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II号戦車の製作(その2) [AFVs]

 製作中のII号戦車は基本のダークグレーを塗るところまで進みました。
Pz2C_04.jpg
 まず塗装の前に、気になっていた車載工具のクランプハンドルを、ライオンロア社のエッチングパーツを使って取りつけてみました。このパーツはクランプとハンドルがそれぞれ付属しているのですが、今回はクランプ本体はキットのモールドを使い、ハンドルだけ追加しています。つけてみるとちょっとオーバースケールのような気がしないでもないですが、気にしない方向で^^;。
Pz2C_05.jpg
 組み立て完了後は、まずサーフェイサーを吹きましたが、今回はいつもちょっと違った方法を試してみました。足まわりと車体下部、および砲塔の下を向いた部分に黒サフを吹き、車体上面と砲塔にはグレーサフをスプレーしています。こうして下地の段階で多少の陰影をつけてみたのですが、どうなるでしょうかw。
Pz2C_06.jpg
 使用したカラーは、上の画像の砲塔そばにある三色です。いずれもハナンツのエクストラカラーエナメルで、デュンケルグラウ、シーブルー、そしてインシグニアホワイトです。
 まずそのままのデュンケルグラウを車体下部、戦闘室側面、砲塔の下を向いた部分に吹き、続いてデュンケルグラウとシーブルーさらにインシグニアホワイトを50:50:20で混ぜた色を車体と砲塔の上面、および転輪部分に吹き付けました。
 シーブルーは本当は米海軍機用の色ですが、戦時中のカラー写真を見ると、ドイツ戦車のダークグレーは退色すると青みが強くなるような気がするので足してみました。
 インシグニアホワイトは車体上面の光の反射とスケール効果を考慮して加えています。吹き付けてみると、この混色はそこそこ思った通りの色調で、なかなかいい感じです。
 シーブルーとインシグニアホワイトはグロス、デュンケルグラウはセミグロスなので、車体上面はしっとりとツヤがある状態になっています。あまり使い込んだ感じにせず、作戦期間の短かったフランス戦の雰囲気が出ればいいかなーと思いツヤを活かそうという目論見です。
 いつもですと、この後足まわりと車体下部に土色を吹くのですが、すでに黒サフを吹いてあるのでこのままウェザリングに入ってもいいような気もしますが、そこはもう少し考慮してみるつもりです。

 もっとも、いつものようにエナメル塗料を使っているので、次のステップに進むには少なくとも24時間、今回はかなりツヤ有りなのでさらに乾燥時間に余裕をみたほうがいいかな、と思っております。いやー、エナメルはのんびりしていていいですね^^。大人のカラーっw

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ayasolo

こんにちわ!
やはりナチさんのカラーはこのジャーマングレー(ですか?)がよく似合います。ウェザリングが見に浮かびます。エッジを仕上げるとこなど私は快感でございます/
楽しみですね〜
by ayasolo (2010-07-14 10:58) 

t-satoh

>>ayasoloさん
 私もドイツ軍では大戦初期の車両がお気に入りなので、やはりダークグレー(そうです。ジャーマングレーですね^^)で塗ることになるわけですが、これってなかなか塗るのが難しい色かもしれない、と思ったりもしております。記録写真を見ると暗い色だったり明るかったり、車両の状態(退色しやすい)や撮影時の天候(晴天では明るく、曇天では暗く見える)で、違う色に見えるんですよね。そこが模型のおもしろいところ、かもしれませんけれど^^。

 ウェザリングは基本塗装が完全に乾いたら、進める予定ですー。

by t-satoh (2010-07-14 22:23) 

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