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Aspern-Essling(The Gamers)Ver3.0へのアップデート [ウォーゲーム]

 先日の無料ゲームMontebelloのカウンターと地図を自作した勢いで、同じNBSシリーズに属する既発の箱入りゲームであるAspern-Esslingも、自作カウンターで最新版へのアップデートを試みてみました。
AE005.jpg
 Aspern-Esslingは1809年にオーストリアへ侵攻したナポレオン率いるフランス軍が、首都ウィーン占領後の5月21~22日にドナウ河畔のアスペルン=エスリンク両村近郊で、王弟であるカール大公率いるオーストリア軍に激戦の末、敗北を喫した戦いを扱っています。
 フルマップ1枚でカウンター数も300ちょっとと比較的とっつきやすそうな内容ですが、NBSはなりが小さくてもけっこう時間がかかるのと、会戦全体を扱う状況設定ですと2日間におよぶ戦闘ゆえそれなりの規模のゲームにはなると思われます。
 さて、そのAspern-Esslingですが、付属のルールはVer2.1で、2007年に共通ルールがVer3.0にアップデートされた際に新版対応の専用ルールと、追加カウンターが公式サイトにアップロードされました。
 変更は主に共通ルールの更新に伴うバランスの変化に対応したものですが、新たなリサーチの結果を盛り込んだところもあるようです。たとえばモラン将軍の第3師団は配備位置が戦場から遠すぎたとして、まるごとオミットするよう指定されていたりします。
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 追加のカウンターをプリントアウトしたのが上の画像です。フランス軍に7個のユニットが追加されます。今回も1.0mm厚のイラストボードにスプレー糊で接着して、カットしてみます。
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 イラストボードの両面にプリントアウトしたカウンターを貼りつけ、外枠をカットした状態。左はVer3.0対応の専用ルールと損失記録シートのプリントアウト。
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 追加カウンターを1コマずつ切った状態。実はこのやり方は、皺にならずに綺麗にカウンターを作れる利点がある一方、ゲーム付属のカウンターよりわずかに小さくなってしまうのが難点です。
 ブランクカウンターに一コマずつ貼りつければ大きさは統一できますが、今度はどうやって接着すれば綺麗で効率がよいかという問題が生じるので、なかなか難しいです。
AE_003.jpg
 カウンターの入れ替え。下の7個が追加カウンターで、上に並べた2列はゲームで使用しないカウンターです。

 このようなアップデートはAspern-Esslingの1つ前に出たMarengoにも用意されています。せっかく共通ルールを翻訳したので、このあたりもぜひプレーしてみたいなぁ、と思っている次第です。

追記:
せっかく製作した追加カウンターですが、戦闘序列を整理していたら、1ユニットを除き製作したのと同じカウンターがすでに含まれてました。どこで付属していたものか、すっかり忘れてしまってました(汗
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