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ダークエルダー・クロノスペニテントエンジンの製作(その3) [ウォーハンマー40000]

 先日からペイントを再開したWarhammer40000というミニチュアゲームに登場するダークエルダーという種族のクロノスと、新たに購入したプラ製のサキュバスですが、とりあえずはクロノスの方を仕上げのところまで進めてみました。
cronos013.jpg
 クロノスはダークエルダーの錬金術師のような方がデザインした半分生物、半分機械の怪物で、反重力で浮いたままゆっくりと移動するんだそうです。
 ウォーハンマー40000というのは人類同士あるいは人類と異星人が1万年も延々宇宙で戦争を続けているという暗い設定で、それぞれの種族にもちょっと暴力フェチみたいなところがあるのですが、ダークエルダーの場合は「苦痛と快感」がテーマのようです。
 ダークエルダーはどうも、苦痛を与えるのも受けるのも好きみたいで、コルセットで身体を締めつけたり、視力を奪ったりは当たり前、サイボーグになるのも戦闘能力を高めると同時に、肉体的苦痛を追求しているフシもあります。
 なかには「体内の骨をぜんぶ抜いて軽量樹脂に置き換えたら、翼で飛べるようになったヨ」とかいう部隊がいたりもしますが、クロノスもそのひとつで、改造されすぎてなんだかわからないものになってしまった巨人のような生物、という感じです。
cronos011.jpg
 横から見たところです。空中を移動中というポーズで触手が後ろにたなびいているのがわかります。今回はちょっと生っぽい雰囲気を追求しようと思い、触手や胴体は普通のミニチュアを塗るときに使うのと同じ肌色を使ってみました。
 ただ、やはりちょっとグロテスクにしたいので、血が滲んでいる感じというか「肉質」っぽさを狙ってみています。ベースの肌色に肌色用のウォッシュで影をつけ、ハイライトの肌色を2色重ねたうえで、さらに金属が埋め込まれたり金属で引っ張られたりしている部分に赤のウォッシュを使っています。
 これでややなまめかしい雰囲気になったのですが、触手の部分は「タコの桜煮」のようになってしまいました。これはこれでおいしそうかもですが。
 手足に相当する触手は、尻尾のような骨の節がモールドされ、それとチューブのような部分が金属のツメで連結されているように見えます。そこで、ツメは金属、チューブは血管のような感じに塗り分けてみました。
 胴体はところどころにボルトが埋め込まれ、背骨は胴体を突き破って背中を覆う殻の部分で湾曲しています。
殻の裏側からは4本の鎖が伸びて、皮膚をフックで引っかけて引っ張っています。こうしたところは血が滲んだ感じにしてみました。

 肌色の塗装はなるべくきれいなグラデーションが出るよう、塗料をほんの少しずつ筆に含ませ、広く伸ばすように塗り、それを何層も重ねることで部分的に少しずつ明るさを変えてみました。
cronos012.jpg
 こちらは後ろから見たところ。お尻の部分に就いている丸いパーツは敵を惑わせる音波だかなんだかを発するアンテナのようなもの。ちょっと設定忘れかけてますが、パッケージの作例を参考に緑に光っている感じを狙ってみましたがこれ難しいですね。もっと時間をかけるべきだと反省しています。
 身体にくっついているタンク類やパイプは毒の緑と血の赤をイメージして塗り分け、甲殻にはさまざまな色の光線が縁に沿って走っているような模様を描きました。これは以前にヴィークルを塗装したときに用いたのと同じです。

 ここまで胴体の下側はあまりちゃんとお見せしていませんが、これは次回に。

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