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マクラーレンM23&フェラーリ312T2 [RacingCars]

 さっそく先日製作したタミヤ1/20マクラーレンM23を、一昨年つくったハセガワのフェラーリ312T2と並べてみました。
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 '70年代は、'70年に登場したロータス72がもたらした「楔形ボディとサイドラジエター」というデザインによって、F1マシンの外見が大きく変化した時代だったと思います。'73年に登場したM23と'75年の312Tは、デザイナーであるゴードン・コパックとマウロ・フォルギェリによる、このコンセプトへの解答のようにも見えます。
 キットのM23と312T2は'いずれも76年の規則変更による先代のマイナーチェンジで、同じ年にチャンピオンを争ったマシン同士でもあり、私の世代には強烈なライバルとして記憶に残っております。
M2340_017.jpg
 比べてみると、M23は後輪のトレーリングアームを伸ばし、ドライブシャフトがギアボックスに直角でなく斜めになるほどロングホイールベースで操縦安定性を追求し、一方の312T2は横置きギアボックスと180度V12エンジンで、重心をとにかく低く中央に集めるというコンセプトのようです。
 空力的にはフェラーリのほうがやや洗練されているようにもみえますが、もちろん私は素人なので本当のところはわかりませんw

 '70年代のF1は、ロータス72とティレル001が印象的な'70~73年ごろまでの前期、今回の2台が代表的な'74~'77年くらいまでの中期、ほとんどすべてのマシンがロータス79に似てしまう'78~'80年の後期という感じで、デザインの印象が変わっていくように私には思えます。
 私個人は'50年代のフロントエンジン車も、'60年代の葉巻型も好きなので、今度はそういった時代のキットも作ってみようと思っております。

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