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Zvezda 1/48 Messerschmitt Me109F-4の製作(その11) [WarBirds]

 今回は特に進みがゆっくりな感じのズベズダ1/48、Bf-109F-4の製作ですが、ようやく機体の基本塗装にこぎつけました。
48Me109F4_043.jpg
 まずダークグレーで下地を吹いた主翼下面および胴体下半分に自作のRLM-78ライトブルーを吹きつけました。以前、色の問題のところで書いたように、ハナンツアクリルと資料本の色見本を参考に、Mr.カラーのRLM-76色に「色の素」のシアンとマゼンタを加えてやや青みと赤みを強め、そこへ白を混ぜて明度を上げたものです。
 同じ色をエンジンカウルの下半分、着陸脚収納庫扉、主翼前縁スラットの下側などにも吹きつけました。エンジンの排気管カバーもこの色なのですが、マスキングが面倒なので、ここはあとで筆塗りで仕上げようと思います。他と色味が変わってしまうかもしれませんが、もともと激しい熱と煤があたる場所なので、多少違ってしまってもいいかな、と安易に考えております。
48Me109F4_044.jpg
 ライトブルーに続いてRLM-79サンディブラウンを主翼上面に吹きつけました。特にマスキングはせず、下側に回り込みすぎないよう、エアブラシの吹きつけ角度を意識しただけです。前縁スラットはこの時点では接着せず、ぴったりにはめ込んで塗装し、あとでずらして接着する予定です。
48Me109F4_045.jpg
 続いて胴体とエンジンカウリングの上半分にもRLM-79を吹きつけました。胴体後部のマスキングを剥がすと、方面識別カラーの白が。
 こちらの色も以前書いたとおり、Mr.カラーの18番に白と「色の素」マゼンタを加えて自作したものです。キャノピーのフレームも同じ色なのですが、こちらは筆塗りにするつもりです。
 もっともさすがに同じ色は調色できないでしょうから、ちょっと難しいことになるかもしれません。ただ、実機の写真でもキャノピーフレームが色調が違うことはよくあるので・・・うーむ自分に甘いですね、反省。

 なお、上記2色の塗り分けに関して、Bf-109の場合にいつもつきまとう問題がここでも生じました。というのは、胴体側面が機体下面色なので、主翼上面の機体上面色との境目はどこなのか? という疑問があるわけです。
 Bf-109は主翼と胴体の間に、接合部をなめらかにするためのフェアリングがつけられています。この部分は胴体と同じブルーなのか、主翼と同じブラウンなのかがわからないわけです。
 記録写真などでは、この2色の明度差が少ないうえ、この部分がちょうどエンジンからの排気をモロにかぶって黒く汚れる箇所なので、モノクロ写真ではまず判別不可能。
 資料本のカラーイラストなどは場合によってまちまちで、ものによっては上面図と側面図で塗り分けが違っていたりしますw
 私が参考にしたのは、以前迷彩色の色味を研究する際に使用したカラー写真です。これは彩色写真かもしれないので、もしかしたら参考にならない可能性もありますが、この写真では画面の左下にフェアリングのパネルラインが写っていて、そこはブルーに塗られています。今回はこれに従って、フェアリングはブルーに塗ることにしました。
 もっとも、この塗り分けですと、上から見たときにフェアリング部分だけブルーなのがちょっと違和感があるので、なかなか難しいところではあります。
48Me109F4_046.jpg
 水平尾翼、およびエンジンカウリング部とコクピット前方の機銃カバーも塗装しまして、これで基本塗装は完了ということに。

 次回はこれらのパーツを組みあわせて飛行機の形にする段階、ということになるかと思います。

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