SSブログ

今年の目標 [RacingCars]

 毎年、別に新年の決意とか総括をせずにずるずるしている私ですが、今年は模型制作の目標があるので自分のために書き留めておこうと思います。昨年は米海軍のVFA-31の歴史と題して1/72の艦載機をずいぶんつくりました。今年の目標はずばり「ロニー・ピーターソンのF-1マシンを並べる」です。
 私は少年時代以来のF-1ファンですが、1990年代後半以降はあまり興味がなくなってしまっていました。時代的には昔はあまりよく知らなかった70年代前半への憧れ、どっぷりはまった70年代後半~90年ごろという感じです。好きなドライバーはロニー・ピーターソン、および友人のT氏の影響もあってピケ&セナのブラジルコンビなどですが、他にも興味深いと思うドライバーは多いです。

 ロニー・ピーターソンは1970年にF-1デビューし、78年のイタリアGP決勝での事故が元で他界するまで9シーズン参戦しました。彼が駆ったマシンを(細かい仕様変更は別として)列挙すると・・・

1970年 アンティーク・オートモービル マーチ701            無得点(最高位7位)
1971年        マーチ       マーチ711            2位(最高位2位) 
1972年        マーチ       マーチ721&721X&721G   9位(最高位3位)
1973年        ロータス      ロータス72D&ロータス72E  3位(4勝)
1974年        ロータス      ロータス72E&ロータス76   5位(3勝)
1975年        ロータス      ロータス72E           12位(最高位4位)
1976年     ロータス>マーチ    ロータス77&マーチ761    11位(1勝)
1977年        ティレル      ティレルP34           14位(最高位3位)
1978年        ロータス      ロータス78&ロータス79    2位(2勝)

 こうしてみると、浮き沈みの激しいドライバーだったんだなぁと改めて思います。72年は有力チームからの誘いがあったもののマーチとの契約を守って低迷。74~75年はチームがマシン開発に失敗し苦戦。76年は彼がマーチに移籍後ロータス77が戦闘力を上げてくるという不運(ロニーがいなくなったから?というのは禁句w)。77年はロニー加入後にP34の戦闘力低下という不運。そしてこれらの移籍のために、ロータスに復帰した78年はセカンドドライバーに格下げという経歴でした。この年に事故死しなければ翌年はマクラーレンに移籍することがきまっていたのですが、翌年のマシンを見る限り成功が約束されていたとは言い難いかと思います(涙。

 さて、これらのマシンのうち1/20スケールのキットが出ているのは・・・
マーチ701、711、721、ロータス76、ロータス77(モデルファクトリーヒロ)
マーチ761、ロータス72D、ロータス72E(スタジオ27)
ティレルP34、ロータス78、ロータス79(タミヤ:78は2月に再販予定だそうです)
ロータス79(ハセガワ)
 という感じです。マーチ721Xと721Gは1/20のキットがありません。またロータス72Dは1972年仕様で、73年仕様のキットは見ていないように思います。どんな感じで網羅するのが適当なのかはまだ未定ですが、少なくともシーズン毎に最低1台は作りたいなと思っております(76年と78年は2台^^)。
 これらのうちティレルP34はハーフカウルのモナコ仕様を制作済み、マーチ701が製作中ですので、少なくともあと8台つくることになるわけですね(汗。ティレルP34はできればフルカウル仕様も作りたいし、ロータス78はピーターソン仕様にするには改造が必要とかいろいろ課題はありますが。

 というわけで、現在クリアーコートが乾燥するのを待っているマーチ701に続き、(いつ制作開始するかはともかく)スタジオ27のマーチ761をゲットしました。仕様はもちろんロニーがティレル6輪軍団の追撃をかわして優勝したイタリアGPです。
March761_01.jpg
 ヒロさんのキットはDFVエンジンがメタル製ですが、このキットはレジンです。パーツ数もマーチ701に比べると少なく、繊細な70年代初期のマシンより各パーツもしっかりしているように見えますので、もう少し上手につくれるといいなー、と思っております(汗。

nice!(2)  コメント(2)  トラックバック(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

nice! 2

コメント 2

ayasolo

あけましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
いや〜下の峠飯ですか、美味しそうですね〜
今年はおせちより 自家製の餅を食らうことのほうが大変でした。
本年もモデラー魂をのんびりと拝見させていただきます!
by ayasolo (2011-01-05 11:37) 

t-satoh

>>ayasoloさん

本年もよろしくお願いいたします。
お雑煮は、今年もまだ子供のころと同じ数が食べられたので、とりあえずよかったですw。模型制作に関しては、キットに込める魂のほうを磨かねば~、と反省しております(汗。

by t-satoh (2011-01-05 16:52) 

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

峠の釜めしBrabham BT50の制作(その4) ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。