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Beyond the Wallの製作(その1) [Kingdom Death: Monster]

 先日のチーフテンに続いてAFVクラブ製のセンチュリオンをつくろうと思っていたのですが、ちょっとその間に、別のミニチュアフィギュアを作り始めてしまいました。
BtWall001.jpg
 これは「Kingdome Death: Monster」というボードゲームに使うミニチュアのコマのひとつです。このゲームはクラウドファンディングで製作されていて、ルールは英語、日本語版はありません。
 実はゲーム本体は所有していないのでどんなゲームなのかよくわかっていないのですが、どうもディストピアっぽいファンタジー世界で、モンスターと逆境を生き延びようとする人間の戦いを描いているようです。
 私が気になったのは、そのミニチュアの素晴らしさでした。ミニチュアはゲーム本体にもかなりたくさん同梱されているのですが、別売りの単体フィギュアを数多く発売されています。なかには限定品もあって手に入りにくかったりもするのが難点ですが、いずれも素晴らしい造形と、ちょっと大胆なポーズというか大人向けな設定が魅力です。
 ミニチュアにはレジン製のものとプラスチック製のものがあり、やはりレジン製のほうがモールドは繊細ですが、プラのモデルもかなり高精度で、さらにパーツの分割が巧みで、作りやすく無理のないキットに仕上がっています。
 というわけで、さっそく上の画像にある「Beyond the Wall」というモデルを製作してみます。
BtWall002.jpg
 このモデルはAyaという鎧を着た戦士です。Ayaには2種類のバージョンがあり、ひとつは剣と盾を構えて戦闘態勢になっている「Before the Wall」、壁を背にして立つ姿です。そしてこちらのモデルは「Beyond the Wall」壁の向こう側ということで、どうも苦戦の末に逃げて壁の裏に身を隠し、恐怖とともに迫り来る運命を待つ、という状況を描いているようです。
 モデルのベースはその壁を模したものになっていて、フィギュアのパーツは胴体、右脚、左脚、右腕、左腕、ランタンを持つ左手、胸部、胸甲鎧、首当て、左右の肩当て、顔、後頭部と13ものパーツに分かれています。
 これだけ細かい分割なので、鎧と身体に自然な隙間ができますし、胸の膨らみや手の指の造形、髪型などもかなり自由にモールドできるのかなと思います。
 問題はこのシリーズは組立説明書が付属しないため、各パーツをどこに、どの順番で接着していくか、パッケージの完成写真や付属のイメージイラストを眺めつつ、仮組みをしながら検討する必要があります。
BtWall003.jpg
 そこで、まず胴体と両脚、右腕を取りつけてみました。右手には剣を持っていますが、戦いの結果なのか、その刃は途中で折れてしまっています。
 両脚の装束はけっこう凝っていて、ショーツとスカートを履き、ニーハイっぽいストッキングの上にロングブーツを身につけています。ブーツの上端は折り返され、さらに革製らしい脛当てのようなカバーがベルト留めされています。
 付属のイラストを見ると、スカートは破れて太腿が剥き出しになり、ストッキングはところどころ伝線してしまっています。これを忠実に再現しようとすると、モールドはないので塗装で表現することになりますが、チャレンジですね。
BtWall004.jpg
 続いて上半身ですが、胸甲鎧の右のストラップが切れてしまい、左側に垂れ下がっています。鎧の下の襦袢も裂け、右の胸が露わになってやはり破れた下着が見えてしまっています。
 上の画像は左腕以外のパーツを組み立てたところです。左手はランタンを持ちながら外れかけた胸甲を押さえているのですが、ここはぜんぶ組み立ててしまってから塗装が可能かどうか、仮組みで検討する必要がありそうです。

 というわけで塗装の前に組立手順を考えるとともに、太腿や髪のところにパーツ同士の合わせ目ができてしまっているので、次回はこれを隠す作業を行おうと思います。

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