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イタレリ/タミヤ1/72スケール ノースアメリカンF-100Dの製作(その5) [WarBirds]

 製作中のイタレリ1/72、F-100Dスーパーセイバーは、デカールを貼付して細かいパーツを取りつけ、さらにキャノピーの塗装を行いました。
F100D_017.jpg
 シルバーの地に派手なマーキングという、冷戦時代の米空軍機はやはり魅力的です。デカールはイタリア製のシルクスクリーン印刷らしいものが付属していて、丈夫で貼りやすく助かりました。
 機首のピトー管と右翼下面につく空中給油プローブは接着してから筆でシルバーを塗りました。キャノピーもいつものように筆塗りで、黒とシルバーを重ねました。
F100D_018.jpg
 ここまででいちおう完成ということで、さっそく同じエンジンを搭載した同時期の海軍機であるダグラスF4Dスカイレイと並べてみました。
 両機の開発時期は厳密には1、2年程度差があり、スーパーセイバーは実戦にも参加しているので一概には比べられませんが、F4Dは亜音速機、F-100はクリーン状態限定とはいえいちおう超音速機という違いがあります。
 エリアルールはまだ発見されておらず、デルタ翌や無尾翼など、このころのジェット戦闘機は試行錯誤が興味深いです。
 また、F-100の後退翼は翼端失速(翼を斜めに外へ向かって流れる気流が、翌端の気流とぶつかって乱気流となり、揚力が失われること、と理解してますが違うかな?)を防ぐために小さなフィンを取り付けているのがかわいらしいかも(同時期のソ連機ほどゴツくない)。
F100D_019.jpg
 こちらは一世代前のジェット戦闘機であるグラマンF9F-2パンサーとの比較。明らかにエンジンが大型化し、それにともなって機体も大きくなっているのが分かります。
 F-100はもともと右のパンサーと同時期に登場したF-86Fの改良型として開発された戦闘機でした。しかしできあがってみるとまったく違う新しいデザインになり、戦闘機の設計も新たな段階へと進んだわけです。
 F-86もいずれ製作してぜひ並べてみたいと思います。

 というわけでセンチュリーシリーズ第一弾としてF-100Dに挑戦しましたが、なかなか組みやすく楽しいキットでした。またこの時代の軍用機のミリョクを改めて確認し、他のキットもさっそく製作したいなぁと思った次第です。

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