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Eduard 1/72 Mig-15bisの製作(その1) [WarBirds]

 製作中のエアフィックスのセーバーが胴体および主翼の組立まで進んだので、今度はライバル機でもある同スケールのMig-15を作ろうと思います。メーカーはチェコのエデュアルド社製で、正確にはエンジンが換装されたMig-15bisを再現しています。
Mig15_001.jpg
 エデュアルドはもともとエッチング製のディテールアップパーツを開発している会社ですが、東欧メーカーの例に漏れず、インジェクションキットも発売するようになりました。いわゆる「簡易金型」キットなのですが、エデュアルドの場合は普通のプラモデルとほとんど遜色ないキットに仕上がっていて、説明書も親切です。
 それでも日米英あたりの大メーカーと比べると個性的なところも多く興味深いです。上の画像はキットのパーツの一部ですが、クリアパーツが中央から遠心的に湯を流す金型になっていたり、同社お得意の塗装済みエッチングパーツやマスキングシールが付属していたり、盛りだくさんな内容。
 マーキングもソ連空軍をはじめ、北朝鮮軍、東ドイツ軍、エジプト軍、キューバ軍と多彩です。母国のチェコ空軍仕様が入ってないのが不思議ですが、これは別キットで出しているのかも?
Mig15_002.jpg
 で、さっそく製作開始ですが、コクピットは座席部分をエアインテーク左右のパーツで挟む形状で、けっこう細かいモールドがエアインテーク内側に成形されています。
 この部分はけっこう細かくエッチングパーツが用意されているので、機内色のグレーを塗ったところでエッチングパーツを取りつけ、それから組み上げる手順になりそう。
Mig15_005.jpg
 その前にパーツ同士の合いを確認するべく仮組みをしてみました。東欧キットによくある仕様ですが、このキットもパーツ同士を合わせる際に基準となるダボ穴はついておりません。
 それでどうやって胴体左右をぴったり接着できるのか不安になったのですが、仮組みをしてみると、エンジンノズルの基部やコクピットのバルクヘッドなどが、胴体パーツの内側にぴったり嵌まり、それらのパーツが基準となって胴体が正確に接着できるように設計されていました。
 また、主翼の上下や垂直尾翼の左右といったパーツは動翼部分でぴたりと合わさるようになっていて、要するにダボ穴いらず、の設計になっています。これは新しい設計思想かも、とちょっと驚いた次第です。

 もっとも、実際に組んでみるとそこは多少調整しなくてはならない部分も出てくるのですが、エアフィックやハセガワとはまた違う手応えがとても楽しいキットです。

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