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ハセガワ1/700空母赤城の製作(その4) [NavyVessels]

 制作中のハセガワ1/700の赤城、作業を進める前に私が個人的に気に入っている舷側からみた
クローズアップを数点上げておこうと思いました。
Akagi014.jpg
 まず艦首。航空母艦の艦首部分はそれぞれに特徴のでるところでいつも興味津々なのですが、赤城は戦艦の船体の上に格納庫2段と飛行甲板を設えているので、艦首甲板と飛行甲板の間が大きく開いて、これを支える長い支柱が迫力あります。このキットのパッケージアートも艦首の迫力を強調したものになっているのは偶然ではないと思います。
 格納庫甲板の壁面も、後付け感がけっこうあって、映画「エイリアン」の怪物をかすかに思わせる湾曲具合もたまりません。
Akagi013.jpg
 艦尾側も艦首同様高い飛行甲板を支柱で支えていて素晴らしいです。この部分は艦載艇の格納庫となっていてクレーンも装備、さらに飛行甲板の裏面には軌条が施され、艦載艇をぶら下げて運べるようになっているようです。
 ハセガワは以前、1/350の赤城のキットで、飛行甲板裏面のトラス構造を別売りのエッチングパーツで再現して話題になりました。この1/700のキットにもやはり別売りのエッチング付飛行甲板が発売されていますが、さすがにものすごい作業の細かさと量なのでとりあえず今回はパスしました。
Akagi015.jpg
 そして今回、個人的に再注目ポイントなのが左舷の高角砲が装備された区画。艦首、艦尾の美しさは子供の頃から感じていましたが、この部分は今回のキットでより強調されているのではないかと思います。
 高角砲を装備するスポンソンは左右各舷で形状が違うのですが、左舷側は張り出したスポンソンの奥が広く再現され、よく見るとトラス構造の支柱が手前側と奥側に並んで列柱を形成しているのがわかります。
 こんなに奥行きのある形状だったんだ、と驚くと同時に、この部分が映画「スターウォーズ」に登場する帝国軍の戦艦やデススターの細部を彷彿とさせ、その工場のような建造物感にたまらなくそそられてしまいました。
 いやぁ赤城はほんとに美しく妖しい船ですね。

 というわけで、このあとは艦橋など甲板構造物を別に作りつつ、船体と飛行甲板を接着せずに、先の大和と同時進行で塗装段階へと進む予定です。

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