SSブログ

BULGE/SPIとAusterlitz/SPIのプレー(IMMELMANN3月例会) [ウォーゲーム]

 先週の土曜日はウォーゲームクラブIMMELMANNの月例会に参加しました。
bulge150307_001.jpg
 お題は特に決めていなかったのですが、ここのところナポレオン戦争やアメリカ独立戦争といった題材が続いていたので第二次世界大戦はどうでしょう? と提案されたまでよかったのですが、すぐプレーできる用意ができた短めの作品がなく、とりあえずと持参したのがSPIのBULGEでした。
 上の画像はセットアップ時。SPIのBULGEは1944年12月のアルデンヌ攻勢を1コマ1個師団、1ターン1日、1ヘクス8キロで扱ったシンプルなウォーゲームですが、「米軍ユニットの周囲3ヘクス以内にある橋梁はすべて破壊されているとみなす」とか、戦闘フェイズが1ターンに2回あって「移動前戦闘フェイズは任意、移動後戦闘フェイズは強制」、さらに「相互損害では除去された側より大きな戦力のユニットしかいない場合、多い側に損害が生じない」といったちょっと変わったルールが盛り込まれており、慣れるまでは少し難しいようにも感じます。
 もっともセットアップは固定で、最初の戦闘フェイズの組み合わせはほぼ決まっているので、初期配置の時点でいきなり悩んでしまう、といったような取っつきにくさはありません。
bulge150307_002.jpg
 ドイツ軍に与えられた勝利条件は敵ユニットの除去と盤外への突破です。除去したユニットの戦力値と、盤外突破したユニットの戦力値X突破地点の倍数を獲得できるのですが、除去されたドイツ軍ユニットのポイントは合計から差し引かれ、毎ターンサドンデス勝利、あるいは敗北のポイント数が定められているので、ドイツ軍プレイヤーにはかなりプレッシャーがあります。
 実際、ドイツ軍が勝利するのは絶対無理とまではいいませんが、けっこう難しく「何ターンまでゲームを続けられるか」といったところが目標になることもあるかと思います。
 上の画像は第1ターン終了時で、ドイツ軍は中央部に大きな突破口を開いていますが、米軍は青丸で囲んだ町を死守できれば西または北へ向かう橋を全部破壊できるので、悲観的になる必要はありません。
bulge150307_003.jpg
 第4ターン、ドイツ軍はバストーニュを落として南側から突破を計る感じです。実はこの前のターンにアメリカ軍は配置ミスをしたため、ドイツ軍はトロワポンの西側で北に突破するチャンスがあったのですが、米軍必死の反撃でなんとか食い止めたところでした。
 中央のドイツ軍に包囲された中央のウーファリーズは2回の攻撃に耐え(町は後退の結果を無視できる)、ドイツ軍の大突破を防いでいます。
 一方、ドイツ軍は南方の第7軍戦区に米軍部隊が残っているので、これを掃討して前線へユニットを送りたいところですが、ここは1/6の確立で米軍を除去できるものの、同じ確立でドイツ軍が壊滅し、そこでサドンデス負けになるかもしれない、という危険な地点でした。
 ゲームがここで終わったことから、上記の結果がどうだったかは察していただくことにして、ここまでのプレー時間はルールの確認をしつつでも1時間半というところ。
 久しぶりに対戦しましたが「何度も繰り返しプレーしたくなる」というかつての印象は変わりませんでした。また例会に持参しようと思います。

 当日はもうひとつのSPIカプセルゲームAusterlitzもプレーしたのですが、こちらは後日レポートします。

nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。