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OCSの新作Beyond the Rhine(MMP)(その9) [ウォーゲーム]

 引き続き、MMP社のOCS最新作Beyond the Rhineですが、ドイツ軍装甲部隊の次はドイツ軍歩兵部隊のユニットカウンターを紹介します。
BtR_units015.jpg
 本作の両陣営の戦力比ですが、単純に歩兵師団の数ということでは連合軍が米軍42個師団、英連邦軍11個師団、自由フランス軍8個師団の合計61個師団(師団カウンターのみ、空挺を除く)です。
 対するドイツ軍は107個師団、師団数では連合軍の2倍近い部隊が登場することになります。もちろん個々の戦力的には連合軍に対して劣っているうえ、これらの部隊が一斉に現れるわけではなく、増援が登場するまえに壊滅した師団が再建されないという状況もままあったでしょうから単純には計算できませんが、当時の総司令部レベルでは、各師団の戦闘力を考慮せずに「まだ負けてない」的な楽観が生じるのもわからないでもないかも?

 上の画像には4個の旅団または連隊規模の部隊が含まれていますが、そのなかに「特殊部隊」の兵科記号を有する第150旅団がおりました。これは武装SSや空軍の降下猟兵、陸軍の特殊部隊兵などを寄せ集めてアルデンヌ攻勢に投入された部隊です。
 史実ではM10に偽装したパンターや、鹵獲M4、グリーンに塗装し白星をつけたIII号突撃砲などを装備していたようですが、本作では装甲部隊としては扱われておりません。ただし移動モードの許容移動力は14装輪移動ポイントなので、いちおう自動車化部隊ではあります。

 歩兵師団はぜんぶで116個ですが、4ステップある師団でも戦力は16または14、大戦初期に20以上あっただけに20~30パーセントの戦力減という感じです。なかには3ステップで戦力12、2ステップで戦力8などというソ連赤軍なみの編成の部隊もおります。
 兵科記号の上にVGと記載されているのは国民擲弾兵師団ですが、これに関する特別なルールがあるわけではなく、単に名称の違う歩兵師団です。
 アルデンヌ構成時に戦力の大きい師団として期待された第26国民擲弾兵師団は戦力14とほかとあまり変わりませんが、ARが4になっていて差別化され(第6SS装甲軍戦区にいた第12国民擲弾兵師団もAR4)、貴重な攻撃戦力となりそうです。
 師団名が番号ではなく固有名になっている部隊もいくつか登場しますので、これについてはいずれ個別に調べてみたいと思います。略語表を見ても全部は出ていないのでちょっと時間かかるかもですが。

 また、ドイツ軍の歩兵師団は番号によって動員の時期が異なるので、それが装備や練度の参考になったりする一方で、大戦後期には新編成の師団が壊滅した部隊の名称を引き継いだりしていて混乱の原因にもなったりするため、調べ始めるとなかなか(場合によっては装甲部隊以上に)奥が深いです。

 そんなわけで、次回はさらに興味深い、というかいろいろ複雑な空軍と海軍の地上部隊、ならびに武装SSの歩兵部隊をご紹介します。

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