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Ju87B-2の製作 [WarBirds]

 ここのところ仕事が忙しくてプラモデルなど作っているヒマはないのですが、それでも仕事の合間にちょこちょこと「息抜き」と称して手を動かしていたら、ひとつ完成してしまいましたw。
 これまで戦闘機ばかり作っていたので、ちょっと爆撃機もいいなと思って製作したのが、ユンカースJu87B-2スツーカです。
 この機体は美しい逆ガルの翼とそれとは対照的な無骨なシルエットが印象に残るドイツの急降下爆撃機で、ドイツ電撃戦の主役のひとつです。とはいっても性能的にはいまいちで、大戦後期には活躍の場がほとんどなくなってしまいました。

 キットはタミヤのパッケージで発売されていますが、中身はイタリアのメーカーであるイタレリ製品です。イタレリの航空機キットを作るのは実は初めてでした。スツーカというと昔のエアフィックスのキットのようなリベットがいっぱいついたイメージが私的にはあったのですが、イタレリのキットはよりスマートな印象です。
 塗装は大戦初期から爆撃機の標準スキームとなっていた折線迷彩で仕上げました。先日のFw190は雲形迷彩でしかも境界線が若干ボケ気味なため、型紙をつくって塗り分けましたが、今回は直線的な迷彩ですので、マスキングテープを使いました。カラーは今回もGSIクレオスのMr.カラーを使いました。

Ju87B_01.jpg

 機体下面のリヒトブラウRLM65>上面および側面のデュンケルグリュンRLM-71をペイントしてから画像のようにタミヤのマスキングテープを切ったり貼ったりしていきます。場所に応じて幅の違うテープを使ったり、鋭角なところはカッターで切ったりしました。

Ju87B_02.jpg

 マスキングの上からシュバルツグリュンRLM-70を吹いてテープを剥がせばこのとおり、です。いつもはここで細部を塗り、デカールを貼って完成なのですが、今回は少し使い込まれた感じにしたいと思い、油彩を使って汚し塗装とスミ入れをほんのわずかですが施してみました。
 このカラースキームはかなり暗い色彩なので、もう少し明るめに仕上げてもよかったかなと思いましたが、戦争初期の「恐怖のドイツ空軍」の雰囲気はでてるかなとも思います。
 1/72スケールの場合は、キャノピーの窓枠はフリーハンドの筆塗りなのですが、今回は先日購入したヘッドルーペを使った結果、仕上がりが目に見えて向上しました。

Ju87B_03.jpg

 ウェザリングとデカール添付が終わった状態。これでいちおう完成なのですが、よくみると排気管を塗るのを忘れていますね^^;。
 いつものように1/72ならではの大きさ比較ということで、同じドイツ軍のBf109と並べてみました。

Ju87B_04.jpg

 メッサーシュミットはもともと比較的小さい戦闘機ではあるのですが、それでも並べてみると別のスケールかと思うくらい大きさが違います。これでエンジン性能は同程度なのですから、スツーカが鈍足なのも頷けます。
 私は戦闘機も好きですが、急降下爆撃機とか雷撃機のような小型の攻撃機も好きなので(大型機も好きです、ってぜんぶかw)、今後も作っていくかもしれないです。
 ジェット機も作りたいし、リクエストがあった米陸軍機も・・・夢は膨らむばかりです~。
 
タグ:Ju87 スツーカ
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