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タミヤ1/35 M1A2 SEP TUSK IIの製作(その13) [AFVs]

 M1A2の製作は車体のウェザリングを進めている段階ですが、エナメルカラーを使うことが多く、工程ごとに乾燥に少し時間をおきたい関係で、合間に兵士のペイントを進めておりました。
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 使用したのはマスターボックスのイラク展開時のアメリカ海兵隊員4体を含むキットですが、陸軍兵士として使おうと思いました。キットにはボディーアーマーの股の部分が含まれていなかったので、エポキシパテで自作してみました。
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 最近の米兵が着ている戦闘服は俗に「デジタル迷彩」と呼ばれるドットの集合のようなパターンがプリントされています。カラースキームには何種類かあるようですが、上の画像は米軍に納品しているメーカーが作っている一般向け商品で、汎用のグリーン迷彩です。イラクに展開していた部隊の画像をみると、おおむねこのパターンを着ていたようなので、そのものずばりでこれを参考に色味を決めました。
M1A2sepTusk2_038.jpg
 まず戦闘服の地の色とニーパッドやグローブ、ブーツとボディーアーマー、肌などのベース色を筆塗り。戦闘服のベースになるベージュはシタデルカラーのデネブストーン(たぶんもう絶版?ですが似た色はあるハズ)、ヘルメットやブーツはデネブストーンで下地を作ったうえにシタデルカラーのコマンドカーキを重ねました。
 肌色はいつものようにフォーミュラP3の肌色を何色か重ねて陰影をつけていこうと思っています。肌の色が違う兵士も含めてみました。武装は取りつける前に塗装するつもりなので接着しておりません。
M1A2sepTusk2_039.jpg
 迷彩色を重ねていき、顔や服の皺に陰影をつけ、ベルトやバックル、手榴弾などを塗り分けていきました。使った色は薄いグリーンがフォーミュラP3のクリクスベーンハイライト、濃いグリーンはターナー・アクリルガッシュのグレイッシュグリーンです。ドット風に見えるようにと思い、ベタっと塗らず、こするようにというか軽く叩くような感じで塗り重ねてみました。
 顔は肉眼でみたときはそこそこうまく塗れたと思ったのですが、画像で拡大してみるとまだまだ不満があります。もう少し調整したいと思います。
 武装は2名がM4カービン、1名がミニミを持つことにしましたが、キットの指定とはそれぞれの武器を持つ兵士を変えてみました。キットは海兵隊という設定なのでM4がこの2丁しか含まれておらず残りはM16になっています。イラクに展開していた陸軍兵士はほとんどM4を装備していたようなので、どうしようかと思案したあげく、残る1人は狙撃兵という設定にして、M16A4にスコープを装備したライフルを持たせてみました。

 これで残る作業は、戦車のウェザリングの仕上げ、真鍮線やマスキングテープを使って細かいディテールの追加、そして戦車と兵士を乗せるベースの製作・・・なのですが、こんなに作業が残っていて、本当に完成するのかと不安になってきましたw

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hajime

フィギュアは難しいですよねえ。
フィギュアが苦手な私は、だいぶ前に目を描いた時、ものすごいことになって思わず吹き出した事があります。
それでも車両だけでなくフィギュアを配するとぐっとスケール感が増すのでなるべく載せる様にしています。
デジタル迷彩は私の場合、きっとドット迷彩になってしまうと思います(爆)
by hajime (2013-02-08 18:21) 

さとう

>>hajime様
ミニチュアゲームのペイントも行う関係で、ずいぶんたくさんのフィギュアを塗りましたが、いまだにいろいろ勉強中です。デジタル迷彩はさすがに完全再現はちょっと無理なので、雰囲気だけでも描けたら、と思ってがんばってみました。
新しい迷彩パターンやカラースキームに挑戦するのも楽しいです。

by さとう (2013-02-10 01:29) 

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