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TAMIYA 1/700 軽巡洋艦名取の製作(その1) [NavyVessels]

 2月下旬から3月にかけていろいろと忙しく更新が2週間も滞っていました。
 その間、Kingdom Death:Monsterのミニチュアをいくつか組みたてたり、ウォーゲームのルールを訳したり、プラモデルを少しず製作したりはしておりましたが、ブログに書くほど題材がまとまっていない状況でした。
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 というわけで、どこから手を着けようかと思いましたが、とりあえず作り始めたタミヤのウォーターラインシリーズの一作である連合艦隊の軽巡洋艦「名取」を進めていこうと思います。
 名取は5500トン級という日本海軍では標準的な軽巡洋艦のひとつである「長良型」という形式の3番艦で、就役は大正11年とやや古いのですが、その優雅な船形を35ノットという高速で航行させ、15センチ主砲7門、魚雷発射管8門というなかなか強力な兵装を有して、水雷戦隊の旗艦として駆逐艦を引き連れて戦うことを想定していました。
 子供のころはこうしたデータはあまり知らなかったうえ、屈曲した煙突に高い鐘楼、三連装の巨大な砲塔こそ近代的な軍艦の姿と思っていただけに、直立する3本の煙突と単装の砲塔、小さな艦橋などから、あまり魅力を感じていませんでした。
 しかし、いまになってみるとこのスタイルはなかなかスマートですし、煙突の数が多いのは高速航行のためにボイラーをたくさん積んでいるからだ、と理解できます。少ないと思っていた戦艦大和などの屈曲煙突も、実は複数の煙突をまとめてあるだけだということも、後に知ったわけです。
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 タミヤのキットはシンプルな構成ですが組みたてやすく、スタイルも抜群です。
 1/700スケールの艦船は、いつもはパーツ毎にエアブラシなどで塗装してから完成させていたのですが、今回はほぼ組みたててしまってから筆塗りで仕上げる、という手法を試みようと思います。
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 上記の方針に従い、組みたてられる部分はどんどん接着していきました。上の画像の時点で煙突と艦橋、後部甲板などが取りつけられ、これで組み立て工程の1/3から半分くらいまでは進んだことになります。

 このあと手法や魚雷発射管、前後のマストやキノコ型の通気口といったパーツを取りつけ、さらにクレーンと艦載機、そして艦載艇とデリックなどを取りつければもう完成! ということになるかと思います。

Pinup Wet Nurseの製作(その5) [Kingdom Death: Monster]

 先日本体のペイントを仕上げたKingdom DeathのミニチュアPinup Wet Nurseのベースデコレートをしてみました。
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「デコレート」といってもかなり手抜きで、画像で見るとその適当ぶりというか未完成な感じが恥ずかしい限りではあります。
 いちおう狙いとしてはいろんな機関と液体がびしゃびしゃと散乱、的なイメージで、リキテックスのグロスポリマーメディウムにシタデルなどの水性アクリルカラーを混ぜたり、上から重ね塗りをしたりという感じで仕上げました。
 白赤茶に混じって緑の滴りを加えていますが、これは手に持っているプランジャーから漏れたもの。といっても、このプランジャーは先がラッパになっていることから考えて、実はなにかを「吸い取る」ための道具だよなー、とかいまさら気づいたりしてますが。
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 背後からもぱちり。前回の画像から特に変わったところはありませんが、アップで見ると細部の塗り分けをもっと丁寧にするべきだな、と反省しきりです。

 このゲーム、本体が手に入るのはまだけっこう先ですが、ペイントを待つミニチュアが手元にまだまだあるので、ちょっとずつ進めていこうと思います。

Pinup Wet Nurseの製作(その4) [Kingdom Death: Monster]

 なんだか最近、急にPCが重くて、Google Chromeも頻繁にフリーズするので、ブログの更新が面倒になって間が空いてしまいましたが、引き続き、Kingdomedeath:Monsterのミニチュア、Pinup Wet Nurseの製作を続けます。
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 先日、ストライプの入ったストッキングに挑戦しようとしたのですが、まだ技術的にかなり未熟さが目立ってしまったので、改めてダークブラウンの無地のストッキングとして描き直してみました。
 カラーは黄色みの入ったグレーをベースに、ブラウンのシャドウを入れ、さらにベージュっぽい色でハイライトを加えてみています。実際のストッキングは肌が透けているのですが、その場合は影になる部分が見る位置によって変化するため、立体の塗装でこれを再現するのはなかなか難しいようにも思います。
 今回は膝の裏や太腿の両側といった正面から見たときに影になる部分を重点的に、陰影をつけてみました。
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 後ろから見たところ。髪やワンピースの背中にも陰影とハイライトをつけていきました。ストッキングはちょっと古めかしいシーム(縫い目)を再現すべく、後ろの部分に黒い線を加えてみました。
 ベースはどうしようかちょっと悩んだのですが、プランジャーを持って妖しげなポーズをとっている
ことから、いろんな液体やら臓物くんやらをまき散らした感じを狙ってみようかな、と模索中です。

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