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「ホビット:思いがけない冒険」鑑賞 [映画・読書]

 「ロードオブザリングス」を堪能して以来、期待していた「ホビット」の第1話「思いがけない冒険」を観にいってきました。私はあまり劇場へ映画を観にいくことはないのですが、今月は「007:スカイフォール」と重なって、久しぶりに一月に2回の劇場通いとなりました。
Hobbit01_01.jpg
 「007」もまぁまぁおもしろかったです。私的にはダニエル・クレイグの007はとにかく「カジノ・ロワイヤル」が超傑作なので、どうしてもそれと比べることになってしまって評価が厳しくなるわけです。
 ストーリー的にはボンドガールが弱い&悪役の動機付けが弱い、というふたつの欠点を感じましたが、絵的にはかなり満足がいく画面でした。
 というわけで「ホビット」です。原作はかなり以前に2回ほど読んだだけだったので、最近改訂版が出た原書房版の注釈つきホビットを購入し、久しぶりに再読してから劇場へ行きました。
Hobbit01_02.jpg
 文庫で上下2冊、全部で19章ある原作を3部作の映画にするということで、自分なりにエピソードの時間配分やどこで区切るかなどを予想して観にいったのですが、そのあたりはおおむね予想通りでした。
 原作をうまく活かして既読の観客をニンマリさせる演出も数多いですが、原作とは異なる部分ももちろんかなりありました。特に、原作ではほとんど描かれていない「ネクロマンサーvs白の会議」は、やはりそれなりに重要で、今後もたっぷり描かれるのではないかと予想しました。

 ネタバレになるのもあれなので、感想はこのくらいにしますが、帰宅しての印象は・・・

1:トーリンはかっこいい
2:原作を読んでいると、特定の登場人物の登場場面で「うぐぐ(*T-T)」となる。
3:ビルボが旅に出るための動機付けが原作と映画ではすこーしだけ違う。個人的には原作も映画もいいなと思うが、序盤でのガンダルフの態度はちょっと・・・、対照的に後半のビルボの心境変化は映画のほうがドラマチックでいい感じ。
4:映像的には「指輪」と同じ場所を映す際に角度を変えるなど工夫が随所に。2Dで鑑賞しましたが、ときおり3D視聴者を意識したであろう演出がわかってしまって微笑。戦闘シーンは劇場でみると動きが速過ぎてついていけず(涙。
5:エンドクレジットでゴラム役のアンディ・サーキスが第二班監督になっていてちょっとびっくり。

 こんな感じですた。映画をみるとゲームズ・ワークショップから出ているミニチュアが欲しくなりますね。

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