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タミヤ 1/35スケール チャレンジャー1の製作(その14) [AFVs]

 制作中のタミヤ1/35、チャレンジャー1は、実車の写真でみかける排気口からの煤汚れをどう再現しようかちょっと迷っているのですが、我慢できずに以前製作した同スケールのチャレンジャー2と並べてみました。
Challenger1_049.jpg
 右が制作中のチャレンジャー1で1991年の湾岸戦争参加時、左が2003年のイラク戦争に参加したチャレンジャー2です。両者の間には12年の歳月があるのですが、ぱっと見た感じでは差異の少ないバリエーションかな、という印象です。
 上から見るとエンジンパネルが若干異なるほか、砲塔の大きさがかなり違うのがわかります。これはチーフテンに増加装甲を着ける、というアイディアをそのまま採用した感じのチャレンジャー1に対して、砲塔部のスペースドアーマーをより入念に設計したチャレンジャー2、という違いでしょうか。主砲も口径は同じですが細部がやや異なっています。
Challenger1_050.jpg
 正面から見たところを比べるとけっこう印象が違います。チャレンジャー2では砲塔の面積だけでなく高さも増しているようにみえます。
 チャレンジャー2の砲塔正面についている白いパネルは赤外線に反応する見方識別装置で、夜間の誤射を防ぐ目的で装着されたようです。似たようなパネルが砲塔の側面および後面にも取りつけられています。
 チャレンジャー1より大幅に強化されいるのが照準装置らしく、フランス陸軍のルクレールほどではありませんが、砲塔上部には洗練された形状の照準、監視および暗視装置が装備されているのがわかります。
Challenger1_051.jpg
 側面形状の比較。車体の前面およびサイドスカートに装着されている増加装甲は両者とも基本的には同じものだと思います。チャレンジャー2では車体後方の排気口に大型のマフラーが取りつけられたのがわかります。
 チャンレンジャー1はMr.カラーのタンに色の素のイエローを混ぜた色で塗装し、チャレンジャー2のほうはたぶんタミヤアクリルのデザートイエローに白を混ぜたものを塗ったように記憶しています。
 これは、実際にこの2つを塗り分けていたということではなく、実車の写真から私個人が受けた印象を再現しただけです。たまたま光源の向きや時間帯による光の加減、あるいは天候の影響で、同じ色が違った色味に見えたのかもしれません。
 自分好みのカラーをみつけたり作ったりするのは楽しいですが、失敗して凹むこともあるので難しいです。

 ともあれ、チャレンジャーはほぼ完成という感じなので、引き続きイギリス戦車の流れでタミヤのチーフテンに取りかかるか、あるいは別のキットを製作するかちょっと考えているところです。

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