Airfix1/72 F-86F & Tamiya1/72 P-51D [WarBirds]
ほぼ同時製作だったエアフィックスのF-86FとMiG-15bis、そして以前製作したF-100Dと並べてみましたが、ちょっと悪のりで、今回もF-86Fと、そのさらに兄貴分である同じノースアメリカンのP-51Dを同スケールで並べてみました。
P-51の「P」はPursuiterの略でアメリカ陸軍航空隊で「戦闘機」を意味する語でした。第二次世界大戦後、米海軍と同じ「Fighter」に統一されたので、朝鮮戦争に参加した時点ではF-51と呼ばれていたようです。
上の画像は平面形を比べた状態ですが、ジェット機とレシプロ機の違いが如実にわかる一枚で、直線翼と後退翼、機首のレシプロエンジンと機尾のジェットエンジン、後脚三点姿勢と前脚三点姿勢など、対照的な要素が数多くあります。
その一方で、2パーツからなるスライド式キャノピーと風防はよく似ていますし、機首と翼端という違いはありますが、武装は12.7mm機銃6丁と火力の点ではほぼ同じです。
今度は斜め前からの比較。プロペラのあるレシプロ機とジェット機では機首がまっく違うわけですけれど、よく見ると、垂直尾翼はけっこう似ています。特に飛行安定性に大きく寄与していると思われる垂直尾翼前縁のドーサルフィンはP-51の改良型から装着されるようになり、これがF-86にも引き継がれたということでしょうか。
三点姿勢がP-51の機尾からF-86の機首へ変わったのは、ジェット機は離陸時に胴体と地面が平行になるほうがよい、ということらしいです。確かにメッサーシュミットMe262やグロスターミーティアもそうですね。もっともこれにも紆余曲折あって、英米ソではけっこう試行錯誤しているようではあります。
というわけで、1950年あたりを挟んで前後10年くらいの戦闘機が並ぶ展開になってしまいました。寒い時期が続いて模型製作もゆっくりペースになりがちですが、この次になにつくろうか思案した結果、またしてもF-86つながりで、航空自衛隊でも使っていたF-86Dセーバードッグなんかどうかな、と思っているところです。
P-51の「P」はPursuiterの略でアメリカ陸軍航空隊で「戦闘機」を意味する語でした。第二次世界大戦後、米海軍と同じ「Fighter」に統一されたので、朝鮮戦争に参加した時点ではF-51と呼ばれていたようです。
上の画像は平面形を比べた状態ですが、ジェット機とレシプロ機の違いが如実にわかる一枚で、直線翼と後退翼、機首のレシプロエンジンと機尾のジェットエンジン、後脚三点姿勢と前脚三点姿勢など、対照的な要素が数多くあります。
その一方で、2パーツからなるスライド式キャノピーと風防はよく似ていますし、機首と翼端という違いはありますが、武装は12.7mm機銃6丁と火力の点ではほぼ同じです。
今度は斜め前からの比較。プロペラのあるレシプロ機とジェット機では機首がまっく違うわけですけれど、よく見ると、垂直尾翼はけっこう似ています。特に飛行安定性に大きく寄与していると思われる垂直尾翼前縁のドーサルフィンはP-51の改良型から装着されるようになり、これがF-86にも引き継がれたということでしょうか。
三点姿勢がP-51の機尾からF-86の機首へ変わったのは、ジェット機は離陸時に胴体と地面が平行になるほうがよい、ということらしいです。確かにメッサーシュミットMe262やグロスターミーティアもそうですね。もっともこれにも紆余曲折あって、英米ソではけっこう試行錯誤しているようではあります。
というわけで、1950年あたりを挟んで前後10年くらいの戦闘機が並ぶ展開になってしまいました。寒い時期が続いて模型製作もゆっくりペースになりがちですが、この次になにつくろうか思案した結果、またしてもF-86つながりで、航空自衛隊でも使っていたF-86Dセーバードッグなんかどうかな、と思っているところです。
コメント 0