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TAMIYA 1/35 Chieftain Mk.5の製作(その7) [AFVs]

 制作中のタミヤ1/35チーフテンMk.5ですが、前回の転輪に続いて履帯の塗装を行いました。
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 ゴムタイヤを装着した転輪を有する戦車の場合、履帯の裏側にはゴムが擦れた跡がつくことが多いようですが、いつもはこれを履帯の基本色を塗った後から筆塗りで濃い色を重ねていました。そこで今回はちょっと違う手順を試してみました。
 キットの履帯は前回のチャレンジャー1と同じく焼き留めで固定するタイプでしたので、まず全体にソフト99のバンパープライマーを吹き、この段階で転輪のゴムが触れる部分を細く切ったマスキングテープで隠し、その上から履帯の基本色として、タミヤアクリルのカーキドラブを吹きつけました。
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 基本色の固着後にマスキングテープを剥がせば、パーツの成形色である黒っぽい部分がくっきり、というわけです。履帯の成形色が気に入らない場合は予め黒を吹いておくことになりますが、それだけ手間があまり変わらないので、どっちのやり方が正解とかいうことはないかと思います。いろいろ試してみたいなというところです。
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 履帯の表側はゴムパッドがついているので、いつものように筆でダークグレーを塗りました。この部分の塗装をきちんとマスキングしてエアブラシで行う方もいますが、その根気と丁寧さにすごいなぁと関心する次第です。
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 ともあれ、塗装後に瞬間接着剤で両端を固定しました。バンパープライマーを使うとこのタイプの履帯も接着可能となるのがありがたいです。渡しはソフト99の自動車用のスプレーを使っていますが、ガイアノーツやタミヤといった模型関連のメーカーからも似たような製品が出ているようですね。

 これで、転輪と履帯をシャーシの取りつけ、スカートを装着すれば足回りの基本工作は完了です。それから車体上部および砲塔のエッチングパーツ工作へ進もうと思います。

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