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Cathedral東京公演 [音楽]

 今日は妻と久しぶりにコンサートに行ってきました。
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 Opeth、Archenemyと並んで夫婦で大ファンのCathedral公演、場所は渋谷のクラブ・クワトロというライブハウスです。
 Cathedralは説明が難しいのですが、俗に「ドゥーム系」といわれる低いチューニングと重くてだるいリズムで名を馳せたメタルバンドです。が、実際の曲調はけっこう幅広くて、自分的には「ちょっと昔っぽいブリティッシュ・ロック」というイメージです。そういえばイギリスのバンドを見に行くのも久しぶりかも?w
 どうも巷の噂ではCathedralは活動を休止するようで、今回の来日は見納めになるかもしれない!ということになるかもです。当日はソルドアウトだったかは知りませんが、狭い会場とはいえなかなかの入りでした。Burrn!誌の記者O氏や我らがMasaItoh氏もいらっしゃいましたね。
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 開演前にはT-シャツも購入(汗。3種類販売されていましたが、夫婦で買った上の画像のタイプは我々のところで完売。明日からネット販売すると告知していましたが、とりあえずは滑り込みセーフでしたw。

 ライブは定刻どおり午後7時に開演、終演はたぶん8時40分前後だったかと思います。セットリストはたぶん以下のような感じ。前日の大阪公演と同じですねおそらく。
1:Funeral of Dreams
2:Enter the Worms
3:North Berwick Witch Trials
4:Midnight Mountain
5:Cosmic Funeral
6:Carnival Bizarre
7:Night of the Seagulls
8:Ebony Tears
9:The Casket chasers
10:Corpsecycle
11:Ride
--
12:Vampire Sun
13:Hopkins
 今日は実は渋谷に到着してから急に体調が悪くなって、序盤数曲はけっこうきつかったのですが、Night of the Seagullsのあたりで持ち直し、Ebony Tearsでだいぶ楽になって、あとは元気でしたw。ドゥームの良さというか「ストーニー」感覚は、ライブで体験すると「これだ!」と思うのかもですw。
 それにしても、お客さんはみんなけっこうちゃんと歌詞も覚えていて「みんな濃いなー」と思っていましたw。音響は序盤はもっさり感がありましたが、こちらも後半いい感じになり、堪能できたです。

 いいライブだったと思うのですが、これがもしかしたらもう見られないのかと思うと寂しいですねぇ。
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 終演後のステージ。こうしてみると狭い会場ですなw。

Opeth東京公演11/17 [音楽]

 11月17日、雨の降る寒い日でしたが、ライブハウス渋谷O-EASTに来日したスウェーデンのメタルバンドOpethの公演を観にいってきました。
 昨年の夏に続く来日で、おそらく近隣国の公演ついでの寄り道だったのかと思いますが、1枚のアルバムで2回の公演が楽しめて個人的には大満足です。会場はほぼ満員で、演奏は定刻の19:00ちょうどくらいに始まりました。
 Opethのライブを観るのは3回目ですが、今回は演奏もタイトだしサウンドも見事(PAコンソールのすぐ横で聴いていたというのもあるかもですが)で、ベストなんじゃないかと思います。ヴォーカルのミカエルはクリーンヴォイスとグロウルを使い分ける人ですが、特にクリーンヴォイスに艶と張りがあって、うまくなったなーという印象です。キーボードのペルさんが素晴らしいのはいつもですが、今回はさらにドラムのマーティンの手さばきが冴えていて、釘付けになりました。

 というわけで、当日のセットリストは・・・たしか・・・
1:Windowpane
2:Ghost of Perdition
3:The Lotus Eater
4:White Cluster
5:The Leper Affinity
6:April Etherial
7:Harlequin Forest
8:Hex Omega
-----アンコール-----
9:Burden
10:Deliverance
 という感じでした。ちょっと中間部の5~7あたりは曲順の記憶が曖昧ですけれど。演奏時間はだいたい1時間48分くらいだったと思います。いつもながら110分で10曲という大作ぞろいのセットリストですが、まったく飽きる瞬間がなく、感動的なステージでした。

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↑終演後のステージ風景

 終演後は(ミニチュアゲーム仲間である英国人のDavidに教えてもらった)渋谷にあるイングリッシュ・パブ「ホブゴブリン」でダークエールをいっぱいだけひっかけてから池袋に戻り、ライブの後にはいつもいく中華「らくらく」で角煮丼をいただきました。
 この角煮丼、ちゃんと皮もついてほろほろに煮てあり、たいへんおいしかったです。これで780円は安い!w 妻が注文した揚げ手羽先湯麺もおいしかった。「らくらく」は20年通い続けている中華屋ですが、上記は新メニューらしくいままで以上においしく満足です。
 この店は旧三越跡(現在は山田電気)の裏手、豊島区民センターに向かう小道の右脇にあります。そのすぐ近くの角っこにある小さなたいやき屋も、我々夫婦の大好物ですので、興味あるかたはあわせてどうぞw。

タグ:Opeth

The Story of Anvil-アンヴィル!~夢を諦めきれない男たちを鑑賞 [音楽]

 巷では、マイケル・ジャクソンの「This is it」が話題になっておりますが、夫婦揃ってメタル者の我が家としては、ミュージックドキュメンタリー映画といえば、やはりこちらでしょう。ということで、昨日吉祥寺に表題の映画を観に行ってまいりました。
 まずは結論、これ大傑作です。わずか80分程度の比較的短い作品ですが、ひとことでは語り尽くせない魅力がいっぱいの映画でした。

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 バウスシアターは吉祥寺駅北口の中央アーケード出口付近にある映画館で、ホビーセンター吉祥寺店の近くにありますw。当日は午後1時半からの回を観たのですが、客席は50人ほど埋まり、ミニシアターとしてはなかなかの入り。
 Anvilというバンドは1980年代から活動しており、アルバムを13枚も出している(そんなに出てるとは知らなかったですよw)ベテランですが、登場したタイミングが微妙だったせいかビッグヒットは出せませんでした。しかし彼らは普通の仕事をしながらバンド活動を続け、ブレイクする日をいまだ夢見ている、というのが映画の本筋。
 期待される若手だった1984年のスーパーロックフェスティバルの映像から始まり、ビッグアーティストの彼らへのリスペクトが語られ、それからバンドの日常と挑戦、そして失望がツアーの取材やメンバーの家族へのインタビューなどで綴られていき、最後にスーパーロック以来22年ぶりの来日公演であるラウドパーク出演の映像で締めくくられます。
 すばらしいのは、こうしたドキュメンタリー映画のツボを押さえた構成と編集、バンドリーダーであるリップスの飾らない正直さ(けっこうカワイイ)、彼ともうひとりのオリジナルメンバーであるドラマーのロブとの絶妙なコンビなどです。
 さらにバンドの故郷であるカナダのトロントや、レコーディングで訪れるイギリスのドーバーといった取材地の景色が素晴らしい映像で収録されています。

 監督はスピルバーグ映画「ターミナル」の脚本を共同執筆した人物で、かつて若いころAnnvilのツアースタッフをしていたことから、この企画を思いついたそうです。
 私事ながら、私は1984年のスーパーロックにも、2006年のラウドパークにも参戦したので、両方のAnnvilを生で観ることができました。そんなわけでこの映画に対する感慨もひとしおです。シンプルな作品ですが久しぶりにスクリーンの感動をたっぷり味わった一日でした。
 目頭を熱くしつつ(w)映画館を出ると、外には次の上映回の入場を待つ人がやはり50人くらい集まっておりました。受付では彼らの新譜CDとTシャツを販売していたのですが、残念ながらTシャツは売り切れ。そりゃ、こんな映画を見せられたらお布施のひとつもしたくなりますよねw。

 というわけで久しぶりのメタル話でした。帰りがけにホビーセンターでファンデーションカラー2色を補充したことを付け加えておきますw。

タグ:Anvil

Opeth東京公演8/27 [音楽]

 突然ですが、昨日は夫婦揃ってスウェーデンのロックバンドOpethのライブに行ってきました。
 ご存じない方も多いと思うので、Opethについて少し紹介しようと思いましたが、そのジャンルはというと、これが類似するバンドが他になくて説明が難しいのです。強いていえば、70年代風のブリティッシュロックサウンドと90年代以降のデスメタルを融合させ、メロディーと暴力性を多彩なアレンジと演奏テクニックで緩急をつけた楽曲にまとめあげた、というところでしょうか。いやはや、これでは何を言ってるかわかりませんねw。

 私たち夫婦は結婚前からお互いにいわゆる「Heavy Metal」と呼ばれるロックが大好きで、数年前までは2ヶ月に1回は欧州のバンドの来日公演に通ってましたが、最近はすっかり出不精になって、今年はまだ3月のArchEnemy公演に続く2回目です(そういえばGamesWorkshopのスタッフの方々にはなぜかArchEnemyファンが多いのが気になります^^)。
 さて、そのOpeth公演ですが建て直された赤坂Blitzで午後7時から始まりました。演奏曲は全部で11曲(たぶん)、終演は午後9時どんぴしゃでしたので、120分で11曲ということになります。そう、Opethの曲はなにしろ長いんですね。しかしその長さをまったく感じさせない演奏で、とてもとても満足したライブでした。
 夫婦で聞きたいねー、と言っていたナンバーはほぼ演奏してくれましたし、私個人は是非聞きたいと思っていた新譜からのナンバー"Lotus Eaters"が聞けたのがうれしかった。リーダーのミカエルも言っていましたが、この曲はその日が初演だったそうで、演奏の完成度は微妙でしたが、惜しかったのは一番肝心なキーボードソロの冒頭でミスが出たこと。残念でしたけど聞けただけでも満足かな。
 久しぶりに充実した2時間のロックを堪能しました。これで6000円は安いw。

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 帰宅後は疲労によりすぐに就寝^^; すっかり朝方人間になりました。
タグ:Opeth
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