バンダイ1/100 RB-79ボール

　製作中のP-40のデカールが乾くまで、なにを作ろうかしらと思案していたのですが、未塗装のガンプラを発掘したので、色を塗ってみましたｗ。

　キットはバンダイのマスターグレードと呼ばれる1/100スケールのシリーズです。
　数年前に購入し、仮組みと称し、塗装は気が向いたらと思って気軽に組み立てたのですが、多色成型のおかげで、組んでみると「このままでもいいんじゃないか」と思い始めてしまい、そのまま放置しておりました。
　で、最近急に色を塗ってみたくなり、パーツを再度バラし、何色で塗装するか思案しつつ作業を開始したわけです。

　RB-79ボールは、1979年に放送されたガンダムの最初のシリーズ、通称「ファースト」に登場する廉価版モビルスーツで、地球連邦軍の数合わせのために、作業用ポッドをベースに急遽量産されたという設定でした。
　キットは心臓部である内郭にトラス状のサブフレームを介し、外郭の装甲板を取りつけるという構造になっています。劇中でこの内郭が描写されるシーンはなく、構造はバンダイのスタッフによる独断なわけですがｗ、ゆえに何色に塗ろうと私の勝手、ということにｗ
　そこで、いろいろ考えて、サブフレームは金属色にしたらかっこよかろうと思い、ガイアノーツのスターブライドブラスを使ってみたのですが、思いのほか玩具っぽくなってしまいましたｗ。
　これはあれです、超合金ロボットや変身サイボーグ1号、ミクロマンといった少年時代の刷り込みが無意識に・・・？ｗ

　気を取り直して外郭の塗装に・・・。
　劇中のボールはかなり青みの強いグレーで塗られているように見えるのですが、この青色がもともとの色なのか、宇宙空間ゆえに画像の波長が長くなっているのかはわかりません。キットは劇中のそのままではなく、デザイナー、カトキハジメ氏のリファインしたバージョンになっていて、塗装指定もナチュラルなライトグレーで塗るように指示されていました。
　しかし、すでに脳内は中学生に戻っている私は、青みを強調しようと思い込んでおり、いろいろ試した末に、先日P-40の機体下面に使ったエイザーブルーがいい感じ、ということで、クレオスのエイザーブルーにライトグレーを30%ほど加え、隠し味に「色の素」のマゼンタをほんの一滴足したものを吹きつけました。

　塗装してから組み立ててみると、意外とムラムラになっていてがっくし。補正をしつつ、このあと細部を塗っていく予定です。同時に、頭の上にのっかる主砲も塗装しようと思います。
　ひさしぶりのガンプラも悪くないというか、なかなか楽しいです。