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ダークエルダー・ウィッチの製作(その3):ポージング [ウォーハンマー40000]

 先日製作を開始したダークエルダーのウィッチスカッドですが、現在各モデルにどんなポーズを取らせるかを、装備させる武器とともに検討中です。
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 ウィッチの下半身はヘカトリクス用と思われる一体成形のひとつを除いて、左右別パーツです。そこでまずベースに下半身だけ組みたてて整形、接着をしてしまいました。
 この状態で、トルソ、ヘッド、左右アームパーツを整形し、ブルタックやピットマルチで仮組みしつつポーズを決めていこうという算段です。このやり方はWhiteDwarf誌のダークエルダー特集号で紹介されていますが、最近のシタデルプラミニチュアはポーズの自由度が比較的高いモデルが多いので、以前から気になっておりました。
wyches002.jpg
 試しに1体。下半身がかなり動きの激しいポーズなので、上半身、特にトルソの角度で大きく表情が変わります。ここで私がポーズ選択の決め手にしているのが「ストーリーポージング」です。といってもこれは私の造語でして、辞書には載っておりませんし英語としてもちょっと微妙w。
 要するに「ポーズを決めるとき、そのモデルが何をしているところかを想像する」というだけのことで、ミニチュアモデラーの多くは、多かれ少なかれ誰でもやっていることかもしれません。
 上の画像のウィッチの場合は漠然と「右の敵を警戒しつつ、左の遮蔽物に向かってダッシュ中」という単純な設定で、左への重心移動を表すために左手を後ろに下げ、逆にトルソは右へ傾き気味、射撃ではなく警戒を表すため銃口とモデルの目線は少しずらしてあります。

 2年ほど前、インペリアルガードのモデルを2個小隊ほど製作していたとき、どうやったらかっこいいポーズがつくれるかしら~と悩みつつ、いろいろ考えていたのが「ストーリーポージング(恥)」の始まりでした。
pose001.jpg
 上の2体はいずれも射撃ポーズですが、向かって右のケイディアン兵は脇を引き、頭を傾けて狙いをつけているポーズ、左のカタチャン兵は激情に駆られて腰ダメのフルオート射撃。意識したパーツの角度が赤い線で示してあります。
pose002.jpg
 こちらはケイディアンの通信兵とグレネード特技兵。通信兵は交信に集中しているため右手はヘルメットに、銃を持つ左手はそっちに意識が向いていないため下がり気味。グレネード兵は重い火器の照準を容易にするため立膝で、狙いをつけるために腕と頭の動きがシンクロしています。
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 こうしたポージングは1体に限らず、チームでも使えます。上の画像は物陰から警戒するケイディアン兵3名、という設定。曲がり角の先に集中する戦闘の兵、なにか起きたらすぐ反応するぞ、と気合いを入れる二人目、そして警戒心より好奇心が先に立っていると思われる3人目と表情を変えてセットにしてみました。
 このほかにも「前進しつつ上空を警戒して目線が上を向く兵」とか、「倒した敵を確認するため恐る恐る接近する兵」といったシチュエーションも考えたりしました。
 ここまで来ると気分はもう映画監督、というかごっこ遊びの極致というかw まぁニタニタしながら一人部屋で妄想を繰り広げる大の大人、という設定は考えないことにしませう(汗

 私は実は工作が苦手なので、大胆なコンバージョン(改造)にはなかなか踏み切れないのですが、こうした選択パーツが多く、ポーズの自由度が高いモデルを製作するときは、遊べるだけ遊んでやろうと思っておりますw。
 もちろんベテランモデラー方から見れば児戯に等しいとは思いますが、こんな楽しみもあるよということで^^; 偉そうでごめんなさいですー。

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