BAR Brandywine & Germantownを購入 [ウォーゲーム]
ここのところウォーゲーム的には18~19世紀前半くらいがいちばん興味のあるジャンルになっていて、先日はDoresden、Marengo、Quatre Batailles de Espagneといったナポレオン戦争を題材にした会戦級をひとしきり入手していましたが、今回はClash of Arms社のBattles from the Age of Reason(「理性の時代」の諸会戦:略してBAR)のひとつである「Brandywine & Germantown」を手に入れました。
BARはちょっと前に最新版のルールを個人的に訳したのですが、習得するのに少し時間がかかりそうなので、後回しにしていたシリーズです。今年はとにかく1つは手をつけてみたいと思っています。
そして本作、Brandywine &Germantownですが、ブランディワインとジャーマンタウンは日付も場所も異なる、まったく別の会戦で、これらを1セットにまとめてあるわけです。
というのも、2つの戦いは1777年の9月と10月、ほぼ1ヶ月しか間が空いておらず、アメリカ独立戦争のなかでは、イギリス軍が反乱軍の首都であるフィラデルフィアを占領する前後に行われた会戦、ということになります。
ゲーム的には、2つの戦いに参加した部隊がかなり重なるため、どうせなら1つにして出してしまおうということだったのかもしれません。
また、本作はシリーズ初のアメリカ独立戦争ものということで注目です。BARはもともと1756~63年まで行われた「7年戦争」を題材にしていて、独立戦争は時代的には重なるものの、欧州と米大陸では戦闘の様相も違うと思われます。よって本作はデザイン的にもチャレンジだったと思われ、2つのゲームがセットになっていることと併せて、COA社の野心作といえるのかも。
このゲームが発売されたのは2002年、その後再販されることもなく、現在ではメーカーには在庫がなく、ネットオークションや中古を扱うショップなどでもかなりの値段がついているいまやすっかり稀少品あつかいの作品でもあります。ところが昨日、友人に某所で適価で売られているという情報を入手。さっそく注文したのでした。
開封すると、シリーズルールに専用ルールおよび図表類、そしてカウンターシートが2枚と地図が6枚入っています。6枚の地図は実際にはフルマップ4枚とハーフマップ2枚で、Germantownがフルマップ2枚を使用、残る4枚はBrandywine用ということになります。いかにユニットカウンターを使いまわせるといっても、これはけっこう盛りだくさんといえるかも知れません。
戦闘序列一覧はこの当時はまだモノクロですが、英米それぞれ1枚ずつ両面印刷で、2つの会戦が裏表になっています。また、損害を記録するためのロスターシートも両会戦が裏表に印刷されていますが、なぜか米軍用が1枚なのに対して、英軍用が3枚入っていますw もっともこれらはいずれにせよコピーして使うので問題ではありませんけれど。
さて、これで我が家のBARは4作目から最新作の8作目までようやく揃ったことになります。このシリーズの1~3作目はそれぞれ7年戦争のコリーン、ツォルンドルフ、そしてロイテンの会戦を扱っていて、いずれも地図3~4枚の大規模な作品のようです。
我が家にある4作目以降はより多彩な感じで、独立戦争の会戦が2作(3会戦)、7年戦争が2作、オーストリア継承戦争が1作(2会戦)という組み合わせになります。
これらはプラハ(とあえていえばフォントノワ)以外は比較的登場戦力が少なく、プレーしやすそうな感じではありますが、なにぶんルールが複雑なので、ゆっくり習得しようと思います。
BARはちょっと前に最新版のルールを個人的に訳したのですが、習得するのに少し時間がかかりそうなので、後回しにしていたシリーズです。今年はとにかく1つは手をつけてみたいと思っています。
そして本作、Brandywine &Germantownですが、ブランディワインとジャーマンタウンは日付も場所も異なる、まったく別の会戦で、これらを1セットにまとめてあるわけです。
というのも、2つの戦いは1777年の9月と10月、ほぼ1ヶ月しか間が空いておらず、アメリカ独立戦争のなかでは、イギリス軍が反乱軍の首都であるフィラデルフィアを占領する前後に行われた会戦、ということになります。
ゲーム的には、2つの戦いに参加した部隊がかなり重なるため、どうせなら1つにして出してしまおうということだったのかもしれません。
また、本作はシリーズ初のアメリカ独立戦争ものということで注目です。BARはもともと1756~63年まで行われた「7年戦争」を題材にしていて、独立戦争は時代的には重なるものの、欧州と米大陸では戦闘の様相も違うと思われます。よって本作はデザイン的にもチャレンジだったと思われ、2つのゲームがセットになっていることと併せて、COA社の野心作といえるのかも。
このゲームが発売されたのは2002年、その後再販されることもなく、現在ではメーカーには在庫がなく、ネットオークションや中古を扱うショップなどでもかなりの値段がついているいまやすっかり稀少品あつかいの作品でもあります。ところが昨日、友人に某所で適価で売られているという情報を入手。さっそく注文したのでした。
開封すると、シリーズルールに専用ルールおよび図表類、そしてカウンターシートが2枚と地図が6枚入っています。6枚の地図は実際にはフルマップ4枚とハーフマップ2枚で、Germantownがフルマップ2枚を使用、残る4枚はBrandywine用ということになります。いかにユニットカウンターを使いまわせるといっても、これはけっこう盛りだくさんといえるかも知れません。
戦闘序列一覧はこの当時はまだモノクロですが、英米それぞれ1枚ずつ両面印刷で、2つの会戦が裏表になっています。また、損害を記録するためのロスターシートも両会戦が裏表に印刷されていますが、なぜか米軍用が1枚なのに対して、英軍用が3枚入っていますw もっともこれらはいずれにせよコピーして使うので問題ではありませんけれど。
さて、これで我が家のBARは4作目から最新作の8作目までようやく揃ったことになります。このシリーズの1~3作目はそれぞれ7年戦争のコリーン、ツォルンドルフ、そしてロイテンの会戦を扱っていて、いずれも地図3~4枚の大規模な作品のようです。
我が家にある4作目以降はより多彩な感じで、独立戦争の会戦が2作(3会戦)、7年戦争が2作、オーストリア継承戦争が1作(2会戦)という組み合わせになります。
これらはプラハ(とあえていえばフォントノワ)以外は比較的登場戦力が少なく、プレーしやすそうな感じではありますが、なにぶんルールが複雑なので、ゆっくり習得しようと思います。
BARのボックスアートは並べるひときわゴージャス。
やっぱCoA君の…ゲームを…最高やな!(NKN
by kotatu (2016-01-14 15:21)
>>kotatuさま
最近のBattaillesもだけど、グラフィックデザインやアートワークはもちろん、タイトルの書体まで個別にデザイナーがいるとか、力の入り方がすごいですよね。
これだけでもコレクションの価値あり、と勝手にいいわけですw
by さとう (2016-01-18 19:20)