Opeth東京公演 [音楽]
製作中のTBFは現在デカールの乾燥待ちです。で、今日は約1年ぶりに再来日したスウェーデンのロックバンドOpethの東京公演に、恵比寿リキッドルームまで行ってきました。今回写真は撮っていませんw
2006年以来、来日するたびに1回は公演に足を運んでいるOpethですが、今回はHeritageアルバム発表後の二度目の来日ということになります。演奏は相変わらずタイト、音響は以前のO-EASTに比べるとわずかに落ちる感じもして、特に1曲目は音が大きすぎるようにも思いましたが、おおむねいい雰囲気で楽しめるライブでした。
当日のセットリスト
1.The Devil's Orchard
アルバムHeritageからの楽曲。最初ちょっと音響がまとまりがなく、響きすぎに感じましたが、すぐ慣れたか改善されたかが一安心。
2.Ghost of Perdition
アルバムGhost Reveriesからの楽曲。もともとよい曲だと思いますが演奏もすばらしかった。
3.White Cluster
アルバムStill Lifeからの楽曲。リードギターのフレデリク・オーケソンが歌う途中のコーラスが印象的でした。オーケソンは後半のソロでも張り切っていたように思います。
4.Hope Leaves
アルバムDamnationからの曲。このアルバムはデスメタルどころからメタルですらない感じですが、どなたにもお薦めできるすばらしい作品だと思っています。毎回1曲はこのアルバムのナンバーを聞きたいと思ってしまいます。
5.Atonement
Ghost Reveriesからの本日2曲目。これは本当にいい曲ですね。レコードで聞いてもライブで聞いても最高だと思います。
6.Deliverance
同名のアルバムからの楽曲。ちょっと記憶があやふやですが、おそらくこれまでのジャパンツアーで毎回必ず演奏された唯一のナンバーではないでしょうか? 演奏のすばらしさはもちろん、アレンジがライブ向けの曲なのか、いつ、何度聞いても興奮します。演奏終了後のオーディエンスの反応もこの日一番だったような。
7.Hessian Peel
アルバムWatershedからの楽曲。前半はナチュラルな静かな雰囲気ですが、後半ダーク&ワイルドに盛り上がります。ここでもオーケソンがギターでがんばってました。
8.Haxprocesss
Heritageからの本日2曲目。ちょっとおもしろい雰囲気の曲です。
9.Demon of the Fall
アルバムMy Arms, Your Hearseからの曲ですが、もともとデスメタルの曲をアレンジして、アコースティックバージョンに。ミカエルはMCで昔の曲は1000回も2000回も演奏してるから飽きるんだよねー、なんで変えてみた、的なことを言ってました。雰囲気としてはロドリーゴ&ガブリエラ風という感じも?
10.Reverie/Harlequin Forest
本編最後はGhost Reveriesからの本日3曲目。実際、Opethを聞いたことがない人に、どれか1枚をお薦めするとしたらやはりBlackwater ParkかGhost Reveriesということになるかなぁ、と私は思います。名曲ぞろいで硬軟のバランスもよく、ライブで3曲が選ばれるのもうなずけるような気がします。
encore
11.Heritage
アンコールは同名のアルバムのオープニングに収められたインストゥウメンタル曲。レコードではピアノだけで演奏されますが、ライブでは後半にギターでも同じメロディーを奏でておりました。どうもスウェーデンのトラッドから引いたメロディーらしいのですが、とても妖しい雰囲気のステキな曲です。
12.Burden
Watershedからのバラード曲。「重荷」というタイトルですが、Opethの曲はときに異教的、ときに内省的で、最近その歌詞を読むのも楽しみになってきています。でも勝手な印象ですけどアメリカあたりでは拒否られそうな気もします。
13.Blackwater Park
そして本日のラストはアルバムBlackwater Parkからタイトルナンバーのこの曲でした。久しぶりにちゃんと聞きましたが、本当にすばらしい曲だと思います。演奏を聴いている間しばらく恍惚としておりましたw
以上13曲で、演奏時間は2時間20分くらいでした。
おそらくこれまでの来日公演で今回のツアーが最も演奏時間の長いライブなのではないでしょうか。
以前から、ここ数年ミカエルの歌唱が上達しまくっているのですが、今回もほんとよい声を歌い、しかも本人もそれを自覚しておられるようで、余裕すら感じるほどでした。
加えて、今回はサウンドにも注目でした。特にギターがとても多彩な音色を奏でていて、非常に興味深かったです。最近では、こんなにギターでこんなに丁寧なサウンドに仕上げるバンドは少ないんじゃないと思ったりもしました。
というわけで、今回もすばらしいライブで堪能しました。
私のこのブログをたずねてくださる方の多くは、音楽記事目当てではないと思いますが、ほんとうにOpethは豊かな音楽性を持ったすばらしいロックバンドです。一人でも多くの方にお薦めしたいですよー。
2006年以来、来日するたびに1回は公演に足を運んでいるOpethですが、今回はHeritageアルバム発表後の二度目の来日ということになります。演奏は相変わらずタイト、音響は以前のO-EASTに比べるとわずかに落ちる感じもして、特に1曲目は音が大きすぎるようにも思いましたが、おおむねいい雰囲気で楽しめるライブでした。
当日のセットリスト
1.The Devil's Orchard
アルバムHeritageからの楽曲。最初ちょっと音響がまとまりがなく、響きすぎに感じましたが、すぐ慣れたか改善されたかが一安心。
2.Ghost of Perdition
アルバムGhost Reveriesからの楽曲。もともとよい曲だと思いますが演奏もすばらしかった。
3.White Cluster
アルバムStill Lifeからの楽曲。リードギターのフレデリク・オーケソンが歌う途中のコーラスが印象的でした。オーケソンは後半のソロでも張り切っていたように思います。
4.Hope Leaves
アルバムDamnationからの曲。このアルバムはデスメタルどころからメタルですらない感じですが、どなたにもお薦めできるすばらしい作品だと思っています。毎回1曲はこのアルバムのナンバーを聞きたいと思ってしまいます。
5.Atonement
Ghost Reveriesからの本日2曲目。これは本当にいい曲ですね。レコードで聞いてもライブで聞いても最高だと思います。
6.Deliverance
同名のアルバムからの楽曲。ちょっと記憶があやふやですが、おそらくこれまでのジャパンツアーで毎回必ず演奏された唯一のナンバーではないでしょうか? 演奏のすばらしさはもちろん、アレンジがライブ向けの曲なのか、いつ、何度聞いても興奮します。演奏終了後のオーディエンスの反応もこの日一番だったような。
7.Hessian Peel
アルバムWatershedからの楽曲。前半はナチュラルな静かな雰囲気ですが、後半ダーク&ワイルドに盛り上がります。ここでもオーケソンがギターでがんばってました。
8.Haxprocesss
Heritageからの本日2曲目。ちょっとおもしろい雰囲気の曲です。
9.Demon of the Fall
アルバムMy Arms, Your Hearseからの曲ですが、もともとデスメタルの曲をアレンジして、アコースティックバージョンに。ミカエルはMCで昔の曲は1000回も2000回も演奏してるから飽きるんだよねー、なんで変えてみた、的なことを言ってました。雰囲気としてはロドリーゴ&ガブリエラ風という感じも?
10.Reverie/Harlequin Forest
本編最後はGhost Reveriesからの本日3曲目。実際、Opethを聞いたことがない人に、どれか1枚をお薦めするとしたらやはりBlackwater ParkかGhost Reveriesということになるかなぁ、と私は思います。名曲ぞろいで硬軟のバランスもよく、ライブで3曲が選ばれるのもうなずけるような気がします。
encore
11.Heritage
アンコールは同名のアルバムのオープニングに収められたインストゥウメンタル曲。レコードではピアノだけで演奏されますが、ライブでは後半にギターでも同じメロディーを奏でておりました。どうもスウェーデンのトラッドから引いたメロディーらしいのですが、とても妖しい雰囲気のステキな曲です。
12.Burden
Watershedからのバラード曲。「重荷」というタイトルですが、Opethの曲はときに異教的、ときに内省的で、最近その歌詞を読むのも楽しみになってきています。でも勝手な印象ですけどアメリカあたりでは拒否られそうな気もします。
13.Blackwater Park
そして本日のラストはアルバムBlackwater Parkからタイトルナンバーのこの曲でした。久しぶりにちゃんと聞きましたが、本当にすばらしい曲だと思います。演奏を聴いている間しばらく恍惚としておりましたw
以上13曲で、演奏時間は2時間20分くらいでした。
おそらくこれまでの来日公演で今回のツアーが最も演奏時間の長いライブなのではないでしょうか。
以前から、ここ数年ミカエルの歌唱が上達しまくっているのですが、今回もほんとよい声を歌い、しかも本人もそれを自覚しておられるようで、余裕すら感じるほどでした。
加えて、今回はサウンドにも注目でした。特にギターがとても多彩な音色を奏でていて、非常に興味深かったです。最近では、こんなにギターでこんなに丁寧なサウンドに仕上げるバンドは少ないんじゃないと思ったりもしました。
というわけで、今回もすばらしいライブで堪能しました。
私のこのブログをたずねてくださる方の多くは、音楽記事目当てではないと思いますが、ほんとうにOpethは豊かな音楽性を持ったすばらしいロックバンドです。一人でも多くの方にお薦めしたいですよー。
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