基準では合格ということにしちゃいます。緩いのはもしかして私本人だったかもw。
というわけでまずはコクピットの製作。キットのパーツは真にあっさりしているので、ハナンツのエッチングパーツが手に入ったので使ってみました。いい感じです。射出座席のレール部分にはそれっぽく穴を開けてみました。
続いて機体の組み立て>塗装と進むわけですが、1/72ですし私の技量の問題もあるので、あまりこだわらずにとにかく完成を目指したいと思います。
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