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二式単座戦闘機の製作 [WarBirds]

 九七戦、一式戦と続いた1/72スケールの日本陸軍機ですが、順当に二式単座戦闘機「鍾馗」も完成しました。

shoki01.jpg

 キットはハセガワ製で、できあがってみると実機よりも少し胴体後部の絞り込みがきつい気がしますが、シンプルで作りやすい機体です。
 ペイントは銀塗装にしたかったのですが、キットには銀塗装用としては体当たり部隊である震雷飛行隊のデカールしか入っていなかったので、国籍マークだけ使用して大分基地に着陸した所属不明機をモチーフとして部隊記号などは一切いれませんでした。
 機体の銀は、隼ではアルクラッドを使ったので、今回はGSIクレオスのスーパーアイアンを試してみました。銀の発色を考えて黒サフを吹いたのですが、サフのムラがそのまま浮き上がってしまったところもあったりで、ちょっと失敗。銀塗装は下地がほんとうに重要だな、と再確認した次第です。
 プロペラと主翼前端の味方識別帯はシタデルカラー、動翼の張布部分はタミヤアクリルをそれぞれ筆塗りしました。画像では最後にアンテナ支柱を付け忘れてます^^;。

shoki02.jpg

 二式単座戦闘機は同じ「二式」に復座の屠竜があるので、わざわざ「単座」を加えて二式単戦と呼んだりするようです。大きなエンジンと小さな翼で高速、高上昇力を追求し、対戦末期には調布や成増などの飛行場に配備され、B29迎撃に従事しました。
 こうして一式戦と比べると胴体の太さ、翼の小ささがよくわかります。また、水平尾翼がかなり前方についているのも特徴で、これは後の四式戦にも引き継がれたようです。

 さて、このまま陸軍機の製作をすすめるとなると、次は日本軍唯一の液冷戦闘機である三式戦「飛燕」ということになります。キットもすでに購入済みなのですが、ここのところ量産を重視してやや製作が雑になっているような気がするので、次はじっくり取り組んでみたいと思っております。
 それにしても銀塗装の陸軍機をずらりと並べるのはなかなか壮観だろうなぁ、と考えている次第ですが、そのうち飽きて海軍機や外国機をつくってしまうかもしれませんw。
 それにしても1/72スケールは、ディテールアップや塗装にこだわることもできるし、こうしてシンプルにどんどん完成させていく楽しみもあるしで、なかなか奥が深いなぁ、と思いました。

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