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ホビット 竜に奪われた王国 鑑賞 [映画・読書]

 昨日は近所のシネコンで「The Hobbit:The Desolation of Smaug(ホビット:竜に奪われた王国)」を鑑賞してきました。正味2時間40分くらいあるので上映回数は2D吹き替え版が1日4回、午前11時の最初の回にいき、終わったは14時近くという感じです。
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 内容については触れませんが、期待以上におもしろかった一方で、先々週のRASH同様、160分でも「短い、プロットが駆け足」と感じてしまった私は、もはやちょっとヘンなのかもw

 1作目は原作のストーリーをどう映像化するか予想し、1時間目、2時間目がどの場面で来るかまでかなり的中したのですが、今回はぜんぜんでしたw あとから考えれば結末はそこだろうな、といまさら思いますけれど。

 というわけですでに3作目の前売りを購入。消費税アップのためかはやくも100円値上げです。ついでにブックカバーに弱い私は合成皮革のホビットカバーも購入。

 当日の場内はけっこう初老のご夫婦らしき観客が多いように感じましたが、そのシネコンは「夫婦どちらかが50歳以上だと2人で2000円」というチケットがあるんですね。^^

 なお、本編上映前にみた「アナと雪の女王」の予告編は、さすがディズニー、大音量で女王エルサ役のイディナ・メンゼルの1曲フルコーラスというPVなみの歌唱を聞かされノックアウトw 30年ぶりくらいにディズニーみたくなっちゃったですw ミュージカルとかUSエンタメに免疫あるひとはスルーなのかもですがw

映画『RUSH』鑑賞 [映画・読書]

 今日は近所のシネコンで公開中の映画『RUSH』を鑑賞してきました。
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 1976年のF1シーズンを題材に、ニキ・ラウダ(墺)とジェームス・ハント(英)という二人のドライバーの戦いを描いた作品です。『永遠の0』はスルーしてしまいましたが、これは見逃せないです、私的にw
 1976年ははじめて日本でF1が開催された年でもあり、時代はスーパーカーブームの真っ只中で、私もおおいにもりあがっておりました。F1もラウダとハントは前半ラウダがリードするも、中盤のドイツGPでクラッシュして重傷を負い、その間にハントが猛追、ラウダはわずか4戦で復帰し、勝負は3ポイント差で最終戦の日本へ・・・しかし決勝レースは雨・・・というシーズンでした。
 まだ公開中なのでプロットの詳細には触れませんが、私が鑑賞しての第一印象は以下の通り。

・丁寧に作られたヨーロッパぽい映画。ハリウッドの派手さ、サービス過剰な感じはない。
・細部を何度もみたくなる。映像的には、よく1976年シーズンを再現していると思う。
・2時間では短い。プロットが急ぎすぎ、はしょりすぎという印象を受ける。はやくいえば「もっと観たい」w

 最後の感想は、自宅で長尺の作品に見慣れているせいかも。
 「映画をみるなら大画面の劇場で」とはいまでもよくいわれるけど、2時間という制約を考えると、こってりした重量感のある作品は、もはや劇場では楽しめない、ということなのかなー。あとやたらデカイ音で無理やり涙腺をヒットしようとするのが鼻につく。まぁ、これはこの作品の感想ではないですが。

 ともあれ、楽しめました。ブルーレイ買うでしょうw
 上の画像は以前製作したフェラーリ312T2とマクラーレンM23をパンフレットと並べてみました。
 マクラーレンは映画の仕様じゃなく、もっと後のビルニューブ仕様ですが^^;

ブックカバーについて [映画・読書]

 ちょっとここ数日家族と一緒にいる時間が長いのと寒さのために、模型制作はやや滞りがちです。
 そこで、昨年はちょっと自分的にブックカバーづいていたので、ここでまとめてご紹介しちゃいます。
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 去年は岩波書店の創業100周年だったそうで、名著を読者投票で選ぶイベントがあり、候補作購入者のプレゼント企画で文庫、少年文庫、新書それぞれのブックカバーをいただきました。
 上の画像が左から文庫用、初年文庫用、新書用です。岩波少年文庫は特殊なサイズで、他社の児童文庫ともちょっと大きさが違うため、これは重宝しそう。表紙は「二人のロッテ」かな。
 岩波少年文庫は「少年」と銘打ってはいますが、翻訳もきちんとしていますし、大人でも楽しめる作品がたくさんあります。
 新書用のカバーは艶消しの黒にメタリックレッドの装飾。カバーを開いた内側には小さなネズミや小鳥もいて、かわいいです。
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 上の二つは、 水色のほうは、おととしの岩波書店のキャンペーン賞品。薄い色の地にエンボス加工で岩波文庫のツタの紋様が入っています。これは私も家族もけっこうお気に入りのひとつ。
 黒いほうは講談社の学術文庫を10冊買ってカバーの応募券を送るともらえるブックカバー。ちょっと熱に弱く、重ねておくと他の本の表紙とくっついてしまうという難点がありますが、大きさも手触りも悪くないので、よく使っています。
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 うえのふたつは、ハヤカワと創元というSF&ミステリの二大出版関係です。
 右の黒いほうは東京創元社の創元SF文庫が50周年というやはりイベントのプレゼント。岩波のは応募者全は員に送付されましたが、こちらは抽選。ラッキーな当選でした。しっかりしたつくりで紐のブックマークもついていていい感じです。
 布製のカバーは池袋のジュンク堂で購入したもので、ハヤカワ文庫専用。ハヤカワ文庫は数年前から版形が少し大きくなり、ふつうの文庫用カバーには入らない大きさになってしまい、大変フンガイしているわけですが、これはそれを解消する製品という触れ込みでした。ブックマークもついてます。
 もっとも布製はちょっとコシがなく、緩い感じがしてあまり使いやすくはありません。ハヤカワ書房には、ぜひ専用のブックカバーをもっと配布していただきたい、と思う次第です。
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 上の二つも景品ではなく、購入した製品。右のクリーム色のカバーは映画「ロード・オブ・ザ・リングス」の劇場で購入したもので「一つの指輪」のブックマークつき。評論社と原書房の「指輪」と「ホビット」を読むとき専用にしていますw
 左はステイショナリーの名門、アシュフォード社の本革製。手触りが違うすばらしい製品で、もちろんイチバンのお気に入りです。ブックマークはついていませんが、黒地に紫のステッチが入っていて、見た目も美しいです。ただし、たしか5,000円くらいしました><
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 こちらにご紹介するのは、アマゾンが日本上陸直後に配布したカバーと、岩波書店がかなり前に行ったキャンペーンの景品。
 岩波のものはブックマークがついていて使いやすいのですが、ラバーのようなぐにゃぐにゃした手触りがいまひとつ・・・。
 アマゾンはカバーの折り返しに、本のページに挟み込むタイプのブックマークがついているのですが、長い間はさんでおくと、その部分で本が汚れるという欠点があります。それを除けば使いやすいですが、手に入れた直後が溶剤臭が強く、抜け切るのに数ヶ月とかかかった記憶がw
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 そして最後に、先日ターナー展で手に入れたやはりキャンバス製のブックカバー。布製は使っているうちに手垢で汚れそうなので、どうしようかちょっと悩みます。でも美しいカバーでいい感じ。

 というわけで我が家の文庫&新書用ブックカバーをご紹介しました。常に複数の本が読みかけ状態で、外出時には鞄やポケットに、就寝時には枕元に必須なので、こうしたブックカバーはついついおもしろがって手に入れてしまいます。
 プラモデル製作と同時に、工具や塗料に凝ってしまうのと同じかも・・・

ターナー展 東京都美術館 [映画・読書]

 ここのところ忙しくて更新もままならない感じですが、昨日上野の東京都美術館で開催中の「ターナー展」にいってきました。
 ターナーは18世紀後半に生まれ、19世紀のイギリスを代表する画家となった方ですが、日本でも画集や美術教科書でおなじみの巨匠であります。
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 ターナーの作品は以前ロンドンにいったとき、数点みたのですが、今回は110点を越えるボリュームで、鑑賞に2時間たっぷりかかりました。平日なのにギャラリーも多かったです。
 ターナーといえば風景画なのか抽象画なのかという微妙なモチーフと光、そして色彩感覚がまず目に留まりますが、作品をナマでよく見ると細かいタッチや、画面の端々に描かれている細部がおもしろい効果を発揮しているなぁ、なんて感じたりもします。
 ちなみに、ロンドンのナショナルギャラリーで見た『戦艦テメレール号の最後』は、昨年のボンド映画『スカイフォール』でボンドとQが待ち合わせをするシーンに登場していました。
 色の使い方や、風景のタッチは今日のアラン・リーなどにも通じるところがあり、一瞬「指輪かいっ」と思うような(逆ですねw)作品もありました。このあたりが「イギリスの伝統」なんだろうなーと漠然と感じた次第です。

 前売りで文庫サイズのブックカバーがオマケについてくるチケットを購入したのですが(上の画像)、これがまたなかなかよい感じですw キャンバス地に印刷なので使っているうちに汚れそうですけど。

 ひさしぶりに上野へ、そして美術館へ行ったのでめっきり疲れましたが、素晴らしい体験でした。

吾妻ひでお原画展at池袋西武ギャラリー [映画・読書]

 土曜日に池袋へいったので、西武ギャラリーで開催されていた「吾妻ひでお原画展」を鑑賞してきました。
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 会場には初期の「ふたりと5人」から最新の書下ろし画まで、吾妻先生のおもにカラー作品が展示されていました。私は作画は素人ですが、主にペンのタッチとカラーの画材選択、および絵の具のボカシが印象的でした。
 会場ではほかに過去のアニメ作品のレコードジャケットや同人誌、廃物オブジェも展示されていました。廃物オブジェは思っていたより彩色が暗めで、その形状もコミカルであると同時に、ちょっと思わぬ暗い部屋を覗いてしまったような焦燥感に駆られる感じがしました。
 物販コーナーではイラスト入りのTシャツやマグカップ、トートバックなどを売っており、どれもかわいかったのですが、結局最新の画集(上の画像)のみ購入しました。

 吾妻先生は小学生時代からチャンピオンで作品は拝見していて、中学、高校くらいからファンになっていました。
 ここ数年は「失踪日記」などで話題になりましたが、その後の日記作品も興味深く、実は家もそこそこ近所なので親しみを感じつつ読んでおりました。
 最近すっかり漫画を読まなくなった私ですが、なかなか楽しかったです>原画展

映画「FANGIO」DVD入手 [映画・読書]

 先日、探していた映画「FANGIO」のDVDを発見して購入しました。
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 1979年ごろに公開されたらしいイタリア映画で、監督は「炎のランナー」を撮ったヒュー・ハドソン、製作およびナレーションが「世界残酷物語(w)」のガルティエロ・ヤコペッティ。DVDのクレジットは2011年となっていますが、同年にヤコペッティが死去しているので、追悼企画だったのかも?^^;

 私は80年代の中ごろに深夜のTV放送(邦題「グレート・ドライバー」)を録画したテープ(日本語吹き替え)で長年鑑賞しておりました。が、テープは劣化する、再生機が壊れるなどいろいろ問題があって、DVDで欲しいなぁ、とおもっていたわけです。

 内容は1950年代にワールドチャンピオン5回を獲得したアルゼンチン出身の伝説のレーサー、ファン・マヌエル・ファンジオの伝記映画です。
 公開当時(1977-78)のF1の映像を交えつつ、ファンジオが活躍した50年代と、彼がサーキットを訪れた1970-71年ごろの映像が巧みに編集されて、フロントエンジンの懐かしい50年代F1から、葉巻&ウェッジシェイプの1970年ごろ、そして70年代後半のウィングカーまで見ることができる、という内容でした。

 購入したDVDはPAL方式なうえ、イタリア語オンリーで字幕もありませんが、PCで再生しつつ、吹き替え版を繰り返し見ていたおかげでなんとか内容はつかめますw 
 どうも70年代後半の映像がかなりカットされているようですが、逆にTV版にはない映像もあって、とにかく画面に釘付けになりましたw

 作品中には、ファンジオが乗ったマシンとしてアルファロメオ158、メルセデスW196、ランチア・フェラーリD50、マセラティ250Fが登場します。
 そのうちアルファ158とW196、そしてD50は記録映像だけでなく、1970年ごろにファンジオが撮影用にドライブしたカラー映像(D50はモナコ市外コースを疾走、撮影当時60歳だったとは思えないアグレッシブな走り!)も含まれています。
 当時の記録映像にはファリーナ、アスカリ、モス、ホーソン、コリンズ、ゴンザレスなどが映っています。

 1970年代前半の映像では70年のモンツァと71年のモナコがあり、モナコはサーティースTS9の車載カメラによるモナココース(71年なのでまだピットレーンのない旧コース)の周回も見られます。
 マシンはマクラーレンM19、フェラーリ312B、マーチ711、ティレル001あたりがアップで登場。ドライバーもイクス、スチュワート、ロドリゲス、シファート、ヒル、リント、ハルム、フィッティパルディ、ピーターソン、セベールあたりが続々と(グレース・ケリーやワトキンス医師も一瞬w)
 雨のモナコを走るワイゼルのロータス72のスローモーションが美しいです。

 70年代後半は1978年のイギリスGPが冒頭にありますが、TV版でみた1977年の南アフリカやイタリア、78年の南アフリカはカットされているみたいです。
 これは権利かなにかの関係でカットされたのか、それともTV版で付け足されたものだったのかはわかりませんがちょっと残念。

 あと、もちろんレースの記録映画なので事故シーンも入っています。バンディーニ、シファート、リント、ロドリゲスのクラッシュが含まれていて、それと命はとりとめましたがイクスの炎上シーンもあります。1955年のル・マンの大事故もかなり大きく取り上げられていました。

 映画のクライマックスはファンジオが最後にチャンピオンを決めた1957年のドイツGPで、かなりの長尺でニュルブルクリンク旧コースでのデッドヒートを見ることができ、当時としては斬新だったと思われるピットストップ作戦が見所でしょうか。

 60年代の映像がほとんどないのが残念ですが、とにかくクラシックな昔のF1が好きなら見て損はない、すばらしい映画だと思います。なにせマイナーなのが残念っ

どこかで見たカバーアートっ [映画・読書]

 先日、古い荷物を調べていたら出てきた一冊のSF雑誌。
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 どこかで見たような表紙・・・「これってSPIのStarforceに似ている・・・てゆかそのままじゃ?」・・・と思ってよく見たら、当時のAmazingStoriesは発行元がTSRでしたっw

 そういえば当時、グレッグ・コスティガンの中篇とか載っていたような・・・20年以上前のことですっかり忘れていました。

 それにしてもこのイラストは秀逸です。これがあるのでStarforceのボックス版が欲しいんですよねー><

「ホビット:思いがけない冒険」鑑賞 [映画・読書]

 「ロードオブザリングス」を堪能して以来、期待していた「ホビット」の第1話「思いがけない冒険」を観にいってきました。私はあまり劇場へ映画を観にいくことはないのですが、今月は「007:スカイフォール」と重なって、久しぶりに一月に2回の劇場通いとなりました。
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 「007」もまぁまぁおもしろかったです。私的にはダニエル・クレイグの007はとにかく「カジノ・ロワイヤル」が超傑作なので、どうしてもそれと比べることになってしまって評価が厳しくなるわけです。
 ストーリー的にはボンドガールが弱い&悪役の動機付けが弱い、というふたつの欠点を感じましたが、絵的にはかなり満足がいく画面でした。
 というわけで「ホビット」です。原作はかなり以前に2回ほど読んだだけだったので、最近改訂版が出た原書房版の注釈つきホビットを購入し、久しぶりに再読してから劇場へ行きました。
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 文庫で上下2冊、全部で19章ある原作を3部作の映画にするということで、自分なりにエピソードの時間配分やどこで区切るかなどを予想して観にいったのですが、そのあたりはおおむね予想通りでした。
 原作をうまく活かして既読の観客をニンマリさせる演出も数多いですが、原作とは異なる部分ももちろんかなりありました。特に、原作ではほとんど描かれていない「ネクロマンサーvs白の会議」は、やはりそれなりに重要で、今後もたっぷり描かれるのではないかと予想しました。

 ネタバレになるのもあれなので、感想はこのくらいにしますが、帰宅しての印象は・・・

1:トーリンはかっこいい
2:原作を読んでいると、特定の登場人物の登場場面で「うぐぐ(*T-T)」となる。
3:ビルボが旅に出るための動機付けが原作と映画ではすこーしだけ違う。個人的には原作も映画もいいなと思うが、序盤でのガンダルフの態度はちょっと・・・、対照的に後半のビルボの心境変化は映画のほうがドラマチックでいい感じ。
4:映像的には「指輪」と同じ場所を映す際に角度を変えるなど工夫が随所に。2Dで鑑賞しましたが、ときおり3D視聴者を意識したであろう演出がわかってしまって微笑。戦闘シーンは劇場でみると動きが速過ぎてついていけず(涙。
5:エンドクレジットでゴラム役のアンディ・サーキスが第二班監督になっていてちょっとびっくり。

 こんな感じですた。映画をみるとゲームズ・ワークショップから出ているミニチュアが欲しくなりますね。

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