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64門戦列艦アガメムノン号の製作(その4) [Trafalgar]

 リギングに激しく時間がかかったので、その日は製作はそこまでとし、翌日シュラウドと旗類を取りつけ、なんとか我が艦隊初の戦列艦が就役いたしました。アンダーコート時に破損した三角帆は結局とりつけないことにしました。当時の帆船はスピードや風に対する艦の姿勢を帆の張り方を変えることで調節していたので、1枚帆が多かったり少なかったりしてもとくに問題はないと思った次第です。特に艦首の三角帆と艦尾のスパンカーは艦の進行方向を維持するため、頻繁に張ったり畳んだりしていたようですので、作業中です、ともいえるかもしれませんw。

agamemnon11.jpg
agamemnon12.jpg

 先日も申したとおり、シュラウドはリギングが干渉して取りつけにくかったのですが、なんとか強引に接着しました。こうしてみるとさほど違和感はないようで一安心です。
 シュラウドは各マストにつき、左右のチャネル(舷側の張り出し)から戦闘楼(ファイティングトップ:マスト下部の平らなところ)までと、戦闘楼からクロスツリー(さらに上の平らなところ)まで張られているわけですが、Trafalgarのルールブックには、上半分は組みにくいし省略可とかかれています。
 私も最初は省略するつもりだったのですが、思い切って全部とりつけてみました。リギングの時も思ったのですが、とにかく左右に突き出たヤードと帆が作業の邪魔になるんですねー。すごく細くて刃の薄いハサミと細長いピンセットが欲しくなりましたw。

 旗はメインマスト頂部のペナントが艦隊旗で、トラファルガー海戦にあわせてホワイトエインサインです。艦尾のスパンカ後部にはリギングに使用した黒糸を張って、英国旗を張りました。
 帆船は風を後ろから受けて進むことが多いので、旗が艦首に向かってなびくのですが、風を切って進む乗り物を見慣れている我々としては、慣れるまでちょっと戸惑いますねw。

 ちなみに画像の段階ではまだなのですが、この後リキテックスのサテンバーニッシュをベースの海面に筆塗りして完成させております。

 ともあれこれで1隻完成、作業がたいへんだっただけにすごい達成感があります。ウォーハンマーのときのように一気に艦隊を製作するのではなく、時間を見つけては1隻1隻、じっくり作っていこうと思っています。完成を急いで慌てると失敗しそうですし、なぜか帆船模型には「ゆっくりたっぷり楽しみたい」という気持ちを起こさせるなにかがあるようですw。

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スノット

 早速1隻竣工ですね。
 メタルの帆は厚みがありますが、ロープのディテールが良い雰囲気ですね。
 戦っているところを早くみたいです。
by スノット (2009-09-07 23:30) 

t-satoh

>>スノットさん
 帆は風をはらんで膨らんだモールドになっているので、画像でみるとよけいに厚みがあるように感じますねー。エッジの部分を薄々攻撃でシェイプアップしたりすると、もっと布の感じが出るのかもしれないです。
 製作の苦労を思い出すと、まだちょっとエッチングの帆に手を出すのは早いかなと思っておりますw。
 1隻ずつ完成させて、その都度スキルアップしていければいいなぁと思っている次第ですので、ゲームはもう少し先になるかもしれないですが、私自身もこれらの船が戦うところを、実ははやく見たいです^^。

by t-satoh (2009-09-08 00:30) 

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