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ハセガワ1/700 USSハンコックの製作(その1) [NavyVessels]

 最近、我が家のかなり古いバージョンのPhotoshopが不安定で、画像レタッチ作業が滞りがちで更新が遅れ気味です。そろそろ新しいのを購入しようかとも思っているのですが、機能が増える代わりに古いバージョンならではの軽さが損なわれるのでは、と心配でもあります。

 ともあれ、先日の赤城と大和に続き、またしてもウォーターラインシリーズの一作である、ハセガワが発売している空母ハンコックの製作を始めました。
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 ハンコックは米海軍が第二次世界大戦中に開発した「エセックス級」と呼ばれる航空母艦の一隻で、ネームシップのエセックスとともに1970年代にキット化されました。現在はヨークタウンとタイコンデロガがラインナップに加わり、4隻が発売されています。
 つまりこのハンコックはかなり古いキットなのですが、パーツを見る限りなかなか端正でいい感じのキットに思えます。これは今はなき石神井公園の模型店に長いこと在庫になっていましたが、いつのまにか消えていて、その少し後にやはり石神井に在住の知人からプレゼントされるという経緯で手に入れたキットです。おそらくその模型店から私の手まで旅してきたのだと思いますが確証はありません。いずれにせよ、Sinさんありがとうございます。
 エセックス級はなにしろ20隻以上も就役し、戦後も何隻かは改装を繰り返して1980年代まで現役でした。しかも日本軍の神風攻撃で大破し、その後現役復帰はせずに廃艦(実質的に撃沈に相当)となったフランクリンとバンカーヒルを除けば、その長い歴史上で損失艦ゼロという戦果を有します。
 戦後型はなかなかキット化されませんが、ベトナム戦争時のヴァリーフォージとかも作ってみたいところです。
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 エセックス級は船体の長さが2種類あって、最初に発売されたエセックスとハンコックはそれぞれ短船体型と長船体型となります。上の画像は船体と甲板のパーツで、長さの違いを表すために船体は艦首部分が別パーツになっています。当然、組みたてれば実際の艦では見えないはずの合わせ目ができるので、これをきちんと消せるかが課題となりそう。
 甲板は前後のエレベータまで一体成形ですが、下げた状態で組むことも可能なように、下がった状態のパーツも含まれています。
 また舷側のエレベータは別パーツなので、こちらは加工せずに下げた状態に組むことが可能です。

 今回は大きな改造はせず、そのままさらっと組んで、大型の米空母が持つ迫力を堪能しようと考えています。

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TAMIYA 1/700 戦艦大和の製作(その7) [NavyVessels]

 制作中のタミヤ1/700戦艦大和は、基本塗装を施した船体に上部構造物を取りつける段階へ進みました。
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 タミヤのキットはレイテ海戦の後、沖縄作戦で出撃するまでの状態を再現しているようで、レイテ作戦時の航空写真よりも舷側の機銃が増設されていますが、甲板の各所にちりばめられた単装機銃は再現していません。
 舷側の対空機銃座は甲板のパーツに穴を開けて取りつけるようになっているので、レイテ作戦時を再現する場合は、一部の穴を開けずに組みたてればよいと思います。
 それにしても、巨大な船体のほぼ中央に兵装や構造物が集中している様子が、組みたててみると強く感じられますね。
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 真上からの画像に続いて、斜め前方からの姿も撮影してみました。艦橋頂部と主砲、副砲の防水ブーツはフォーミュラP3のMenoth White Highlightという水性アクリルのアイボリーカラーを筆塗りしました。煙突頂部とマストにも同じP3の黒を塗り、甲板と船体はブラウンやブラックのエナメルウォッシュを施し、陰影を強調してみています。
 今回は張線もしないつもりなので、あとはキットに付属する零式水観と零式三座水偵を乗せれば完成ということになります。
 生まれて初めて製作した大和のプラモデルですが、写真や作例で見慣れた姿とはいえ、実際に作ってみるといろいろ発見もあり、やはり美しい戦艦だな、と感じました。

 赤城、大和と連合艦隊の主力艦を相次いでつくったので、次は外国艦をつくりたいなと考えています。

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TAMIYA 1/700 戦艦大和の製作(その6) [NavyVessels]

 ハセガワの赤城とほぼ同時進行で進めていたタミヤの1/700スケール戦艦大和は、基本塗装に続く組立ての仕上げ段階に入りました。
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 まず船体とは別に塗装しておいたブリッジ周辺の上部構造物と主砲を塗装途中の船体に乗せてみました。これだけでもけっこう迫力があってかっこいいのですが、艦尾の航空機甲板は塗装図によると船体とは材質が異なり、ゆえに異なる色だったように指定されています。
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 仮組みしていた上部構造物を外し、航空機甲板の部分に水性アクリルの明るいグレーを筆塗りしてみました。
 さらに波よけやホーサーリールといった甲板上の細かいパーツも水性アクリルのグレーを筆塗りで描き込んでみました。
 このあとは組立てを完了させつつ、さらに細かい塗り分けとウェザリングや,陰影の強調などを進めていこうと思います。

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