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64門戦列艦アガメムノン号の製作 [Trafalgar]

 今年の2月に購入したGamesWorkshopのヒストリカルミニチュアゲーム"Trafalgar"ですが、ようやくミニチュアを購入し、製作開始と相成りました。私が購入したのは、イギリスのLangtonMiniaturesという会社が発売している1/1200スケールの帆船メタルミニチュアで、「スターターセット」と銘打った4種類のバンドルのひとつです。
 このメーカーのミニチュアは船体、マストと帆、横静索(シュラウド)、旗類がすべて別売りで、船体は帆走状態と戦闘状態、帆は帆走状態毎に数種類用意されていて、素人では選ぶのが大変なのですが、スターターセットは4隻分のパーツがあらかじめ組み合わせてあり、入門向けとなっています。
 私は98門戦列艦、74門戦列艦、64門戦列艦、そして36門フリゲート艦がセットになった「英海軍セットB」を選びました。一緒に購入したSinさんがフランス艦隊(こちらは74門戦列艦4隻のセット)を選びましたので、はやくすべてペイントしてゲームをしてみたいところではあります。

 というわけで、まずはTrafalgarのルールブックに記載されているモデリングガイドと、キットと一緒に購入したLangtonMiniatures製作のマニュアルを参照しつつ、試しに1隻つくってみることにしました。選んだのは64門戦列艦です。
 このキットはカタログには上記のような艦形しか載っていないのですが、届いた製品の型番を調べてみると、入っていた64門艦は汎用品ではなく英国海軍の「HMSアガメムノン」でした。ちなみにキットに含まれている98門艦も「HMSプリンス」です。

agamemnon01.jpg

 上の画像はアガメムノン号のパーツ一式です(旗を除く)。帆は画像のメタル製のものと、真鍮エッチング製があるのですが、メタル製のほうがパーツの一体度が高く製作が比較的簡単、エッチング製は帆が1枚ずつ別パーツで、しかも曲げ加工が必要なので、リアルですが難易度が少し高いようです。スターターセットは入門用なので、メタル製が入っているのだと思われます(価格もメタルの方が少し安いですw)。

agamemnon02.jpg

 組立は、まず3本のマストに帆のパーツを接着、続いて船体パーツに艦尾楼とバウスプリットを取りつけるのですが、その前にまず、後でリグ(索具)を取りつける際に必要となる穴を船体とマストの一部に空けておきます。ピンバイスを使って0.5mmのドリルで船体に7カ所、0.7mmのドリルでマストに1カ所穴を空けました。

agamemnon03.jpg

 バウスプリットは付属の帆(ジブとステースル)が正しくフォアマストのヤードを向いていないといけないので、帆を取りつけたフォアマストを船体に仮留めして、ジブの位置決めをしてからバウスプリットを接着します。さらにバウスプリットの下部にスプリットスルを接着します。

agamemnon04.jpg

 船体の組立はこれでほぼ完了。細かい作業にデリケートな部分があるのと、接着面積が小さなパーツが多いので、組立にはややコツがいりますが、パーツがそれほど多いわけではないので、すんなり組み上がりました。
 マストと船体、およびベースは別々にペイントするので、この時点ではまだ接着はしておりません。

 最初に梱包を解いてパーツを見たときには難しそうでドキドキしましたが、こうして形になってみるとうれしくなります。ペイントとそして最難関であるリギング(索具張り)も失敗しないといいんですけれど^^;。

タグ:Trafalgar
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Sin

を、早速組みたて開始ですか~
僕の方も準備始めなきゃですね~
楽しみです~
by Sin (2009-09-03 04:45) 

t-satoh

>>Sinさん
 組立は順調に進みましたが、サフ吹きの段階でトラブル続出、四苦八苦しておりますw。そのあたりも次回レポートの予定ですが、帆船ミニチュアは接着部分の面積と、細いパーツの強度がないのが難しいところですねー。

by t-satoh (2009-09-03 16:10) 

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