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TAMIYA 1/700 戦艦大和の製作(その1) [NavyVessels]

 先日の名取でちょっと艦船模型づいてしまい、いつかつくろうと以前購入していた同じタミヤ製の戦艦大和の箱を開けました。
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 おそらく我が国ではもっとも有名な戦艦のひとつであり、今日においても艦種としての戦艦では世界最大であろう大和級はプラモデル黎明期からたくさんのキットが発売されてきたかと思います。
 私も子供のころにやはりタミヤが出していた1/700の武蔵はいちど作ったことがあるのですが、大和は今日まで手を着けていませんでした。
 今回製作する大和は1990年代の終わりごろにリニューアルされたらしい新版で、タミヤのキットを網羅した本を見ると70年代の旧版とは甲板の木張部分の面積をはじめ細かいところが数多く修正されているようです。
 タミヤの大和はフィリピン作戦後に対空機銃が増設された最終状態を再現しているようです。上のタミヤ本では初代の大和はこのキットよりも両舷の機銃が少ないレイテ海戦のときを再現しているようですね。
 ちなみに姉妹艦の武蔵は両舷にも副砲がある新造時を再現していて、実は子供のときはそっちのほうが好きでした。いまは両方好きです。
 なおこのキットでは武蔵とコンバーチブルにするため甲板の裏から穴を開けて取りつけるようになっているので、両舷の機銃を前後両端のみ取りつければフィリピン作戦時にもできるようです。

 というわけで、さっそく作っていこうと思います。なお前回の名取は筆塗りで仕上げましたが、大和はさずがに船体が巨大なので、エアブラシをメインに使おうと思っています。
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 まず説明書を眺めて、どのような手順で組みたてるのがよいか検討してみました。で、おそらく構造物が密集している中央上部、および3基の主砲塔をまず組みたて、船体と上部構造物を別々に塗装してから貼り合わせるというのがよさそうだと判断しました。
 上の画像は左右貼り合わせの箱形艦橋と煙突を組みたてた状態で、この3パーツを合体させ、そこへ探照灯や高角砲、機銃、測距儀、マストといった小さいパーツを盛り上げていく感じになります。
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 そしてこちらが船体。大和というと上から視たときに後方の航空デッキが左右に張り出していて、ちょっと見るとホームベース型というか、艦首から徐々に拡がっていく船体が途中から左右平行となり、最後に艦尾ですとんとすぼまっているように見えるわけです。
 しかしキットの艦底パーツ(正確には喫水線部分)のシルエットを見ると、船体そのものは他の戦艦と同じく木の葉型の形状なのがよくわかります。この複雑な船体のデザインも大和の魅力のひとつかもしれないな、と感じました。それにしても太い船体です。

 今回は第1回なのでキットパーツを大まかに見ただけですが、次回からはまず艦橋と煙突を軸に、上部構造物を組みたてていきたいと思います。

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