64門戦列艦アガメムノン号の製作(その3) [Trafalgar]
前回に引き続き、Trafalgarで使用する1/1200の帆船ミニチュア、H.M.Sアガメムノン号の製作です。土曜日に所用で出かけたついでに池袋のキンカ堂に立ち寄って、ナイロン製とポリエステル製のミシン用糸を買ってきました。
まずペイントの終わった船体にマストを接着し、いよいよリギングの開始です。リグにはマストを支えて構造強度を増すためのスタンディングリグと、ヤードを操作するためのランニングリグの2種類があるのですが、Trafalgarのルールブックには「ランニングリグは激しく面倒なので省略してもいいよ、てゆかオレはしたw」というようなことをデザイナー氏が書いております。
なので、とりあえず糸は黒と薄茶の2色を購入したのですが、まずはスタンディングリグだけを施したいと思います。スタンディングリグに使用するロープはタールが塗ってあったので、糸は黒で決まり。糸は綿は毛羽立つのでダメで、合成繊維がよいとのことでした。というわけで、購入したナイロン糸とポリエステル糸のうち、今回はナイロン糸を試してみます。
上の画像はスタンディングリグを施したアガメムノン号です。リグの取りつけ方はルールブックにも、LangtonMinitureの解説書にも載っているのですが、ルールブックの方は糸張りは少し簡単ですがマストにドリルで穴開けする箇所が多く、解説書の方は穴は少ないですが各所で糸を結ぶため手間はかかるような気がします。今回は解説書のやり方で張りました。
こちらは違う角度から見たアガメムノン号。リギングは楽しかったのですが、初めてということもあってとにかく作業が大変で、リギングだけで6時間もかかってしまいましたw。
さらにやっと完了と思ったところで問題発生。手順としてはこの後、マストの支えとなるとともに水兵がマストに登る足場となるシュラウドを取りつけなくてはいけないのですが、私がリグを取りつけるためにギャングウェー(甲板の柵というか手すりですね)に開けた穴の位置が、シュラウド取りつけの邪魔になる場所だったのです。
シュラウドは船外舷側のチャンネルと呼ばれる台座から各マストの戦闘楼へ伸びているので、シュラウドより内側になるリグは、それを避けて取りつけなくてはいけなかったんですね。
これはしまったと思いましたが、ルールブックの作例を見ると、同じような工作をしている船の画像があって、けっこう無理矢理シュラウドをとりつけておりましたので、がんばってみることにします。次の船を製作するときは、この反省を活かして、ちゃんとギャングウェーの穴をチャンネルを避ける位置に開けなくては、です^^;。
ランニングリグを省略することにしたので、シュラウドを取りつけたら船体をエポキシ接着剤でベースにとりつけ、ベースに筆塗りでサテンバーニッシュをかけて、最後に旗類をとりつければ完成ということになります。
ベースに艦名をプリントした紙を貼り付けようかなと計画中ですが、これでやっと1隻。スタートセットの残り3隻が完成するのはいつのことでしょうか。はやくゲームしてみたいんですけどねー。
まずペイントの終わった船体にマストを接着し、いよいよリギングの開始です。リグにはマストを支えて構造強度を増すためのスタンディングリグと、ヤードを操作するためのランニングリグの2種類があるのですが、Trafalgarのルールブックには「ランニングリグは激しく面倒なので省略してもいいよ、てゆかオレはしたw」というようなことをデザイナー氏が書いております。
なので、とりあえず糸は黒と薄茶の2色を購入したのですが、まずはスタンディングリグだけを施したいと思います。スタンディングリグに使用するロープはタールが塗ってあったので、糸は黒で決まり。糸は綿は毛羽立つのでダメで、合成繊維がよいとのことでした。というわけで、購入したナイロン糸とポリエステル糸のうち、今回はナイロン糸を試してみます。
上の画像はスタンディングリグを施したアガメムノン号です。リグの取りつけ方はルールブックにも、LangtonMinitureの解説書にも載っているのですが、ルールブックの方は糸張りは少し簡単ですがマストにドリルで穴開けする箇所が多く、解説書の方は穴は少ないですが各所で糸を結ぶため手間はかかるような気がします。今回は解説書のやり方で張りました。
こちらは違う角度から見たアガメムノン号。リギングは楽しかったのですが、初めてということもあってとにかく作業が大変で、リギングだけで6時間もかかってしまいましたw。
さらにやっと完了と思ったところで問題発生。手順としてはこの後、マストの支えとなるとともに水兵がマストに登る足場となるシュラウドを取りつけなくてはいけないのですが、私がリグを取りつけるためにギャングウェー(甲板の柵というか手すりですね)に開けた穴の位置が、シュラウド取りつけの邪魔になる場所だったのです。
シュラウドは船外舷側のチャンネルと呼ばれる台座から各マストの戦闘楼へ伸びているので、シュラウドより内側になるリグは、それを避けて取りつけなくてはいけなかったんですね。
これはしまったと思いましたが、ルールブックの作例を見ると、同じような工作をしている船の画像があって、けっこう無理矢理シュラウドをとりつけておりましたので、がんばってみることにします。次の船を製作するときは、この反省を活かして、ちゃんとギャングウェーの穴をチャンネルを避ける位置に開けなくては、です^^;。
ランニングリグを省略することにしたので、シュラウドを取りつけたら船体をエポキシ接着剤でベースにとりつけ、ベースに筆塗りでサテンバーニッシュをかけて、最後に旗類をとりつければ完成ということになります。
ベースに艦名をプリントした紙を貼り付けようかなと計画中ですが、これでやっと1隻。スタートセットの残り3隻が完成するのはいつのことでしょうか。はやくゲームしてみたいんですけどねー。
ご無沙汰しております。
先日、Sin様と某所にて対面し、Trafalgerの件を耳にし、ちょっと興味を持っているところです。私は今、1/2000スケールでトラファルガーを行うべく、艦船の建造作業中ですが、t-sato様のブログを見ているうちに1/1200の帆船も作りたくなってしまいました。
とりあえず、ルールを注文したところです。近いうちに船も発注しそうです。(^^;
by SADA (2009-09-07 08:13)
を、無事1隻竣工ですね~
僕の方はまだ全く手を付けて無いので、色々ご指導お願いします~
by Sin (2009-09-07 08:22)
>>SADAさん
ををいらっしゃいませ、お久しぶりですー。Sinさんからお会いすることはうかがっておりました。今後ともよろしくお願いします。
1/2000も手頃なスケールでよさそうですね。1/1200はミニチュア1隻1隻の模型としての完成度も高く、手間はかかりますが集める>製作する>ペイントする、のすべてを十分に堪能できるスケールかな、という気もしております。
もっともこのスケールでトラファルガーをやるとなると、製作日数も費用もいろいろ大変なことになるので、「いずれは~」と考えつつじっくり取り組んでいく予定です。
Trafalgarのルールは既存の帆船ゲームと比べるとかなりシンプルで、どなたでも楽しめそうです。ものたりなかったら、もっと複雑なシステムもありますけれど、当面はTrafalgarを遊んでみようと思っております。
>>Sinさん
最初の1隻だったので、とにかく製作には苦労しましたが、完成時にはかなりの達成感が得られました。少しだけ時間を空けてから2隻目に取り組む予定ですので、焦らずじっくりいきましょうー。
近いうちにペイント会やリギングセミナーをやるのもいいかな、と思っております。
まずはお互いに4隻完成させてから、遊んでみることを当面の目標にしたいと思っておりますー。よろしくお願いします。
by t-satoh (2009-09-07 12:25)