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BAR PrimerのLearning Moduleを始めてみる(その3) [ウォーゲーム]

 BARラーニングモジュールは先日の課題その2が未解決なのですが、とりあえずそれは保留にして先へ進もうと思います。今回は騎兵縦隊の移動です。
bar_module007_02.jpg
 課題その3「騎兵ユニット1個を行軍縦隊でヘクス1823に置き、3回の移動で3714へ進入し横隊に隊形変更する」前回の延長横隊の圧縮に続いて、今度は縦隊から横隊への隊形変更を覚えます。
bar_module007_03.jpg
 移動そのものは難しくなく、出発地点から目的地まではほぼまっすぐ。横隊と違い行軍縦隊はヘクスの辺に正面を向けるので、ジグザグに進む必要もありません。
 行軍縦隊は開豁地でも1/2MP/ヘクスで移動できるため、けっこう遠そうに見える目的地「Melle」の村ですが、意外とはやく到達できました。
 1回目の移動では、道路行軍縦隊ではないため道路は使用できないので、湿地の移動コスト(4MP/ヘクス)が発生します。2回目の移動は開豁地をまっすぐ進むだけ。3回目の移動では1ヘクス前進したのち、目的地の一つ手前のヘクスで向きを変えますが、「隊形&向き変更表」を参照すると行軍縦隊の騎兵がヘクス辺1個の向き変更に使うMPは1、村への進入コストは2、よってここまでの消費MPは4/6ということになります。
 行軍縦隊から横隊への隊形変更コストは騎兵と歩兵、国籍、さらに隊形変更後の向きによって異なり、なんだか複雑なダイアグラムを参照することになります。
 図ではイギリス軍騎兵を用いているので、隊形変更コストは変更後の向きがまっすぐ左なら1、左斜め上または下の場合は2、まっすぐ右なら4(!)、右斜め上または下なら3となります。
 なんで向きによってこんなにコストが変わるのでしょうか。おそらく当時のドクトリンというか、行進ドリルが左への旋回を前提に訓練されていたからではないか、と思っています。7年戦争でも、側翼迂回はたいていの場合敵陣左翼に向かって反時計回りに回り込んでいますし。
 ちなみにフォントノワの隊形変更ダイアグラムを見ると、フランス軍騎兵は他の国よりも隊形変更のコストが低いです。そのかわり歩兵はイギリス軍が優秀で、フランス軍歩兵はコスト高だったりするのが興味深いです。

 さて、次の課題4も騎兵の移動なので一気に進めてしまおうかと思いましたが、ちょっと長くなったのでまた次回にしましょう。

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