アイアンヘイロー(その5) [ウォーハンマー40000]
6月から続けてきましたアイアンヘイロー2ndですが、〆切前日にぎりぎりでコンプリートできました。というわけで完成したダークエンジェルス1000pt、少しずつ紹介していこうと思います。
最初はタクティカルスカッドを乗せる「戦場タクシー」ライノです。
私の場合、40kを始めたのがそもそも「車両を作りたい!」だったので、ライノはモデリングもペイントもとても楽しかったです。
ライノの製作に関しては、すでに何度がこのブログでも触れております(一月半も前ではありますが^^;)ので、仕上げに関してだけ。
車体のグリーンは油彩で何度かウォッシングしたのちは、金属色で塗装の傷やかすれなどを加えただけで、ドライブラシによるハイライトや極端な退色表現などは行っておりません。このグリーンがそのままでいい感じの半ツヤに仕上がっていたのと、私の未熟なハイライトでは重量感を消してしまうかなと思ったからです。
車体下部は、ハンブロールエナメルの下地を活かしつつ、履帯と転輪に茶と黒のウォッシングを施したのち、粉のピグメントを水性アクリル溶剤で乗せて土の汚れを表現しました。やり方は簡単で、ピグメントを粉のまま履帯や転輪内側に筆で乗せていき、後から溶剤をそっとたらしていくだけです。乾けばそこそこ定着します。
仕上げはエナメルのシルバーとグラナイト鉛筆で履帯の金属の感じを出してみています。
ついでなので、ライノのペイントに使った塗料の一部をご紹介します。
全体の下地となるのがタミヤのファインサーフェイサーで、主にライトグレーを用いました。ホワイトのほうは車体上面のエンブレムの色にするため、および車体側面とのコントラストをつけるために用いております。
ベースカラーのダークグリーンはタミヤ水性アクリルの「暗緑色2」。車体下部と転輪、履帯はハンブロールエナメルの「マットブラック」3:7「マットアース」。ウォッシングにはエナメルや油彩を用い、細部の塗装はシタデルカラーで行いました。
「MIG」というラベルが貼ってあるボトルが粉末のピグメント(顔料)です。粉末ピグメントは画材店でも売ってますし、油性パステルなどをヤスリや茶漉しで削っても作れるのですが、MIGプロダクションというスペインのガレージメーカーが発売しているこの製品は、模型のウェザリングに適した調色がすでに施されていて使いやすいです。今回のライノには「European Dust」をメインに用いました。
傷やかすれ、および履帯の金属色を表現するため、タミヤのエナメルペイントマーカーのX-11「クロームシルバー」を使ってます。エナメルのシルバーは輝きが美しいうえ水性アクリルより乾きにくいので、ドライブラシに向いていますが、乾く前にうかつに触ると手に金属粉がつくので注意が必要です。
というわけで、ライノ製作記をお送りしました。初めての車両ミニチュアでしたが、そこそこ気に入っております。すでにヴィンディケーターがモデリングを終え、ダークグリーンに塗られるのを待っている状況なので、車両製作の楽しみはまだまだ続きそう。
最初はタクティカルスカッドを乗せる「戦場タクシー」ライノです。
私の場合、40kを始めたのがそもそも「車両を作りたい!」だったので、ライノはモデリングもペイントもとても楽しかったです。
ライノの製作に関しては、すでに何度がこのブログでも触れております(一月半も前ではありますが^^;)ので、仕上げに関してだけ。
車体のグリーンは油彩で何度かウォッシングしたのちは、金属色で塗装の傷やかすれなどを加えただけで、ドライブラシによるハイライトや極端な退色表現などは行っておりません。このグリーンがそのままでいい感じの半ツヤに仕上がっていたのと、私の未熟なハイライトでは重量感を消してしまうかなと思ったからです。
車体下部は、ハンブロールエナメルの下地を活かしつつ、履帯と転輪に茶と黒のウォッシングを施したのち、粉のピグメントを水性アクリル溶剤で乗せて土の汚れを表現しました。やり方は簡単で、ピグメントを粉のまま履帯や転輪内側に筆で乗せていき、後から溶剤をそっとたらしていくだけです。乾けばそこそこ定着します。
仕上げはエナメルのシルバーとグラナイト鉛筆で履帯の金属の感じを出してみています。
ついでなので、ライノのペイントに使った塗料の一部をご紹介します。
全体の下地となるのがタミヤのファインサーフェイサーで、主にライトグレーを用いました。ホワイトのほうは車体上面のエンブレムの色にするため、および車体側面とのコントラストをつけるために用いております。
ベースカラーのダークグリーンはタミヤ水性アクリルの「暗緑色2」。車体下部と転輪、履帯はハンブロールエナメルの「マットブラック」3:7「マットアース」。ウォッシングにはエナメルや油彩を用い、細部の塗装はシタデルカラーで行いました。
「MIG」というラベルが貼ってあるボトルが粉末のピグメント(顔料)です。粉末ピグメントは画材店でも売ってますし、油性パステルなどをヤスリや茶漉しで削っても作れるのですが、MIGプロダクションというスペインのガレージメーカーが発売しているこの製品は、模型のウェザリングに適した調色がすでに施されていて使いやすいです。今回のライノには「European Dust」をメインに用いました。
傷やかすれ、および履帯の金属色を表現するため、タミヤのエナメルペイントマーカーのX-11「クロームシルバー」を使ってます。エナメルのシルバーは輝きが美しいうえ水性アクリルより乾きにくいので、ドライブラシに向いていますが、乾く前にうかつに触ると手に金属粉がつくので注意が必要です。
というわけで、ライノ製作記をお送りしました。初めての車両ミニチュアでしたが、そこそこ気に入っております。すでにヴィンディケーターがモデリングを終え、ダークグリーンに塗られるのを待っている状況なので、車両製作の楽しみはまだまだ続きそう。
さとうさん渾身の1作ですね。
さすがスケールモデルを作られていただけあって、説得力のある塗装がすごいっす。
by Sin (2008-09-19 13:58)
>>Sinさん
お褒めいただき恐縮ですー。
実際ペイントしているときはとても楽しかったです。
ライノは車両としては比較的小さいモデルなので気軽でしたが、まだ手をつけてないベインブレードは大きいので、そっちは少し工夫が必要かな、と思っております。
いずれ、迷彩にもチャレンジしてみたいですね。
by t-satoh (2008-09-19 21:10)