HASEGAWA 1/72 三菱F-2Aの製作(その6) [WarBirds]
ゆっくり進めているハセガワ1/72の三菱F-2Aは、ようやく基本塗装の工程に入りました。
今回もうっすらと影色を吹いてから基本色を重ねてみました。いつもは黒やグレーを使うところですが、F-2Aが濃淡2色のブルー迷彩なので、濃いほうのブルーを使ってパネルラインを強調してみました。
実機の写真を見ると、現用機の多くがそうなのですが整備の際にパネルを外すとその部分の塗料が剥がれ、その後リタッチをすると退色した古い塗料と新しい塗料で濃淡が生じているようです。
雨やオイルなどの汚れも溝に溜まるので、この「パネルライン影吹き」はこうしたウェザリングを総合的に解釈した手法なのかも・・・です。
実はもっとよいやりかたがある、のかもしれないので、今後もいろいろ試してみたいと思っています。
ともかく、基本色のブルーを吹きつけ。使ったカラーはMr.カラーの洋上迷彩専用色セット。F-2Aの塗料は光の当たり具合で赤みがかったり、緑味がかったり、淡いブルーに見えたりと難しい色なのですが、この専用色はそんな雰囲気をよく再現していると思います。
1/72スケールなので、機体下面のカラーは20%のホワイトを加えてみました。
続いて機体上面。陰影を強調してみようと、機体上面はホワイトを30%に増やしてみました。ちょっと明るくしすぎたかな、とも思いますが、できあがると、少し大げさなくらいのほうが見栄えがよい、とは思います。今回がどうかは、まだわかりませんけれど。
ちょっと塗膜が薄いように思ったので2度吹きしました。上の画像は昼間の自然光、この画像は夜のライトで撮影しているのですが、もう色味が違って見えますね。これは肉眼と写真でも違って見えます。
これはこの洋上迷彩に限らない現象ではありますが、色彩というのがいかに人間の網膜でつくられているかということかな、と思います。
最近「ツートンのワンピースが何色に見えるか」というのがちょっと話題になっておりましたが、あれも見えたままに感じているひとと、無意識に脳内でコントラストを補正しているひとが、同じ服をまったく異なる色として認識していて興味深かったです。
ミニチュアや模型のペイントでもたとえば白いシャツ、黒いコート、黒いタイヤなどをどう塗るかはとても難しい問題で、カラーは奥が深くておもしろく、やめられないなぁ、と感じる次第です。
今回もうっすらと影色を吹いてから基本色を重ねてみました。いつもは黒やグレーを使うところですが、F-2Aが濃淡2色のブルー迷彩なので、濃いほうのブルーを使ってパネルラインを強調してみました。
実機の写真を見ると、現用機の多くがそうなのですが整備の際にパネルを外すとその部分の塗料が剥がれ、その後リタッチをすると退色した古い塗料と新しい塗料で濃淡が生じているようです。
雨やオイルなどの汚れも溝に溜まるので、この「パネルライン影吹き」はこうしたウェザリングを総合的に解釈した手法なのかも・・・です。
実はもっとよいやりかたがある、のかもしれないので、今後もいろいろ試してみたいと思っています。
ともかく、基本色のブルーを吹きつけ。使ったカラーはMr.カラーの洋上迷彩専用色セット。F-2Aの塗料は光の当たり具合で赤みがかったり、緑味がかったり、淡いブルーに見えたりと難しい色なのですが、この専用色はそんな雰囲気をよく再現していると思います。
1/72スケールなので、機体下面のカラーは20%のホワイトを加えてみました。
続いて機体上面。陰影を強調してみようと、機体上面はホワイトを30%に増やしてみました。ちょっと明るくしすぎたかな、とも思いますが、できあがると、少し大げさなくらいのほうが見栄えがよい、とは思います。今回がどうかは、まだわかりませんけれど。
ちょっと塗膜が薄いように思ったので2度吹きしました。上の画像は昼間の自然光、この画像は夜のライトで撮影しているのですが、もう色味が違って見えますね。これは肉眼と写真でも違って見えます。
これはこの洋上迷彩に限らない現象ではありますが、色彩というのがいかに人間の網膜でつくられているかということかな、と思います。
最近「ツートンのワンピースが何色に見えるか」というのがちょっと話題になっておりましたが、あれも見えたままに感じているひとと、無意識に脳内でコントラストを補正しているひとが、同じ服をまったく異なる色として認識していて興味深かったです。
ミニチュアや模型のペイントでもたとえば白いシャツ、黒いコート、黒いタイヤなどをどう塗るかはとても難しい問題で、カラーは奥が深くておもしろく、やめられないなぁ、と感じる次第です。
2015-03-06 16:19
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