マーダーIII製作

　年末から先月末にかけて、某模型店のコンテストに出品しようかなと思ってスケールモデルを製作しておりました。しかし〆切に間に合わなかったので出品は断念。今後は少し製作スピードが落ちそうなので現時点までの状態でアップしておこうと思います。

　作っていたのは1/35スケールの第二次世界大戦で用いられたドイツ軍対戦車自走砲マーダーIIIです。マーダーIIIはチェコ製の38tという戦車車台をベースに対戦車砲を搭載した車両で、いくつかのタイプがあるのですが、製作したのはそのもっとも初期の型であるロシア製76.2mm野砲を搭載したバージョンです。



　キットはタミヤですが、ハッチの隙間から内部が見えるので、車内やそのほか一部のパーツをドラゴンのキットから流用してみました。なかなかぴったり合って気持ちいいです。
　内部の塗装をすませてから車体を組みあげます。一部のパーツは全体の塗装後に接着の予定です。





　キットは砲身を可動させるために、砲身とリンクして動く防循のアームや、実車では戦闘室側面に取り付けられている小さな取っ手状のパーツが省略されていますが、工作が面倒なのでそのまま放置してます。ただ画像の段階ではついませんが、折りたたんでいる砲手用座席にあるはずの背もたれを差し込むパイプは自作してみました。

　というわけで、工作と上に載せる操作員3名を製作したところで時間切れとなりました。某模型店のコンテストは11月にその年のお題が発表されるのですが、他の趣味もあったりすると間に合わないですねー。この作品を時間をかけて製作しつつ、また来年のお題で挑戦します。

　この作品のために進んでいなかったミニチュアウォーゲームですが、そろそろ復帰の予定です。情景モデルや新しくちょっと試してみようと思っているFBのドワーフ、前々からミニチュアだけは買い集めていたウィッチハンターなど、手を動かさずロスターを考えたりしているうちに、製作意欲が湧いてきました。
　しかし対エバーブライト用のクリクス部隊などほかにも考えることが多くて、やることも多いような・・・（笑）。