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OSG「The Habit of Victory」とS&T「Eylau」(IMMELMANN2月例会) [ウォーゲーム]

 本日はウォーゲームクラブIMMELMANNの月例会に参加してきました。
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 プレーしたのは2ゲームですが、最初にプレーした「The Habit of Victory」は初めてのシステムなのでアイラウキャンペーンシナリオを3ターンほど練習で動かしてみただけです。
 本作は1806年冬から07年にかけてポーランド北部と東プロイセン周辺で行われたナポレオン率いるフランス軍対ロシア-プロイセン同盟軍の戦闘を扱った戦役レベルのウォーゲームです。
 上の図は1807年1月下旬に始まるアイラウ戦役ゲームの初期配置で、緑の線の北側に対仏同盟軍、青い線の南側にフランス軍が陣取っています。画面の上端(西端)付近はフランス軍支配かですが、いまだプロイセン軍が立て籠もっている都市が2カ所あります(緑の円)。
 史実では、画面の矢印で示したように、すでに冬営に入ろうとしていたフランス軍に対し、ロシア軍が北から攻撃をしかけて孤立している都市と連絡してから冬営しようと試み、これを察したナポレオンが南から敵軍の背後へ進出して反撃しようとし、その結果、プロイシシュ=アイラウ(いまはバグラチノフスク)という村の周辺で吹雪の中で大会戦が行われた、というものでした。
 本作はキャンペーンオブナポレオン、という一連のシリーズのひとつなのですが、スケールがやや大きくプレーしやすく改訂されたルールを用います。
 さらに、通常はサイコロを用いる作戦ポイントの獲得や行軍損耗などを、両軍それぞれに50枚ずつ用意されたカードで解決するのですが、このカードにはイベントカードとしての機能もあり、さまざまな突発事件が生じることで作戦展開にバリエーションが生じるように工夫されています。
 ただ、そのため簡単にしたはずのシステムが再び少し複雑になっているので、作戦の醍醐味を味わうには、ちょっと練習する必要があるように思いました。
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 同シリーズには、同じ戦役を扱った「1807:Eagle Turns East」という作品もあります。こちらはより地図が3倍に広がり、より詳細に作戦を再現できますが、その分時間と場所を必要とするというもので、こちらもいつかプレーしてみたいと思っています。
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 続いて1990年頃発売されたStrategy&Tactics誌の付録ゲーム、「Eylau」をプレーしました。
 こちらはNapoleon at Warのシステムに騎兵突撃、指揮統率、砲兵射撃などを加えたシンプルなルールで、上述のアイラウ会戦を再現するものです。
 こちらは終盤までプレーしたところで時間切れとなりましたが、フランス軍がやや優勢という感じでした。

 今回もお相手してくださったkotatuさん、ありがとうございました。

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