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mpc Snowspeederの製作(その9) [Star Wars]

 先日デカールを貼付したmpcのスノースピーダーにウェザリングを施してみました。
Snowspeeder31.jpg
 やはり反乱軍の兵器は汚すとそれっぽい雰囲気が急に出てくるような気がします。ウェザリングという技法は70年代には模型界ではすでに知られるようになっていたとは思いますが、プロップに大々的に用いられたのは新鮮だったかもしれません。
 もっともディズニーランドのようなテーマパークではすでに、雰囲気を醸し出すために外壁のランプから流れる錆や地面付近の苔などが描き込まれていたそうですけれど。
 それはともかく、今回はパネルライン付近をエナメルの焦げ茶で染みのように汚したほか、エッジ部分はドライブラシで塗装の剥げを、さらにスポンジや筆の先につけた塗料を叩くように乗せることで、昇降時に付着する汚れを再現してみました。また、ブラスターの砲口も剥げと煤汚れのような雰囲気を加えてみました。
 プロップの写真などを見ると、キャノピーにヒビが入っていたり、機体に被弾後のようなダメージ表現が施されていたりするのですが、今回はそこまではこだわりませんでした。
Snowspeeder32.jpg
 ほぼ完成した機体を横から見てみます。キットには、この状態で展示するための透明のスタンドが付属するのですが、バランスが悪いうえ、支柱の長さが不正確でうまく取りつけられなかったので割愛しました。
 そういえば、スノースピーダーで着陸脚がなく、このまま直に駐機しているように見えるのですが、どうなんでしょうね。ランドスピーダーのように常に半重力を作動させて浮いているのでしょうか。

 ともあれ、このmpcの古いキットを、手に入れた35年後にようやく完成させることができ感無量です。しかも予想以上に製作が楽しかったため、調子に乗って同社のタイファイターやR2-D2、C-3POなども手に入れてしまいました。
 エピソードVII公開にあわせて、バンダイの新作が店頭に並んでいるのに、なにを逆行しているのかと思わないでもないですが、古いキットも機会があればまたつくってみようと思います。

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