ダークエルフ・ケイバライトウォリアーの製作(その4) [ウォーハンマー40000]
製作中のケイバライトウォリアーは、まだベースと若干の細かいペイントが残っておりますが、概ね完成に近づいたところです。
今回は、個人的なテーマというかペイントの目標として金属色を丁寧に塗るというのを、密かに掲げていたのですが、実際の完成度はともかく、試行錯誤によっていろいろ学ぶところがありました。
各ウォリアーの肩と膝のアーマーは、シタデルカラーのティン・ビッツをベースにドワーフブロンズを重ね、シタデルウォッシュのバダヴブラックでシャドウ、フォーミュラP3のブラスボールズでハイライトを仕上げました。
気をつけたのはとにかく薄く、少しずつ塗ることです。私個人の感覚では、金属色というのはどんなに塗料自体が素晴らしくても、厚く塗ると筆ムラが生じて輝きが失われるように思います。かといってあまりに薄めたカラーを筆にたっぷり含ませてしまうと、今度は金属粒子が流れてしまうので、さじ加減が難しいです。
そこで最近は、とにかく筆につけるカラーの量を少なくする、という方法を試してみております。筆先に、ほんの少しだけカラーを含ませ、それをすばやく、できる限り薄く塗装面に伸ばしていくような感覚でしょうか。これはグリーンナイトのペイントの際にグラデーションを試みるとき気づいたもので、金属色にも使えるのではないかと思って試したわけです。
結果としては自分ではかなりいい感じ、という印象。ゴールド系はいつもは仕上げのハイライトにシルバーを使うのですが、今回はやっておりません。
シルバーで思い出しましたが、実はゴールドとシルバーは、ペイントの感触にかなりの違いがあるような気がします。シルバー系は基本的に隠蔽力が高いので、ベタ塗りで平滑に仕上がる反面、グラデーションの際に筆目が残りやすく、ブレンディングが難しいという印象。対してゴールド系は隠蔽力が低く、薄く塗り重ねないとムラムラになりますが、下地がうまく透けるので、多少雑に重ねてもいい感じにグラデーションが描けるように思います。
また最近、金属色を塗るときのポイントのひとつに、強いコントラスト、というのがあるような気がしています。金属色を使わないでメタリックを表現する「ノン・メタリック・メタル」という(かなり高度なw)塗装法がありますが、そこで重要なのは暗いところと明るいところの差をハッキリだすことだそうです。
これは実は、金属色を使う場合でもいえることかもしれないと思ったのがきっかけで、実際、たとえ金属色でもベタ塗りでは輝きがイマイチという気がします。今回は暗いところはほとんど黒に近く、明るいところはイエローに近いというように、明暗に差をつけてみたところ、ちょっとはいい感じに仕上がって、ホクホクというところですw。
ペイントがまだまだヘタクソな私がこんな講義めいたことをするのは恐縮なのですが、なかなか実際に手を動かしてのペイント法の実践は機会が少なく、上手なひとの技術を学ぶチャンスも多くないことから、なるべく具体的に、試行錯誤の過程を記述してみようと思ってのことです。ベテランペインターの方々に教えをいただきたいと、常々思っている次第ですー。
ダークエルダーは引き続き、ジェットバイクのライダーと、ウィッチの2ndスコードのペイントを進める予定です。まだまだバトルフォースの夏を満喫中~、というところでしょうかw
今回は、個人的なテーマというかペイントの目標として金属色を丁寧に塗るというのを、密かに掲げていたのですが、実際の完成度はともかく、試行錯誤によっていろいろ学ぶところがありました。
各ウォリアーの肩と膝のアーマーは、シタデルカラーのティン・ビッツをベースにドワーフブロンズを重ね、シタデルウォッシュのバダヴブラックでシャドウ、フォーミュラP3のブラスボールズでハイライトを仕上げました。
気をつけたのはとにかく薄く、少しずつ塗ることです。私個人の感覚では、金属色というのはどんなに塗料自体が素晴らしくても、厚く塗ると筆ムラが生じて輝きが失われるように思います。かといってあまりに薄めたカラーを筆にたっぷり含ませてしまうと、今度は金属粒子が流れてしまうので、さじ加減が難しいです。
そこで最近は、とにかく筆につけるカラーの量を少なくする、という方法を試してみております。筆先に、ほんの少しだけカラーを含ませ、それをすばやく、できる限り薄く塗装面に伸ばしていくような感覚でしょうか。これはグリーンナイトのペイントの際にグラデーションを試みるとき気づいたもので、金属色にも使えるのではないかと思って試したわけです。
結果としては自分ではかなりいい感じ、という印象。ゴールド系はいつもは仕上げのハイライトにシルバーを使うのですが、今回はやっておりません。
シルバーで思い出しましたが、実はゴールドとシルバーは、ペイントの感触にかなりの違いがあるような気がします。シルバー系は基本的に隠蔽力が高いので、ベタ塗りで平滑に仕上がる反面、グラデーションの際に筆目が残りやすく、ブレンディングが難しいという印象。対してゴールド系は隠蔽力が低く、薄く塗り重ねないとムラムラになりますが、下地がうまく透けるので、多少雑に重ねてもいい感じにグラデーションが描けるように思います。
また最近、金属色を塗るときのポイントのひとつに、強いコントラスト、というのがあるような気がしています。金属色を使わないでメタリックを表現する「ノン・メタリック・メタル」という(かなり高度なw)塗装法がありますが、そこで重要なのは暗いところと明るいところの差をハッキリだすことだそうです。
これは実は、金属色を使う場合でもいえることかもしれないと思ったのがきっかけで、実際、たとえ金属色でもベタ塗りでは輝きがイマイチという気がします。今回は暗いところはほとんど黒に近く、明るいところはイエローに近いというように、明暗に差をつけてみたところ、ちょっとはいい感じに仕上がって、ホクホクというところですw。
ペイントがまだまだヘタクソな私がこんな講義めいたことをするのは恐縮なのですが、なかなか実際に手を動かしてのペイント法の実践は機会が少なく、上手なひとの技術を学ぶチャンスも多くないことから、なるべく具体的に、試行錯誤の過程を記述してみようと思ってのことです。ベテランペインターの方々に教えをいただきたいと、常々思っている次第ですー。
ダークエルダーは引き続き、ジェットバイクのライダーと、ウィッチの2ndスコードのペイントを進める予定です。まだまだバトルフォースの夏を満喫中~、というところでしょうかw
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