引き続き穴埋め企画。日米戦闘機編 [WarBirds]
前回に続いて、過去に製作した1/72スケールのレシプロ戦闘機のプラモデルをご紹介。
今回は日米の海軍機です。左はハセガワの1/72紫電改、右が中国のメーカーであるホビーボスが近年発売したF4F-4ワイルドキャットです。
紫電改は川西製作所が設計した水上機である強風のフロートを外して戦闘機とした紫電を(翼を中翼から低翼にするなど)さらに改良したもので、大戦末期の本土防空に主に使用されました。日本海軍機としてはおそらく零戦に次ぐ人気機種で『紫電改のタカ』というマンガにもなっております。
第二次大戦における戦闘機には大きくわけて1000馬力級、1400馬力級、2000馬力級がありますが、紫電改は(実戦投入されなかった烈風を除けば)日本海軍唯一の2000馬力級戦闘機で、米軍の最新型と互角に渡り合えたといわれております。
一方、F4Fワイルドキャットは、グラマン社の設計による零戦と同時期に登場した艦上戦闘機で、画像のF4F-4は最初の量産型だったF4F-3に主翼折りたたみ機構を装備し武装を強化、さらにエンジンを二段過給器タイプにしたものです。
戦記物では零戦のいいカモとして扱われているワイルドキャットですが、実はこの機体が登場したころには零戦は活躍のピークを過ぎており、実際にはいわれているほど一方的な戦いではなかったようです。
キットは両方とも部品点数も少なく、気軽に作れます。F4Fは上面ブルーグレー、下面ライトグレイの大戦初期のスキームですが、ブルーグレーは青みの少ない明るい色調でペイントしました。
紫電改は上面が濃緑、下面が無塗装で、日本機によく見られる塗装の剥がれ(チッピング)を、マスキングゾルとペイントで表現してみました。
カラーは紫電改がGSIクレオスの油性アクリル、F4Fはハナンツの水性アクリルを用いました。
私はメッサーシュミットの持つ機能美やスピットファイアや零戦の優雅さももちろん好きですが、実はワイルドキャットや紫電改のようなずんぐりした機体のファンです。というわけでF4Fと同じホビーボスから出ているF6Fヘルキャットも購入済みなので、近々作りたいなと思っております。
とはいっても、航空機モデルは保管に場所を食うので、なかなかガンガンつくるのは気が引けてしまうんですけれど。
今回は日米の海軍機です。左はハセガワの1/72紫電改、右が中国のメーカーであるホビーボスが近年発売したF4F-4ワイルドキャットです。
紫電改は川西製作所が設計した水上機である強風のフロートを外して戦闘機とした紫電を(翼を中翼から低翼にするなど)さらに改良したもので、大戦末期の本土防空に主に使用されました。日本海軍機としてはおそらく零戦に次ぐ人気機種で『紫電改のタカ』というマンガにもなっております。
第二次大戦における戦闘機には大きくわけて1000馬力級、1400馬力級、2000馬力級がありますが、紫電改は(実戦投入されなかった烈風を除けば)日本海軍唯一の2000馬力級戦闘機で、米軍の最新型と互角に渡り合えたといわれております。
一方、F4Fワイルドキャットは、グラマン社の設計による零戦と同時期に登場した艦上戦闘機で、画像のF4F-4は最初の量産型だったF4F-3に主翼折りたたみ機構を装備し武装を強化、さらにエンジンを二段過給器タイプにしたものです。
戦記物では零戦のいいカモとして扱われているワイルドキャットですが、実はこの機体が登場したころには零戦は活躍のピークを過ぎており、実際にはいわれているほど一方的な戦いではなかったようです。
キットは両方とも部品点数も少なく、気軽に作れます。F4Fは上面ブルーグレー、下面ライトグレイの大戦初期のスキームですが、ブルーグレーは青みの少ない明るい色調でペイントしました。
紫電改は上面が濃緑、下面が無塗装で、日本機によく見られる塗装の剥がれ(チッピング)を、マスキングゾルとペイントで表現してみました。
カラーは紫電改がGSIクレオスの油性アクリル、F4Fはハナンツの水性アクリルを用いました。
私はメッサーシュミットの持つ機能美やスピットファイアや零戦の優雅さももちろん好きですが、実はワイルドキャットや紫電改のようなずんぐりした機体のファンです。というわけでF4Fと同じホビーボスから出ているF6Fヘルキャットも購入済みなので、近々作りたいなと思っております。
とはいっても、航空機モデルは保管に場所を食うので、なかなかガンガンつくるのは気が引けてしまうんですけれど。
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