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メッサーシュミットBf109E-3の製作 [WarBirds]

 土曜日は久しぶりにウォーゲームクラブIMMELMANNの例会に参加してきました。といっても午後からの出席だったうえに一部のゲームのユニットを忘れたりしたので、プレーしたゲームは恒例のAtlanticStormとファミリーゲームをもうひとつだけでした。しかしGCACWの最新作であるBattle Above the Cloudsや、Causcasus Campaignを観戦することができ、なかなか有意義でした。

 さて、プラモデル製作のほうはここまでのドイツ機つながりでメッサーシュミットBf109E-3を作りました。

Bf109E_01.jpg

 個人的に私は、ドイツ戦闘機のなかではBf109がいちばんのお気に入りでして、またBf109のなかではE型が一番好きで、さらにE型のなかではE-3にもっとも魅力を感じます。角張った主翼端とごつごつしたエンジンカウル、後のタイプより丸みを帯びたキャノピー、ライトブルーの面積が多いペイントスキームといったE-3型の特徴は、少年時代に「これぞドイツ空軍」というイメージを植え付けられたモチーフなので、ひときわ印象に残っているのだと思います。
 もっとも、このカラースキームは1940年の春から初夏までの短い期間だけで、バトル・オブ・ブリテンの最中に胴体側面にモットリングと呼ばれるインクスポット迷彩が施され、さらに1941年からは迷彩色も変わってしまいます。子供のころはこれこそ「ドイツ機を代表する塗装」と思っていましたが、実はそうでもなかったんですね。
 しかしそれでも、この塗装がドイツ空軍がもっとも勝利の絶頂にあった瞬間を象徴しているのではないか、とはいまでも思っています。

 キットはタミヤ製でスケールはいつものように1/72。製作にはまったく苦労することなく、Bf109の特徴である華奢な主脚もしっかりと取りつけることができました。塗装も後のドイツ戦闘機では必須となるモットリングもなく、マスキングテープで塗り分けることができ、スムースに製作できました。
 基本塗装のあとは油彩でスミ入れやウォッシングを施し、細部を筆塗りして完成です。マーキングはモットリング以前のペイントスキームとしてはもっとも有名なもののひとつと思われるアドルフ・ガーラント機を選びました。

Bf109E_02.jpg

 というわけでライバルのスピットファイアMk.1と並べてみます。スピード重視のメッサーシュミットと旋回性重視のスピットファイアは、やはり主翼をはじめ印象がだいぶ違います。おもしろいのはスピットファイアの搭載エンジンであるロールスロイス・マーリンは排気量27リッター、メッサーシュミットはダイムラーベンツDB601Aで排気量34リッターと、Bf109のほうが大きなエンジンを積んでいるのに機体が小さいことです。
 これはBf109が速度と上昇力を重視した結果なのですが、まるでスポーツ機のような「エンジンに翼が生えている」ようなデザインは、兵器としての評価はともかく、なにか潔い美しさがあるような気がします。

 それにしても、もともと好きな機体とはいえ、作っている途中でもますますこの機の魅力にとりつかれていくような気がしました。実はBf109E-3は1/48のキットもタミヤとハセガワで、さらにエアフィックスの巨大な1/24のキットも持っております。最近発売されたエデュアルドの1/32も欲しいような気がしますねぇw。そのうちBf109E-3ばかりつくる日が来るかもしれませんw。

タグ:Bf109E-3
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