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74門戦列艦の製作(その2) [Trafalgar]

 ちょっと間が開きましたが、制作中だった1/1200スケール帆船ミニチュアの74門戦列艦にリギングを施しました。

BR74mid_02.jpg
BR74mid_03.jpg

 2回目ということもあって少し慣れてはきましたが、それでも作業時間はおよそ4時間かかりました。充実したひとときですねー。
 今回はリギングとシュラウドが干渉しにくくなるよう、舷側の穴をマストよりかなり後方に開けたので、いい感じに仕上がったと思います。
 また前回はナイロン糸を使ったのですが、今回はポリエステル糸を試してみました。どちらも同じような使用感で、個人的にはどっちでもいいかなと思いました。ボビンに巻いてある状態ではポリエステルのほうがナイロンより若干光沢があるように感じるのですが、ミニチュアに張ってみるとどれほど違いは感じられませんでした。

 なお、リギングにあたっては、以下の書籍を参考にしております。
LangtonBook01.jpg

 これはミニチュアを製作しているLangtonMinituiresが発行している小冊子で価格は10ポンド。同社のミニチュアの組み立て方から塗装、リギングまで細かく手順が載っており、重宝しています。
 なかでも今回ちょっと気づいたのが、マストの先端から舷側へと伸ばす索具の取り回しについてです。

LangtonBook02.jpg

 上図のようにマストの先端に結んだ糸をまず右舷に降ろして外側から穴を通し、そこからクロスツリーまで持ち上げて左舷に降ろす、という手順を踏むことになります。
 アガメムノン号のときはあまり気にしていなかったのですが、このとき舷側の穴を通した糸をクロスツリーに巻き付ける際に、つい糸を先に降ろしてきた部分の外側から送ってしまうことがあります。これをやると糸が交差してしまい、若干見苦しくなります(アガメムノン号の画像参照)。
 図の赤い線のように、糸同士が交差しないよう、内側の糸は常に内側になるように張るのがポイントです。これは当たり前のようですが、私はついつい忘れそうになって慌てました。私だけかもしれませんけれどw。

 さて、これでスターターセットに入っていた艦艇で残るは98門戦列艦プリンス号と、36門フリゲートの2隻となりました。焦らずのんびり製作していこうと思っておりますー。

タグ:Trafalgar
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コメント 3

SADA

やはり、リギングを施すと、映えますね。
1/2000はそのへんが無い(やればできるか)ので、
作りやすいのですが、いまひとつ、しっくりこない感じです。

GW Trafalgarのルールは購入しました。
1/1200の艦船は、まだ取り組んでいないですが、年内には1隻くらい作ってみたいかなとかは思っていたりします。

by SADA (2009-09-16 07:37) 

t-satoh

>>SADAさん
 Trafalgarはルールがシンプルで、大艦隊戦でもそれほどものすごい時間をかけずにプレーできそうなので、楽しみです。
 リギングは確かに1/1200より小さいスケールでは作業が難しくなるような気がしますね。私のモデルは静索(スタンディングリギング)だけで、動索(ランニングリギング)は施していないのですが、これとシュラウドがあればけっこう帆船らしくみえるなと思いました。
 私も製作はぜんぜん急いではいないのですが、そのうちに一緒にミニチュアを並べて楽しめる日が来るかと思うと楽しみですー。

by t-satoh (2009-09-16 23:12) 

SADA

それはそうと、11月にPre19世紀のゲーム会があって、今回は5回目なんですが、それに併せて、今、1/2000の模型を増産体制に入る予定です。お時間があったらどうぞ。

第5回 The Old Musketeers (TOM5)
日時 : 11月22日(日) 9:00~21:30
場所 : 東京都江戸川区『タワーホール船堀』302会議室

私はもっぱらミニチュア・ウォーゲームで参戦しています。
by SADA (2009-09-17 11:07) 

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