Quatre Batailles en Espagneの翻訳 [ウォーゲーム]
少し前に購入していたLegion Wagamesから発売されているナポレオン戦争を題材にしたウォーゲーム、Quatre Batailles en Espagneの専用ルールを翻訳しました。
本作は、Vive l'Empereurと銘打たれた連隊規模でナポレオン戦争の各会戦を再現する戦術級のシリーズに含まれる1作で、上の画像のパッケージに記載されているように、オカーニャ、サラマンカ、ヴィットリア、そしてソラウレンの4会戦が含まれています。
いずれもイベリア半島を部隊に1807~1814年まで繰り広げられた「半島戦役」と呼ばれるフランス軍 vs. 英葡西連合軍の諸戦役で発生した戦いです。
半島戦役はナポレオン戦争の帰趨に大きな影響を及ぼした重要な戦いなのですが、それぞれの会戦が中央ヨーロッパの大会戦に比べると小規模で、しかもどれかひとつの戦いが戦争の流れを決める決戦になったわけでもなく、さらにナポレオン戦争の「主役」であるナポレオン自身がほぼ登場しない、という理由からか、日本では関連書籍も少なく、日本語でプレーできるウォーゲームもあまりないようです。
しかしこの戦役を率いたウェリントン公アーサー・ウェルズリーの母国イギリスを始め、各国の学者によって多数の文献が出版され、これをあつかったウォーゲームも多数あり、いまも増えつつあるといえると思います。
このシリーズはもともとデザイナーがフランス人で、貼付されているルールもフランス語を英語に訳したもののようで、ところどころ「and」とすべきところが「et」のままになっていたり、Vittoriaのように英語では吃音を同じアルファベットを重ねているところがフランス語では重ねない、など表記の揺れが見られ、さらに全体的にはちょっと読みにくい文章になっていて訳すのには苦労しました。
しかし、The GamersのNBSもそうですが、個人的には「連隊規模の会戦級」はプレーしやすくかつおおざっぱになりすぎない、いい縮尺だと思っているので、ぜひともプレーしてみたいと思いがんばって訳しました。
また推敲や校正を行っていないので、完成ではないのですが、プレーに備え図表類を複製したり、カウンターの切断も行いました。
ソロプレーあるいは対戦を重ねて、誤訳をただし、表記の精度を上げていければよいかな、と思っています。
本作は、Vive l'Empereurと銘打たれた連隊規模でナポレオン戦争の各会戦を再現する戦術級のシリーズに含まれる1作で、上の画像のパッケージに記載されているように、オカーニャ、サラマンカ、ヴィットリア、そしてソラウレンの4会戦が含まれています。
いずれもイベリア半島を部隊に1807~1814年まで繰り広げられた「半島戦役」と呼ばれるフランス軍 vs. 英葡西連合軍の諸戦役で発生した戦いです。
半島戦役はナポレオン戦争の帰趨に大きな影響を及ぼした重要な戦いなのですが、それぞれの会戦が中央ヨーロッパの大会戦に比べると小規模で、しかもどれかひとつの戦いが戦争の流れを決める決戦になったわけでもなく、さらにナポレオン戦争の「主役」であるナポレオン自身がほぼ登場しない、という理由からか、日本では関連書籍も少なく、日本語でプレーできるウォーゲームもあまりないようです。
しかしこの戦役を率いたウェリントン公アーサー・ウェルズリーの母国イギリスを始め、各国の学者によって多数の文献が出版され、これをあつかったウォーゲームも多数あり、いまも増えつつあるといえると思います。
このシリーズはもともとデザイナーがフランス人で、貼付されているルールもフランス語を英語に訳したもののようで、ところどころ「and」とすべきところが「et」のままになっていたり、Vittoriaのように英語では吃音を同じアルファベットを重ねているところがフランス語では重ねない、など表記の揺れが見られ、さらに全体的にはちょっと読みにくい文章になっていて訳すのには苦労しました。
しかし、The GamersのNBSもそうですが、個人的には「連隊規模の会戦級」はプレーしやすくかつおおざっぱになりすぎない、いい縮尺だと思っているので、ぜひともプレーしてみたいと思いがんばって訳しました。
また推敲や校正を行っていないので、完成ではないのですが、プレーに備え図表類を複製したり、カウンターの切断も行いました。
ソロプレーあるいは対戦を重ねて、誤訳をただし、表記の精度を上げていければよいかな、と思っています。
2016-04-18 09:39
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